2016-05-09  市内ばい菌部屋新装開店

連休中,市内某ばい菌部屋を調査してきました。

招待券を入手

3週間前,某飲み屋さんでの出来事です。

ママと雑談していると,最近の市内ばい菌部屋事情の話になりました。

私は,「ああいう店には,ほとんど行かなくなりました。私たちの年代が遊べる店がないみたいだし」といった話をしていました。

するとママは,「あら,偶然ね。今日ね,新しいお店のチラシがポストに入っていたのよ」と言って,5月の連休中に開店するらしいお店のチラシを見せてくれました。

さらに,ママは,「あなたに招待券をあげるから,行ってみたら?」と言って,私に招待券を手渡しました。どうやら,お店のポストには,複数枚のチラシと一緒に,1枚だけ招待券が入っていたらしい。受付で招待券を提示すると,無料でばい菌部屋に入場できるのだそうです。

当日

某日,その日はばい菌部屋の開店日でした。朝から強風が吹き荒れ,天気の良くない日でした。

23時すぎ,某スポーツクラブで筋トレの真似を終えてから,ばい菌部屋を調査してみることにしました。本当は,直前まで行くか行かないか,決め兼ねていたのです。雨が降ったら止めておこうと思って。

招待券をスポーツバッグに忍ばせておいて,都合が良ければ行くことにしていたわけですが,幸い風が強いだけで雨が降る気配はありませんでした。

某スポーツクラブとばい菌部の距離は,さほど離れてなくて,数分も歩くと到着してしまいました。

私がばい菌部屋に入ろうとするや否や,短髪むっちり体型の三人組が出てきました。よくありがちな量産型の虹色業界人でした。私はすぐに,「この人たちも調査員かしら?お勤めご苦労様ね」と思いました。

受付で招待券を出すとまんまと潜入。

左手の指で靴を摘まんで,ロッカーにたどり着いたら,どういうわけか某お風呂の大蔵タンと遭遇しました。(過去にお話しした言葉足らずな人。)

大蔵タンは,ひと仕事終えた後だったそうです。そう言い残すと,シャワーボックスの中へと消えていきました。

着替えを済ませたら,ちょうど大蔵タンがシャワーから出てきたもので,「ちょっとアンタ,店の中を案内しなさいよ」と言って,大蔵タンに案内させてしまいました。

そのばい菌部屋は,小規模型でございまして,最大収容人数は10人程度のように見えました。個室にマットレスが敷かれているだけで,これといった変わった設備はなし。

大蔵タンは,「2階もあるんだよ」と教えてくれました。一緒に階段を上ると,その先は入り組んだ長い廊下でした。途中,喫煙所があり,奥には大部屋がございました。

大部屋には二人の少女(172x67x45,166x59x41)が待機していましたが,売れ行きは芳しくないように見えました。

一通り調査が済んだので,私は帰ることにしました。大蔵タンも終電前に帰ると言うので,二人でお店を出ることにしました。

「私が入店しようとしたときに遭遇した三人組も,いまの私たちと似たような状況だったのかしら」と思ったら,笑いが込み上げてきました。

事後報告

翌日,某飲み屋さんへ行ってきました。

ばい菌部屋を見に行ったことを話すと,ママと店子さんから,「招待券の有効期限は5月末なんだから,そんなに急いで行かなくても良かったのに」と言われてしまいました。

私は,3日も過ぎたら,あの店の情報の価値なんか消え失せてしまうと思ったのです。

さらに,店子さんから耳元で,「楽しんでいただけたのかしら?」と尋ねられました。私は,「見学してすぐ帰りました。『タダより高いものはない』って言いますもの」とお答えしました。

仮に,もし私が無茶をして,何らかの病気を患ったとしたら,どうなると思いますか。ママが,私に招待券を渡したのが事の発端ということになりますよね。そうなると,ママの面目を潰すことになるのです。

だから,見学してさっさと帰るのが正解なのです。