2004-05-05 2004年東京大調査1日目―某便所仮調査―
――つづき。某便所を調査したお話です。
ふしぎ少女とシスターズが集まる便所は複数あり,そのひとつを仮調査することにしました。私は某公園から新宿駅に戻る途中,某ビル内の便所に立ち寄ったのです。
某便所に到着したのはいいのだが,だれもいませんでした。おそらく平日のまだ明るい時間帯だったため,活動が鈍かったのだと思います。そもそも頭の中にある事前情報のみで調査したものだから,違う場所に来てしまったのかもしれません。いやはやヨコ漏れです(なぞ)。さて,私は便所内の個室のドアが特殊であることに気づきました。足下がよく見えるように,ドアの下部が大きく削られていたのです。きっと個室でばい菌の培養,あるいは首吊り自殺(毒)してしまうふしぎ少女への対策なのでしょう。
私は「もう帰ろう」と思いました。だれもいないのでは調査になりません。そうやって便所から出ると偶然,某公園で目撃したシスターズのひとりとすれ違いました。やはりここが問題の便所だったのです。シスターズはこの便所と公園を往復しているのでしょうか。シスターズの謎は深まるばかりです(なぞ)。
こうして便所の簡単な調査を終え,宿泊先に戻ると17時になっていました。ミニラさんとの待ち合わせ時刻まで,まだ時間がありました。それにしても調査に夢中になりすぎて,歩きすぎてしまったかもしれません。私は夜に備えて(深い意味はありません)しばらく休むことにしました。
つづく――次回いよいよ「ミニラ」さんが登場しますよ