2007-05-24  工藤静香2007年度版の歯並び

昨晩,NHKの「SONGS」という歌番組に工藤静香さんが出演していました。この人はころころ歯が変わります。2007年度版の工藤静香さんの口元を観察することができたので,感想をお話します。

やはり入れ歯だった

前回の報告では「一部の歯の色が違う。入れ歯に落ち着いたはずなのに一体なぜ。今度はインプラント治療をしているのかも」という話をしました。どうも私の見間違いだったようです。歯は以前と同じ入れ歯であり,変わっていないように見えました。

この人は上顎3|3が明るすぎるのだと思います。たぶん上顎21|12が入れ歯なんでしょうけれど,3|3(犬歯)が21|12よりも明るいのです。私ね,びっくりしました。

みなさん洗面台で自分の歯をよく観察してみてください。犬歯って特別,暗くありませんか。工藤静香さんの歯は,いわば自然法則に逆らっているのです。だから余計に不自然な感じがするんだと思います。

歯肉が不自然

工藤静香さんの入れ歯は,これから存在感を増していくと思います。なぜそう言えるのか。歯肉って,加齢とともに下がって,歯間が目立つようになるのです。一見,審美的に良くない気がするかもしれませんが,それが正常な年の取り方なのでしょう。

入れ歯以外の歯は,加齢とともに劣化していきます。ところが入れ歯は作り直すたびに若返ってしまいます。前歯だけ老化から取り残されることになり,これから先,自己主張を強めることになるでしょう。

繋ぎ目を嫌って,そのうち総入れ歯になってしまうのかも。いったいどんな進化を遂げるのか,観察を続けようと思います。