2018-01-20  パパとデートのようなもの―悪夢のような手紙―

某日,某パパとデートのようなものをしてきました。断っておきますが,「デート」ではありません。「デートのようなもの」です。

パパと待ち合わせ

13時,市内某JR駅にて。駅ビルの飲食店で昼食を済ませた私はパパに電話をしました。

私「もしもし,ご無沙汰しています。いま近くまで来ているんですけれど,これからお話しでもしませんか」とお誘いしたところ,パパのお返事は「大賛成(びっくりマーク)」とのこと。

待ち合わせをして,某コーヒーショップへ行くことになりました。

ギューに行ってみよう

コーヒーショップにて。時期的に新年会という雰囲気もあったので,今年の抱負や市内虹色業界の動向をお話ししてきました。

そんな小話を始めて30分ほど時間が経ったときのこと。パパは,「これからギューに行ってみよう」と言いました。

私は,「ギュー?(何のことかしら?)ああ,GU(ジーユー)のことね」と言いながら片づけを済ませて,一緒にGUへ行くことになりました。

パパが言うには,GUにはかなり不満があるのだそうです。Lサイズのシャツを買ってはみたものの,着てみたらサイズがぜんぜん合わなくて返品したそうです。

私は,「このお店って10代の子が買う店のはずですよ。あなたくらいの人(60代)が利用するなんて初耳。ユニクロの方がまだ着られる服を売っているかもしれませんよ(知らないけど)」なんて笑いながら店内を歩きました。

悪夢のような手紙

その後,パパのマンションの一室に移動して,話の続きをすることになったのだが,ひと騒動ございました。

マンションの正面玄関にて。エレベータを待っていると,パパは,「郵便物を見てくる」と言って,集合郵便受けの一角に姿を消しました。パパはすぐ帰ってきました。

パパのマンションの一室に到着するや否や,パパは悲鳴を上げました。私は何事かと思ってパパに,「どうかしましたか」と尋ねました。

不動産屋からの郵便物に,衝撃的なことが書いてあったらしい。

パパが所有している賃貸アパートで,入居者の老人が死亡していたそうです。しかも遺体の発見が遅れたのか何なのか分かりませんが,特殊な原状回復工事が必要とのこと。

パパは,「●●さん(管理会社)に聞いてみなくちゃ」と慌てふためいていました。

こうしてパパは,新年早々,悪夢のような手紙に翻弄されることになったのです。