2004-10-03 小熊との再開
※お断り:この文章は2004年7月の調査報告です。
某日,市内某公園を調査してきました。時刻は23時をすぎており,辺りの茂みにはふしぎ少女らしき人影が見え隠れしていました。
私は公園内の便所を調査することにしました。この公園の便所には「ぬし」がいるわけではないのですが,だからといって便所を無視してよいというわけではありません。いつ便器が大変なことになっていても,不思議ではないのです(ふめい)。
さてそうやって便所を調査したのですが,案の定だれもいませんでした。私は便所を出て,暗い道をとぼとぼと歩いていました。すると前方から丸っこい物体が近づいていることに気づきました。街頭が照りつける明るい場所まで行くと,それが小熊だということに気づきました。小熊は前にも話したことのある小熊でした。どういうわけか再会してしまったのです。またまた小熊は馴れ馴れしく話しかけてきましたよ。
小熊 「この公園って,いつ来ればいいんですか?」
私 「もうそういう時間なんじゃないですかねー」(注意:香山リカ先生風に読むこと)
小熊 「そうなんですか?」
私 「まえにも同じこと訊きませんでしたか?」
小熊 「ええ訊きました。あのー」
私 「はい?」
小熊 「○○○ってくれませんか?」
私「‥‥」
そのとき私は,異次元に引きずり込まれたかのような心境でした。「トワイライトゾーンってこんな感じなのかな」と思いました。だって前にもお断りしたのに,また「○○○ってください」って言われたんですよ。ずうずうしいにも程度というものがあるのです。
私は「向こうの茂みに,(妖怪だか化け物だか知らないけど)何かいたみたいですよ。そっちに行ってみたらどうですか」と小熊に促しました。小熊はにこりと微笑み,茂みに向かいました。その後,小熊がどうなったのかは知りません。おそらく小熊は何をされても平気なのです。パパにイタズラされるようなことがあっても,小熊は寝て起きればすべてを忘れてしまうのでしょう。そのくらい図太い神経をしていなければ,小熊にはなれないのです(ふめい)。