2004-10-03  花王クリアクリーン プラス ホワイトニング 薬用デンタルリンス

ずいぶん長い名前ですね(なぞ)。市内某薬局で花王の液体歯磨きを買ってきました。なんでもこの液体歯磨きには歯の着色汚れを落とす効果があるそうで,「これは試してみなければ」と思ったのです。早速,使ってみたので感想をお話します。

蓋を開けると林檎の香り

私が驚いたのは,薬液が林檎の香りを放っていたことでした。確かに宣伝では「リンゴ酸」の効果で汚れがよく落ちると謳っています。しかしながら,有効成分を抽出したものに香が残っているのはなんだか不自然です。成分表示を注視してみると「香料(アップルミントタイプ)」が使われているそうです。わざわざ香を付けているのですね。

ほのかな刺激

香はおいしそうでしたが,刺激は普通の液体歯磨きでした。この手の製品を使ったことがある人なら分かると思いますが,液体歯磨きにはピリピリっとした刺激があるものなのです。余談ですが,サンスターGUM歯磨きに至っては,まるで毒物かのような強烈な刺激が口腔内を襲います(もっとも,強烈なだけあってこいつがいちばん効く気がしますが)。

さて「クリアクリーン――」はあえて分類すると低刺激型らしく,初心者でも安心なようです。うがいした後に歯を磨くと,とてもさっぱりした感じになりました。

気になる効果は

肝心の着色汚れに対する効果ですが,まだ分かりません。これから1か月くらい使い続ければはっきりすると思います。もしこの製品で着色汚れ対策ができるとしたら,快挙です。というのも私の知る限り,液体歯磨きで着色汚れが落とせる製品は,今までなかったので。

気になるのは,価格が安すぎることかな。それから「リンゴ酸」といえども「酸」なので,単純に考えるとエナメル質に悪い気がします。

【追記 1 NOV 2004】 使い始めてだいたいひと月が経ちました。毎晩寝る前に使っているのだが,たしかに歯の着色汚れを防いでいるように見えます。ただレンブラント薬用歯磨きの効果と比べると,やや歯の透明感がなくなった気がします。磨きの足りないガラスのコップのような感じなのです。落ちない汚れがあるのでしょうか。引き続き使ってみますね。