2004-03-09  オラオラまにあ―Alpha3―

一部の特殊な人(なぞ)に大好評の「オラオラまにあ」,今日はAlpha3を公開します。

音声のダウンロード

「俺のホムペ」はヴァーチャルY兄貴が自己紹介するお話です。いわば「オラオラまにあ」の第1話に相当します。以下,原稿です。

俺のホムペ

うっす,俺は二代目ヴァーチャル兄貴。ヴァーチャルY兄貴って呼んでくれオラオラ。 このホムペでは俺の私生活を公開している。オマエらが俺のホムペで楽しんでもらえたら俺は嬉しいし,これから続けていく活力にもなると思う。 俺に興味をもった奴は遠慮なくメールしてくれ。でもよ,マトモな奴に限るぜ。根性ねー奴,ブサイク,キモイ奴はぶん殴るからな。分かってるよな?オラオラ,オラオラっ。

Alpha3で取り組んだこと

Alpha1-2での発音が不明瞭だったのを反省して,Alpha3ではとくに発音とアクセントに気をつけて収録してみました。しかしアタックが強すぎる個所があったり,高周波ノイズが紛れ込んでいる個所があったりと満足のいく仕上がりにはなりませんでした。

Alpha3では同じ原稿を3回読み上げて,各々の収録ごとに使えそうな部分をコンピュータ上で合成する方法を取り入れました。どうもこの方法はイマイチのようです。組み上げた音声を聴いてみると,読み上げる速度が不安定で不自然なのです。原因は,原稿も時間配分も同じなのに私の読み上げる速度が毎回,違ったからなのですが,いまのところこれが私の能力の限界です。

また後で継ぎ接ぎできるという安心感から,つい手を抜きがちになってしまいました。一度で仕上げる気持ちで読み上げないと,完成度の高い仕上がりにはならないようです。

仮想人物エミュレーションの心的負担

ヴァーチャルY兄貴は「華原朋美エミュレーション・バージョン4」(詳細ふめい)でエミュレートしています。正直,精神的な負担がかなり深刻なのです。音声だけ聴いているとヴァーチャルY兄貴は何のためらいもなくが喋っているように思えるかもしれません。しかし収録現場は緊張の連続です。

「こんな有り様,だれかに見られでもしたら隔離病棟に収容されてしまう」という恐怖から(毒),玄関の施錠や自分の背後にだれもいないことを何度も確かめてしまうのです。 さらに「もしかしたら人格切り換えに失敗して,私自身がヴァーチャルY兄貴に乗っ取られてしまうのではないか」という不安から,私は逃れることができません(危なすぎ)。ヴァーチャルY兄貴のエミュレーションはまさに命がけなのです。

そんな危険を冒してまで,なぜ私はヴァーチャルY兄貴に挑戦し続けなければならないのか。それはミ○ラさんの想像した「ヴァーチャル兄貴」という素敵な仮想人物を進化させたいからにほかなりません。「仮想人物が進化するって意味不明すぎるわ」と思った人がいるかもしれません。私は薄々,気づいているのですがまだ進化の正体をお話できません。それは新たなパラダイムを示唆するものです。しかし,みなさんはまだそれを受け入れる準備ができていません。そうです,まだ早すぎるのです(意味ふめいすぎ)。