2006-12-18  Microsoftのお姉さんとの戦い

昨晩,市内ヨドバシカメラに行ってきました。パソコン売場をうろうろしていたら,マイクロソフトのお姉さんがWindows Vistaの説明をしていました。NECのパソコンに試作品のWindows Vista(エディションはたぶんHome Premiumだったと思う)をインストールし,新機能を紹介していたのです。

不信な見物人

私がお姉さんを発見したとき,残念ながらすでにVistaの機能説明は終わっていたらしくOffice 2007の話になっていました。

お姉さんの目の前では,二人の男性が立ち止まり熱心に聞き入っていました。私はとっさに「この二人ってサクラなのかな」と思いました。時折お姉さんは見物人(二人)に語りかけていたのですが,どうも客の返答が打ち合わせどおりに見えたのです。

ひととおり製品説明が終わると,お姉さんは質問を受付けました。すると男性一人(40代くらい小太り)が「昔のアプリケーションは動きますか」と尋ねました。

私は驚きました。お姉さんは,男性の質問が終わるとほぼ同時に「アプリケーション互換ウィーザード」らしき画面を開いたのです。あまりに手際が良すぎました。「このお姉さんって忍者なのかな」と思ったくらいです(ふめい)。

お姉さんに直撃

私もお姉さんとお話がしたいなと思いました(なぞ)。

Excelを使ったことがある人なら分かると思いますが,なぜかExcelでは画面と印刷結果が一致しません。印刷するとセルの右端の文字が欠けてしまうことがあるのです。(画面では何ともないのに。)

どう見ても不具合なのですが,あの動作は変えてはならない仕様らしい。歴代のExcelに脈々と引き継がれています。私はお姉さんにExcel 2007であの現象が改善されたか質問してみました。

お姉さん 「直っていません」

とのことです。お姉さんが即答できたことに驚きました。きちんと把握していたなんてすばらしい。そうですよね。仕様がころころ変わったらみんなが迷惑するのです。

お姉さんの正体

帰り道,私は「あのお姉さんってじつはロボットだったのでは」と思いました。いつもの妄想です。

だってファンデーションの塗り方はどうも雑だったし,長時間,台詞を噛むことなく,さらに水も飲まずに喋り続けていたのです。とても人間業とは思えませんでした。

なにやら,知らないところで時代は進みすぎているのかもしれません(←重症)。