2017-12-15  某地下サウナ―日曜から酒盛り―

ある日曜日,某地下サウナを調査してきました。

時刻は22時,受付で入場料を払い地下サウナの出入口のドアをそっと開けてみると,4人ほどの人影が。

その中に,知り合いの真理子の姿がありました。

真理子との再会

真理子と知り合いになったのは,9年前です。市内某僻地のお風呂で初めて遭遇しました。(余談だがその風呂屋はすでに廃業している。)

それからというもの,駅前便所や某地下サウナでたびたび会う機会があって,その度に気軽に世間話してきました。私と真理子は,戦友のような関係なのです。

前回,お見掛けしたのは,たしか10か月前。私は,今春から「なるべく夜10時に寝る生活」を心がけているので真理子とも疎遠になっていました。

久しぶりに夜間に出歩いてみたら,再会したというわけなのです。

日曜から酒盛り

24時,ほかのお客さんが掃けたところで休憩室のテーブルを大胆に移動して,私と真理子の二人で酒盛りすることになりました。真理子は,350mlのストロング系缶チューハイ3本をテーブルの上に「ポンポンポン」と音を立てながら置きました。

私は,深夜にお酒を飲むつもりはありませんでした。最初,真理子は私に缶チューハイを1本手渡しました。それだと量が多すぎるので,真理子が開けたチューハイから紙コップ半分だけお酒を注いでもらって,嗜むことにしました。

私は,ストロング系缶チューハイを「ドキュン酒」と呼んでいます。なぜなら,低価格でありながらアルコール度数が高く安価で酔える酒だからです。あの性質は麻薬に近いと思います。

真理子の拘り

真理子は,缶チューハイをグイグイと飲み干し,ものの数分で2本目に突入。そうこうしているうちに,3本目の栓も開けてしまいました。

その日,真理子は夕方から飲んでいたそうです。

私と酒盛りする前にも缶チューハイを1本飲んでいたみたいなので,確認済みで4本(1,400ml)も飲み干してしまったことになります。どう考えても飲みすぎです。アルコールの害は当然として,それ以外にも添加物の人口甘味料の採りすぎが原因で下痢をすると思われます。

真理子には真理子なりの強い拘りがあるらしい。どのチューハイもサントリーの「-196℃ストロングゼロ」でした。私なんか「くらしモア」でもいいくらいですが,味は段違いなのです。

真理子は缶チューハイを炭酸水で割って(水増しして)飲んでいました。私,過去にもこういう飲み方をする人を一人知っておりまして,本人の名誉に関わるので名指しは避けますが,やっぱり碌でもない人だった記憶があります。