2004-08-06  私の常備薬

今日は私が日頃,お世話になっている薬と栄養補助食品を紹介します。

施君力 SESINRIKI P.W(協和薬品工業)

行きつけの薬屋さんで「疲れたときに飲む栄養剤ください」と言ったら出てきたのが,このお薬です。見た目は薄橙色の錠剤です。不気味なくらいよく効きます。残業した日,寝る前に飲んでおけば翌朝だるくなりません。

「施君力」を発掘する前は某社のビタミンB1,B6,B12製剤を飲んでいました。でもどうもその薬は私の体質に合わなかったらしく,顔に薬疹が出てしまうことがありました。施君力ではそういった薬疹が出たことは一度もなく,とっても助かっています。

アフタゾロン

一般名は「デキサメタゾン」だそうです。アフタ(口内炎)の塗り薬です。この薬はかなり効きます。粘膜の再生を促して傷を治すらしいのだが,使い始めて36時間ほどで痛みが気にならなくなるくらいまで回復します。成分はステロイド(副腎皮質ホルモン)だそうです。ステロイドは悪魔の薬だとか製薬会社の策略だとか,あまり良い話を聞かないものです。でもさすが悪魔の薬だけあって,効き目はすさまじいのですね。アフタを治す大衆薬として「アフタッチ」というのもあります。私はアフタゾロンを使う前はアフタッチを使っていました。アフタッチは患部に円形の錠剤を貼り付けてアフタを治すのだが,貼り付けるのに失敗することが多々ありました。アフタゾロンは軟膏なので剥がれ落ちる心配がありません。

アフタの治療薬を使い始めた時期はつい最近のことです。歯列を矯正していた頃は四六時中,アフタとお友達でしたが薬を使ってまで治そうとは思いませんでした。でも筋トレの真似をするようになって「とにかく豪快に飯を食わねば」という焦りから,摂食を邪魔するアフタをさっさと治すために薬を使うことにしました。もっとも矯正後はアフタに悩まされる機会が激減しました。アフタゾロンのお世話になる頻度は半年に1回から2回程度です。

ペリドール(佐藤製薬)

商品の説明によると「あったかクリーム」だそうで,謳い文句のとおり皮膚に塗った箇所の血行が促進されて温かくなります。

本来は筋肉痛や肩こりに使う薬なのですが,私の場合ちょっと恥ずかしい経緯でこの薬のお世話になりました。某日,首元に大量のキスマークを付けられてしまい,困ってしまったことがあったのです(詳しい話は生々しいので省略しますが)。薬屋さんで「あのー,キスマークに効く薬ってどれですか」と訊いたら出てきたのがペリドールだったのです。使ってみたらだいたい3日間で,人前に出られるくらいまでキスマークが薄くなりました。(塗ればキスマークがすぐ消えるという薬ではありません。)

ミクロゲン・パスタ(啓芳堂製薬)

お髭が生えるらしいという風の噂で入手しました。詳しいお話は「ミクロゲン・パスタはじめました」にあります。

亜鉛粒(オリヒロ)

薬ではなくて栄養補助食品です。「現代人は亜鉛が不足している」という宣伝に乗せられて購入してしまいました。私は亜鉛を飲み始めて,3日くらいで嗅覚が敏感になっていることに気づきました。食事がとても美味しくなるのです。化学調味料のあからさまな味付けがきつく感じられ,薄味でも満足できるようになりました。調味料でカロリーを取りすぎてしまう人におすすめかもしれません。

亜鉛を摂取すると「おさかん」になるなんていう話を聞きますが,私はとくにそういった生々しい体験はしませんでした。ただ――おっと,これ以上はここではお話できません。ご想像にお任せします(ふめい)。