2004-09-07 ホムペを求めて三千里―ホムペたちの憂鬱―
こんばんは,私はこれまで「ホムペを求めて三千里」 を通じてホムペの洞察を続けてきました。ここに来て,一部のホムペが閲覧不能になるであろう事態 が発生しています。
「Microsof Windows XP Service Pack 2 (SP2)」というものをご存知でしょうか。SP2はWindows XPを修正するプログラム(パッチ)です。SP2を適用するとIEの挙動が変わるらしく,トリッキーな実装をしたサイトが動作不能に陥るそうです。
「Web サイト構築における Microsof Windows XP Service Pack 2 (SP2) への対応について」によると,JavaScriptによるポップアップウィンドウが制限され,「子ウィンドウが開くサイト」が動かなくなる可能性があります(実際には諸条件を満たせばポップアップウィンドウは使えるそうです)。みなさんも子ウィンドウが「ポンポン」飛び出すホムペを,見たことがあるのではないでしょうか。SP2を適用すると,どうもあの手のホムペの調子が悪くなるかもしれないのです。ホムペにとってこれは試練です。
私,以前から,子ウィンドウが「ポンポン」飛び出すホムペを見るたびに「この実装っておかしいんじゃないの?」と思っていました。「できること」と「やっていいこと」を間違えているのではないかと思っていたのです。だいたい頼んでもいないのに,子ウィンドウが開くのは押し付けがましいのです。「ねえ,びっくりした?もっとワタシに注目して」という,ずうずうしさすら感じるのです(毒)。今回,SP2でこれらのホムペに「制裁」が加えられたことになり,ホムペ界がより健全になる気がします。