2004-03-08  あすは差し歯のプレゼン

今日,差し歯の治療をする歯科医院に予約を取り付けました。第1回目の治療はあすの午前10時に決まりました。いやー,なんだか緊張してきましたよ。だってここで失敗したらすべての計画が水の泡と化します。「イケてる30代」への野望が崩れ去ってしまうのです(なぞ)。

さて,さきほどMS-Excelで自分の歯牙治療の経歴を作成してみました。歯1本1本いつどこでどんな治療をしたのか記した資料を用意したのです。(下図)

私の治療履歴

病院に行く前に,わざわざ資料を作る人は珍しいかもしれません。でも考えてみてください。初日にいきなり本番の差し歯が入ってしまうことは,21世紀の今日まずありません。最初は「打ち合わせ」です。打ち合わせに必要なものといったら,なんでしょう。そうです「資料」がいるのです。センセが資料を準備するのは当然ですが,患者が資料を用意するのも当たり前なのです。

とりわけ歯の治療というもの,センセとどれだけ意思の疎通ができたかで結果が大きく変ります。患者が自分自身の経歴,治療の目標をセンセに提示(プレゼンテーション:<英>presentation)できなければ失敗するものなのです。センセは超能力者でも魔術師でもありません。私の過去なんか知らないし,どういう思いで治療に望むのかも知りません。それを分かってもらうためには,説得力のある材料が必要なのです。

センセだって人間です。センセから「この歯はいつ頃,治療したのですか?」と尋ねられて,「えっと5年前だったかな10年前だったかな。ワカラナイ」と答えていたのでは,「この人って頭弱いな。頭の弱さ6ピコ朋ちゃんくらい(なぞ)」と舐めてかかられてしまいます。しかし,びしっと時系列に整理された治療経歴を提示されたらどうでしょう。「この人,適当に処置したらヤバイ」くらいの印象を与えることができるはずなのです。

自己主張の重要性が叫ばれる昨今,差し歯の治療とて例外ではありません。私はあすセンセと,「差し歯のプレゼン」の場で最初の対決に挑むわけですが,絶対に勝ってみせます(ふめい)。みなさんも応援してください(再三ふめい)。

【追記 5 APR 2004】 その後,待望の差し歯が入りました。生々しい差し歯画像は「最近の出来事 #2004-0409-01 差し歯入りました」にあります。