2005-04-25  何も買わないお買い物

日曜日,市内の百貨店やファッションビルを見物してきました。ここ数年まったく服を買っていないし,お店にも足を運んでいませんでした。「このままじゃいけない」と思ったのです。

この頃,私の服装は悪化の一途を辿っています。救いようのないくらい研究不足で,しかも安物で固められています。今冬に至っては,500円で買った鮮やかなピンク色のセーターを好んで着ていました。「その格好,悪趣味だから止めなさい」とお友達から注意されてもお構いなしだったのです。

さて前置きが長くなってしまいましたね。足を運んだお店と印象をお話します。

Tommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)

某百貨店に入居していました。いかんせん店の前を通っただけなので何とも言えませんが,なんだか難易度が高そうでした。

ぱっと見てあの服は日本人が着て似合うのでしょうか。身長がそこそこ高くて,顔が小さくてしかも体型が整っている人(つまりモデルのような人)じゃないと似合わない気がしました。思い出してみると,このブランドは見当違いな小熊がよく着ているかもしれません。小熊のくせにね(なぞ)。

パルコの上にある古着屋

店名は不明です。室内は薄暗くどんよりした空気に包まれていました。だだっ広い空間にハンガーが延々と置かれていました。Tシャツが300円からあり,極めればよい買い物ができそうでした。もちろん商品を探せればの話ですが。

店内の音楽がかなり野蛮で,異次元かのようでした。ク○リがきまっている人が好んで聴きそうな選曲だったのです。「ここに長時間いると不良になってしまう」と私は焦りました。すでに,不良のつぎの段階に進んでしまっているのかもしれませんが(ふめい)。

Franc Franc(フランフラン)

デザイン家具のブランドらしい。たしか過去に,日経ビジネスに記事が載っていました。いかにも若者向けというデザインでした。現代的でお洒落でした。ところで家具ってお部屋である程度,統一しておかないと部屋の風景がおかしくなってしまいます。だからといって,ぜんぶフランフランにしようとすると豪く金が掛かりそうです。(何もない状態から買い揃えるなら別ですが。)

品揃えは無印良品までいかないようです。無印良品は意地で衣食住のすべてを制覇しようとしていますが,フランフランは消しゴムや鉛筆立てにまで手を伸ばすほど欲張りではなさそうです。ゆえにフランフランなのでしょう(再三ふめい)。