2004-07-04  日曜日はサイクリング

日中,近くの山へサイクリングに行ってきました。「山」と言いながらも,郊外にありがちな急斜面に栄える住宅地をお散歩してきたのです。今日は下半身の超回復の日だったせいか,最初はすいすいと坂道を駆け上がることができました。しかし急勾配が数十分も続いたため,気がつけば全身が汗だくになり息も絶え絶えになってしまいました。「これは休憩しなければ」と思い,たまたま行き着いた緑地で休むことにしました。

私は小さなベンチに座りながら,「これって某スポーツクラブのシーテッド・レッグプレス並みにキツイわ(なぞ)。それにしてもこんな崖みたいな土地に家を建てるなんてどうしてなんだろう。だいたい停電したら(高所なので取水ポンプが動かないと)水は止まるし,道路が寸断されても周りが山だから逃げる場所がないし。それなのに地価が高いのはいったいどうして,謎は深まるばかり」などと,いつものようにどうでもいいことを考えてしまいました。5分くらい休んだらだいたい体力が回復したので,また坂を上がり始めたのだがそのうち細い獣道になってしまいました。

「こんな道を突き進んで,産業廃棄物とか変死体とか(毒)ヘンなものに遭遇したら命が危うい(ふめい)」と悟った私は,帰ることにしました。帰り道は恐る恐る坂道を下りました。当たり前ですが上り坂の分だけ下り坂なのです。下りすぎて自転車のブレーキが擦り切れてしまいそうでした。さて,坂道を下り続け,水平な大地に近付いたところで今度は「車に轢かれて血まみれになった猫の死体」を目撃してしまいました。やはり(何が「やはり」なのかはふめい)さっきの不吉な予感は的中していたのです。

今日は命を的にかけたサイクリングしてきてしまいました(←大げさ)。それでも某公園のおさんぽとは,別次元の森林浴ができてなかなか清々しかったですよ。