2007-12-14  Microsoft Office Professional 2007購入しました

先日,Microsoft Office 2007を買ってきました。

Office 2007といえばWindows Vistaと同様に,巷の評判は最悪なものです。「Office 2007はいらない子」という意見もちらほら。実際にはどうなのでしょうか。昨日から使い始めたので,たいした発見はないのですが「真新しいな」と思った事柄を中心にお話します。

PDFを出力できる

無償のプラグインをインストールすると,Officeアプリケーションから直にPDFを出力できるそうです。PDF(Portable Document Format)とはAdobe Systemsが開発した形式です。日頃,使っている人もいるかと思います。

実際にプラグインをインストールしてみたところ,確かにWordからPDFを出力することができました。しかもファイル保存のときに,出力形式の一覧にPDFが表れるのです。私,仮想プリンタに印刷するものだと思い込んでいたので,最初は「印刷」を選んでしまったのですが違いました。

昔の話ですが,PDFを作成するには「Acrobat Writer」を買わなければなりませんでした。Acrobat Writerについている「Distiller」っていう仮想プリンタに印刷するとPDFができたのです。

仮想プリンタなんか使わなくてもPDFができるのね。時代は進みすぎています

なぜかブログAPIに対応

Word 2007にて,ファイルメニュー(ウィンドウ左上のOfficeアイコン)の「発行」に「ブログ」という項目を発見しました。どうやらWordはブログAPIに対応しているらしく,Wordで作った文章をブログに投稿できるようなのです(実際の投稿までは試していません)。

Officeが積極的にオープンな規格に対応するなんて,意外でした。いやはや,時代は進みすぎています。そのうちmixi日記にも投稿できるようになるかもしれませんね。

ブログ投稿

<画像の説明>Word 2007はブログ投稿に標準対応している。

ブログモード

<画像の説明>ブログ・モードの画面。「リボン」もブログの作業内容に変わります。とかく評判の悪いリボンですが,下手に昔のメニューを知っているせいで足手纏に感じるようです。新機能に関しては比較するものがないせいか,使いやすいと思いました。

Access初挑戦

Officeにはいくつかのエディションがあります。今回,私が選んだのは「Professional」です。普通,家庭で使うなら「Personal」で十分なのですがProfessionalを買った理由は簡単。「Access」が入っているからなのです。

「Accessって何なの?」と思った人がいるかもしれません。Accessはデータベースのアプリケーションです。Excelとよく比較されるのですが,似ているのはどちらにも表形式の似たような画面が存在するというだけで,目指している世界はまったく違います。話すと長くなるのでAccessの説明はこのくらいにしておきます。

さて私,Access初挑戦です。たぶんAccessを自力で習得しようとする人は,あまりいないと思います。しかも会社で使うためならまだしも,まさか個人で使おうとするとは‥‥正気の沙汰ではないのかもしれません。そんなの,いま始まったことではありません(なぞ)。

どうしてAccessなのかというと,GUIのアプリケーションを簡単に作りたいのと,きれいな印刷結果を得たいからなのです。

これまでデータベースといえば,MySQLあるいはSQLiteに自家製のクライアントを繋げて使っておりました。GUIのクライアントには,Perl-Catalyst(Ruby on Railsのようなもの)でわざわざWebアプリを作っていたのです。この頃,このWebアプリの構築が嫌になってきてしまいました。

「どうしてローカルのDBに繋げるだけなのに,HTTPサーバが必要なわけ?しかも同時に接続するクライアント数は1なのに」というわけで,DBとクライアントが小ぢんまりとひとつのファイルにまとまった世界を知りたくなってきたのです。

そのうち帰ってくることになるとは思いますが(ふめい),しばらく試してみることにします。気づいたことがあったら,お話しようと思います。