2004-07-27  駅前便女物語―シゲゾウくんパパとお買い物―

初夏のある日,市内某家電量販店に行ってきました。3階オーディオ機器売り場をうろついていたときのことです。私は見慣れた人物がいることに気づきました。その人はシゲゾウくんでした。シゲゾウくんは某ばい菌部屋で活動している人でして,私は数回お話したことがあります(駅前便所にも来るけど,いつも通り過ぎるだけみたいです)。

シゲゾウくんは中年の男性と一緒でした。いったいだれなのでしょうか。私は「もしかしてパパとお買い物しているのかな」と思い,急いで柱の影に隠れました。もちろん隠れながらも二人の観察を怠ることはありませんでした。私は調査員だからです(なぞ)。

シゲゾウくんとパパは携帯型のMD再生機を眺めているようでした。パパに買ってもらうのでしょうか。シゲゾウくんは大学生でして(そろそろ卒業だと思うのだが),パパに貢がせていたとしてもなんら不思議ではありません。パパは利用されるのが大好きだからです(ふめい)。

さてちょっと気になることがありました。シゲゾウくんもパパも肌がとっても荒れていたのです。たぶん日やけサロンに通っているのだと思うのですが,不自然に浅黒くおかしなテカリがありました。放射線治療の副作用のように見えたほどでした。頭部に放射線を浴びると日やけしたのと同じように,浅黒い顔になるのです。そうだとしたら,この二人は被爆仲間なのでしょうか。いいえ,おそらくただのばい菌仲間でしょう(毒)。

そんな妄想をしている間に,シゲゾウくんたちは下りエスカレータに乗り,いなくなってしまいました。結局,パパらしき人物の正体は分かりませんでした。お父さんだったのかもしれませんが,顔が似ていませんでした(身長は酷似していましたが)。服装が虹色業界人くさかったので,たぶんあれはパパです。

いやはや,貢がせている場面をおさえられたらスクープだったのに,ただ謎が深まっただけでした(ふめい)。今度ばい菌部屋でシゲゾウくんとお話しする機会があったら,きいてみますね(←きくなよ)。