2015-11-22  某ばい菌部屋―私には無理だわ―

某日,某お風呂にて市内虹色業界の大御所と対談する機会がございました。

仮に,Tさんとしておきます。Tさんは,若い子が好きだそうです。

Tさんは,過去に,若い子目当てに某ばい菌部屋を利用していたのですが,ある理由で,ぱたりと行くのを止めたそうです。

どうもね,一定年齢を超えた人は,受付で身分証明書の提示を求められるらしいのです。Tさんは,「露骨な嫌がらせだわ(びっくりマーク)」と憤慨しておりました

お店の公式見解では,年齢制限はないということになっています。ところが,実際には,年齢と見た目で,お店にとって相応しくないと判断された客には,身分証明書の提示を求めて,入店を踏み止まらせるらしいのです。

私は,若い子に興味なんかございませんので,「あの店ってそうなんですか」と最初は,相槌を打つだけだったのですが,そのうち,「話のネタに一度,調査してみるか」と思うようになりました。

それと,店内の床が傾いていて,歩いていると平衡感覚がおかしくなるという情報も。いずれにしても,現地に行ってみないことには,何が起きているのか分かりません。

身分証明書

某日の午前10時,ばい菌部屋を尋ねました。午前10時というと,まだ早朝割引の時間ですので,入場料は1000円だそうです。

私は,受付のお皿に千円札と住基カードをそっと置きました。

Tさんは,身分証明書を見せろと言われるのが嫌だと言っていたのですが,それなら,最初にこっちから出しちゃえばいいんですよね。

付け入る隙を見せるから,相手に主導権を取られてしまうのです(びっくりマーク)。

店員は,住基カードを見たのか見ないのか分からないのですが,すぐに返してくれました。そして,タオルとロッカーの鍵が渡され,難なく入場することができました。

若い子ばっかり

ばい菌部屋には,お客さんが7人くらいいました。てっきり,朝だからだれもいないと思っていたのに,意外でした。平均年齢は26歳くらいかな。30歳すぎた人間は,年増という感じで,立ち位置に困る感じでございました。

さすが,遠まわしに入場制限しているだけありますね(びっくりマーク)。

喫煙所に入り浸っている子がいたので,お話してみました。

その子は,26歳くらいかな。昨晩の22時に入店したそうです。12時間も滞在しているのかと思ったら,そうではないみたいで,途中でばい菌部屋から抜け出して,飲みに出ていたそうです。朝方,帰ってきて仮眠を取ったところだそうです。

「若いとそういう無理もできるわよね」と,私は,妙に感心してしまいました。

開かずの間の存在

私は,店内の床の傾きを調査することにしました。

店内を徘徊してみたら,確かに水平がおかしな場所がいくつもありました。私には,傾いているというよりも,ところどころ床が陥没しているんじゃないかなという気がしました。つまり,床に穴が開いているのではないかと。

このばい菌部屋は,大広間型ではなくて,個室型です。開かずの間が数か所あったのですが,立ち入ると危ない個室は閉鎖しているのかもしれません。

私には無理だわ

後日,某お風呂にて, Tさんとまたお会いしました。ばい菌部屋の調査報告をしてみたら,「本当に行くとは思わなかった」と呆れられました。

受付では,先に身分証明書を出しちゃえば平気という話をしたら,「私には無理だわ」とまたまた呆れられました。