2005-05-18  有害なゲーム

10代前半でさっさとテレビゲームを止めてしまった私。そんな私にもゲームの構想がいくつかあります。以後,とっても野蛮なので覚悟してくださいね。倫理的に問題があることは百も承知なのです。

ひとつは「おさんぽ」のゲームです。ばい菌部屋,スポーツジム,公園,飲み屋などの虹色業界人の関連施設を舞台にしたネットゲームです。このゲームの世界でお金を稼ぐ方法は,驚くことに売○だけです。お金でジムに通ったり化粧品を買ったり,美容整形したりできます。美容にお金をかけないと,姿が妖怪になってしまい売れなくなります。ゲームオーバーの仕方が生々しいのですが,病原菌に感染・発病すると終わりです。

もうひとつは「パパとの駆け引き」のゲームです。このゲームは対戦ゲームです。パパをどれだけ自在に運用できるかで得点を競います。パパは給料日後だとたくさんお金をくれます。でもパパの行動をよく観察しておかないと,給料日がいつなのか分かりません。このゲームの終わり方も生々しいのですが,年を取るか,ほかの少女から毒を盛られるか,奥さんや子どもにばれるとゲームオーバーです。

最後はアキバ系オタクの狩猟ゲームです。あなたは犯罪者です。オタクを襲ってお金を巻き上げるか,オタクが所持している萌えキャラグッズを盗み,中古店で換金してお金を稼ぎます。このゲームの変わったところは,自分自身がオタク(いわば「敵」)に変装することができるのです。オタクに変装している間は,ほかのオタクが襲われる現場をデジタルカメラで撮影することができます。撮影した画像を使って犯人を恐喝すると,お金を巻き上げることができます。

このゲームにゲームオーバーはありません。おそらく遊んでいる人自身が自分の存在に疑問を抱き,自らの人生を自らの手でゲームオーバーに導くことでしょう。極めて有害なゲームなのです。