2005-09-24 9月は買いたくなる季節です
新しいPCを買いたくなってきました。もっとも,いままでも何度か似たような心境に陥ってきたのですが,買い替えには至っておりません。定期的に発症するビョーキのようなものなのです。
それでも今回はやや状況が違います。Windows Vistaが2006年の初夏あたりにお目見えするらしいのです。
私はWindows VistaとOffice12のプレインストールモデルが発売されたら,乗り換えようと思っていました。2006年にはそんなPCが各社から発売されるのでしょうが,初物には不具合がつきものです。いきなり手を出してはいけません。
そうなると,安定するのは2006年の冬モデルのような気がします。その冬モデルがお買い得になるのは2007年の春から夏です。単純に計算するとあと2年,待たなければなりません。
私が現在,主力として使っているPCは2000年の5月に購入しました(記憶が正しければ)。いくら安定しているからといってPentium-III(600MHz),Windows 2000 ProfessionalのPCを7年も使い続けるのは,さすがにどうかと思います。いい加減に買い換えたくなってきたのです。
さて,ほかにも「どうかと思う」ことがあるので以下に書きます。
SCSI機器の問題
いま光学スキャナとMOドライブは,SCSI接続の製品を使っています。SCSIって2000年当時は現役でしたが,いまではUSBとATAPIにすっかりお株を奪われてしまったようです。
PC向けのSCSI周辺機器はもう絶滅しているようで,そのうちI/Fカードまで入手不可になってしまう気がします。そうなると,もうこの規格は死んだのも同然です。カタチあるものの宿命だとはいえ,どうかと思います。【追記 26 SEP 2005】 一般向けパラレルSCSIの話をしています。シリアルSCSIはべつのものとお考えください。
余談ですがMOは1995年頃から使っています。10年前のMOディスクは,いまでもちゃんと読み書きできていますよ。
ネット接続環境
いまだにフレッツADSLの1.5Mbpsコースを使っています。実効速度は1.2Mbpsあるそうで,これは回線品質が良い部類に入るらしいです。
べつに遅くて困っているわけではないのですが,FTTH(Fiber To The Home)が珍しくない時代にどうかと思います。
HDDの寿命
私がいちばん恐れているのはHDDの突然死です。不定期にバックアップを取っているとはいえ,いつ死んでしまうか分からないのです。
現在のPCを購入したとき,HDD1台にすべてのデータを入れていました。その後HDDを1台追加し,システムとユーザデータを物理的に分けることにしました。2004年には古いHDDを新しいものに交換しました。
HDDを定期的に交換すれば,データを延命することができるのですが,いつまでも続けるのはどうかと思います。
余談ですが,Windows 2000 ProfessionalやWindows XP Professionalには標準でバックアップツール ntbackup.exeが付いています(XP Homeにはありません)。とっても便利です。Windows NT4のときはテープ(DAT)にしかバックアップできなかったのですが,Windows 2000以降のバックアップツールは普通のファイルにバックアップイメージを作ることができるので,テープである必要はありません。