2007-01-02 新春姫始め・ばい菌部屋新装開店
ただいま13時です。こんにちは,お正月いかがお過ごしでしょうか。私は元旦早々,市内某ばい菌部屋を調査してきました。元旦に開店する店があると聞きつけたからなのです。
「お正月なのにそんな場所行かなくてもいいのに」と思った人がいるかもしれません。甘いですね。そんな弱音を吐いているようでは,調査員なんか務まりませんよ。「正月からばい菌の培養している奴って,頭どうかしてるんじゃねーの?」←こういうノリで,その「どうかしている人」を積極的に観察しようとするのが正しい調査員なのです。
自分のことは棚に上げて,開き直れるくらいの図々しさが調査員には必要なのです。
まだ開いていない
さて,店が新装開店するのは16時だそうなので,私は16時ちょっと過ぎに入店することにしました。現地に到着したまでは良かったのだが,どうも様子がおかしい。店の前に数人の少女がたむろしていたのです。
「どうしたの?」と一人の少女に尋ねてみたら,「ドアに鍵が掛かっていて中に入れない」とのこと。どうやら開店時刻を過ぎても店が開いていないらしいのです。
私は「あなたさ,店の電話番号分かる?」と,少女に尋ねました。少女はメモ用紙を取り出し,電話番号を見せてくれました。早速,店に電話してみましたよ。「早く開けろよ。このクソ○マが」って。もちろん,そんな下品なことを私は絶対に言いません。心の中では強くそう思っていましたが(なぞ)。
どうやら開店準備に手間取っていたらしい。入店できたのはそれから15分後のことでした。1時間も遅れたら店のドアを蹴り上げてやろうかと思っていましたが(←凶暴),最悪の事態は回避されました。
ヒンヤリしてました
店の内装はとっても綺麗でした。新しいから当然ですよね。意外にも溶剤の臭いはまったくなく,VOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)による健康被害の心配はなさそうでした。
ロッカー前で着替えたまでは良かったのだが,なんだか寒い。温度計があったので見てみたら,室温は20℃を下回っていました。気のせいじゃなくて本当に寒かったのです。
調査中断
ごめんなさい,今回の調査報告はこれでおしまいです。とっても中途半端なんですけれど,調査を打ち切らなければならない事態に「しんてん」してしまったのです。大人の都合だから許してね。
以下,感想を箇条書きに。
- 店内には(たぶん)X-Press 2の曲が流れていました
- ばい菌部屋はやっぱり感染リスクが高いと思いました。切羽詰っている方,お急ぎの方は,行かない方がいいでしょう
- 若い人しかいませんでした。たいてい妖怪やら化け物が一匹,二匹紛れているものなのですが,奇跡的でした。事前にお祓いでもしていたのでしょうか
最後に,私が考えるばい菌部屋の魅力を。「普段は愛だの恋だのキレイぶってるけど,本音はこうなんでしょ?」みたいな殺伐とした雰囲気が面白いと思います。多かれ少なかれ危険な場所なので,安易に他人には勧めませんが。