2006-02-03  南野陽子・吐息でネット

最近観たビデオクリップのお話をします。

南野陽子「吐息でネット」

放送局:スペースシャワーTV

いきなり濃い人を出してしまいました。ナンノですよ。ナンノ。もしかしたら「南野陽子さん」と言わないと,だれなのか分からない人がいるのかもしれません。お若い方だと,そもそも南野陽子をご存じないのかもしれませんね。

さて,私が観たのは「吐息でネット」のビデオクリップそのものではなくてコンサート映像です(たぶんいまのビデオクリップに相当する映像は作られていないはず)。ナンノはファンたちと一緒に熱唱していました。このときのナンノはまだ10代か20代前半なんだと思います。初々しさが爆発していました。

私が気になったのは,観客席で声を張り上げていたファンたちのその後です。当時のファンたちは,いま30代後半から40代になっていると思います。いまどうしているのでしょうか。押入れの奥にそっとレコードをしまい込んでいるのではないかと想像してしまいました。

TRF「survival dAnce 'no no cry more'」

放送局:スペースシャワーTV

私はこの曲を聴いて,ドラマ「17才」を思い出してしまいました。ドラマには一色紗英,内田有紀,山本太郎が出演していました。映像が恐ろしいくらい美麗かつ妖艶だったのを覚えています。ただ内容のないのが内容だったのか,どんな話だったのかまったく記憶に残っていません。

TRFのビデオクリップの話にまったく触れませんでしたね。どうでもよくなってしまいました。だってこの人たちって下品みたいなんですよね。見た目が(ふめい)。

マドンナ「Hung Up」

放送局:MTV

マドンナがピンクのレオタード姿で美容体操するという内容です。

どうもあのでっかいラジカセには催眠作用があるらしい。ピカピカ光るスピーカーを見たり,流れる音楽を聴いたりした人は操り人形になってしまうのです。おそらく米国の最新兵器なのでしょう。

ぜんぜん関係のない話ですが制作者の意図なのか,MTVの音声ビットレートが低いからなのか分かりませんが,いまどきの曲にしてはくっきり聴こえないのが気になりました。