2008-01-04  2007年紅白歌合戦“差し歯の芸能人”特大版

報告が遅れました。2007年大晦日のNHK紅白歌合戦を視聴しましたので,出場者のお顔の動向についてお話します。

私の専門分野は口元ないし差し歯です。ほかの「お直し」に関してはあまり知識がなのですが,今回は「これは作り物なのでは」と気づいた点も指摘することにしました。

「どうして差し歯に興味があるの?」と思った人がいるかもしれませんね。新年なので初心者向けの補足説明をしておきましょう。私も差し歯だから差し歯に敏感なのです。同じ差し歯仲間だから,奴らの手口が分かるというわけなのです。

下から見た様子

<画層の説明>差し歯の入った私の口元。

藤原紀香

この人は歌手ではありません。審査員を務めていました。

上顎321|123が差し歯ですね。明らかに2番の高さがおかしいし,3番に至っては形が不自然すぎるのです。

紀香さんの差し歯は2代目で,初期型よりも明るさが控えめになっているそうです。以前の差し歯は最大輝度に近かったのですよ。さすがに最大輝度はマズイと思ったのでしょうね。

それにしても,あの変な形の差し歯はいつまで続けるのでしょうか。いつも思うのですが,あれはウケ狙いなのでしょうか。

Gackt

類稀にみる整形見本市みたいな方ですね。

鼻にはプロテーゼ(<独>prothese)が入っており,歯は上顎下顎ともに差し歯あるいはラミネートベニアだと思います。なぜなら色が白すぎるし,歯間が存在しないように見えたのです。(そう見えただけかもしれません。)

Gacktさんは現実感を消す能力に長けているのか,時代劇がぴったり嵌りますね。歌手よりも役者の方が向いているように思えます。

中島美嘉

マニアの間から,中島美嘉さんは現代の差し歯女王だと言われています。差し歯の成長を観察したかったのですが,残念ながらテレビではまったく差し歯が見えませんでした。

私が気になったのは彼女のお鼻です。鼻に何かが詰まっているように見えました。

私は鼻の整形に詳しくないので,いい加減なことを言ってしまいますよ。あれはエボレンス(コラーゲン)やヒアルロン酸を注入しているのだと思います。プロテーゼを入れたわりには,鼻先の高さは不自然ではなかったので,眉間にお注射しただけのような気がするのです。

それにしても,中島美嘉さんはこの先どうなってしまうのでしょうか。あそこまで堂々と整形する人ってある意味,貴重な存在です。どういう意味で貴重なのかは,尋ねないでくださいね。末路は極めて有害です(なぞ)。

長瀬智也

この人,私の実兄に顔が似ています。凝視すると恥ずかしくなってしまうのです。でもだからといって,差し歯の観察を免除されるわけではありません。

長瀬さんは上顎21|12が差し歯です。色も変ですが(明るすぎる)形も作り込みが甘く,気合の足りない差し歯です。

歌っているときはあまり歯が見えないらしく,テレビではせいぜい上顎1|1が見え隠れするだけでした。それではなぜ,差し歯だと断言できるのかというと,この人は雑誌で顔をドアップで載せられることが多いのす。印刷物では毎度,差し歯がばっちり写ってしまっているのですよ。

ジャニーズのタレントって,たいてい変な差し歯なんですよね。中居正広も香取慎吾も,かなり稼いでいるはずなのに歯が二流です。本人は何とも思っていないのでしょうか。

森進一

去年はロウ人形みたいでしたが,今年もロウ人形みたいでしたね。 表情が死人みたいなのです。しわ取りのボトックス注射をしたせいで,表情筋が死んでしまっているのかもしれません。

私ね,この人の頭髪が気になります。たぶん部分かつらだと思いますが,部分的に髪の毛の年齢が若すぎるのです。老いた髪(地毛)と若い髪が混ざっているような気がして,ますますロウ人形ぶりに拍車が掛かっている気がします。

ほか

長くなりますので以下,気になった方をまとめて。

  • 布施明&五木ひろし ― 上顎下顎ともに歯間のない歯をしていた。連結の差し歯あるいは入れ歯
  • 仲居正広 ― 差し歯なのになぜか歯が黄ばんでいた。休憩中に色の濃い飲み物(たとえばコーヒー)を飲んでしまったのかも
  • 浜崎あゆみ ― 総差し歯に変化はなかった模様。そのうち更新時期を迎えるはずなので,今年も要観察