2019-03-27  ファースト・フード店で居眠りの怪

最近,知って驚いたこと。

話題が話題なので具体的な店名は伏せますが,某ファースト・フード店にて食事をした後にその場で居眠りしている人をたびたび見掛けます。とくに若年の太目男性に多い気がします。

どうやらあれは,寝ているのではなくて,低血糖に陥って気絶しているものらしい。

「食事をする→血糖値が上がる→体内でインスリンが分泌される→血糖値が下がりすぎる気絶」という段取りらしいのです。

ファースト・フード店で提供される食材は,炭水化物とりわけ「糖質」の塊みたいなものばかりです。糖は,非常に速く体内に吸収されるそうなので,食後すぐに血糖値に作用すると考えられます。

私ね,店内で目を閉じてじっとしている若者を見掛けるたびに,「あらあら,こんな(喧しい)ところで寝ちゃって,徹夜でもしちゃったのかな」と思っていたわけですが,もしあれが本当に気絶しているものだとしたら,そんな能天気なことを言っている場合ではありません。

購入時のレシートに糖質の量を表示して,糖質の総量が一定値を超えた場合は,「体質によっては,短時間で食材をすべて摂取すると低血糖に陥る可能性があります」「自動車の運転,危険を伴う機械の操縦は避けてください」くらいのおどろおどろしい警告表示が必要なのではないかと思ってしまいました。