2004-05-06 2004年東京大調査1日目―ミニラさんといっしょ―
――つづき。ミニラさんと待ち合わせしたお話です。
18時をすぎて,ミニラさんとの待ち合わせ時刻まであと1時間になりました。私は「まだ早いかな」と思いながらも着替えを済ませ,外出することにしました。
待ち合わせ場所は「新宿駅西口」というだけで,細かくは決めていませんでした。まだ時間に余裕があったので,私は西口に点在する家電量販店に来ている人たちを「調査」することにしました。私は調査員です(なぞ)。どんな場所でも,気が向けば調査に専念できてしまうのです(さらになぞ)。
調査しているうちに時刻は19時近くになり,そろそろ調査している場合ではなくなってきました。私はさっさと調査を止めて「小田急ハルク」前の歩道橋の上で待つことにしました。そこには都合よく座る場所があったのです。さて,しばらくすると私の携帯電話に,「070」から始まる番号からの電話が着信しました。私はすぐに電話の主がミニラさんであることに気づきました。いまどきピッチを使っているなんて,よっぽどのオタク以外に考えられないからです(補足説明しておきますと,ピッチはケータイと比較して特別悪くも劣った規格でもありません。普及率がイマイチなのは事業者の売り方が下手だっただけです)。
恐る恐る電話ボタンを押してみると,やはりミニラさんからでした。ミニラさんは「いまどこにいるの?」と訊いてきたのだが,私が「何番何丁目」という住所を言えるはずがなく,付近の建物の特徴をずらずらと話しました。するとミニラさんはだいたい分かったらしく,こちらに来てくれました。私はついに生のミニラさんに触ることができたのです(ふめい)。実物のミニラさんは,GGCで拝見したときとまったく同じでした。もっともどちらも同じ人なので,違っていたら困るのですが。お相手が完全型仮想人物だったら,違う人が現われることもあるのかなと思いまして(さらにふめい)。
その後,ミニラさんとご飯を食べることになりました。ミニラさんおすすめの場所があるというので,さっそく某和食チェーン店に出向きました。食べたものは確か豚肉だったと思います。ご飯を食べながら,私がミニラさんと何の話をしたのかは省略させていただきます。ミニラさんから,ネットアイドルとしてのイメージが壊れるといけないからと口止めされているのです(嘘です)。
ところで,私はお土産を渡せなかったことを少し悔やみました。「荷物になるといけないかな」とか「食べ物の好みが分からないし」と思って,用意していなかったのです。でもミニラさんったら鞄を手に持っていたので,小さなものだったら邪魔にならなかったのです。いやはや,次回はお土産を持っていくので許してね。
つづく――