2016-12-12 市内大衆浴場―わらしべ長者体験―
ある日曜日の夕刻,市内某大衆浴場を調査してきました。
そのとき,思わぬ出来事に遭遇したので少々。
その日は,小雨が降っていたので,私は小さなビニール傘を差しながらお風呂に出かけました。
調査を終えたので帰ろうとしたのだが,なんと傘立てに置いておいたはずの私の傘がない(びっくりマーク)。お店に備え付けられていた傘立ては,ちゃんと施錠のできるものだったのですが,どうも小さな傘は,力づくで引っ張ると,引き抜くことができてしまうものだったらしいのです。
私ね,傘のない傘立ての施錠を開錠して(鍵は台座に返さないといけないので),思わずため息をついてしまいました。
それから,番台に戻って,番台のおばちゃんに「傘を盗まれました」と小声で報告しました。
するとどうでしょう。番台のおばちゃんは,替わりの傘を貸してくれました。しかも,安物のビニール傘じゃなくて,わりとちゃんとした傘。
雨の中,私は,借りた傘を差しながら,「わらしべ長者ってこんな感じだったのかな」と思いながら帰りました。
後日,借りた傘はお返ししましたので,借りた傘がさらにほかの物に化けるなんてことはありませんでしたけどね。