2004-05-26 2004年東京大調査3日目―異次元に迷い込んだ私・前編―
――つづき
パンダ橋上にて,怪しげな看板との遭遇を契機に調査を再開した私。早速,看板のある地域に行ってみました。歩いて数分すると,某ばい菌部屋と思われる建物の前に到着しました。一見,小さな雑居ビルでしかありませんが,窓ガラスという窓ガラスすべてが目張りされており不気味な空気を漂わせていました。
ばい菌部屋と思われる建物の前を通りすぎると,大きな交差点に出ました。そこでたまたま「ドトール」の店舗が目に入ったので一旦,調査を止めて昼食を採ることにしました。
ドトール内で私は窓際の席に座りました。ジャンクフードを頬張りながら外の景色を眺めていると,道路越しにある雑居ビルの窓ガラスも目張りされていることに気づきました。私は「きっとあれもばい菌部屋なんだわ」と思いましたが,いまいち確信が持てませんでした。そこでミニラさんにメールで問い合わせてみることにしました。
ミニラさんの情報によると「ああ,あのドトールにいるのね(ふめい)。看板があるっていうビルはたぶん某有名商業施設だと思うけど専門外だからよく分からない。目の前のビルはビデオ屋だよ」とのことです。そうと分かれば話は早いというものです(なぞ)。のんびりアイスコーヒーなんぞ飲んでいる場合ではありません。私はさっさと昼食を済ませドトールを出ました。某ばい菌部屋の建物をもう一度,調査しようと思ったのです。
つづく――つぎは「異次元に迷い込んだ私・後編」です。