2022-01-30  生ける死神としての生き方

私が行きつけの市内某スポーツ用品店が,来月で閉店することになりました。

私が通うようになった店は,かなりの確率で廃業に見舞われます。

「沈む船から鼠は逃げる」という実しやかな話の反対。終わりゆく物事を嗅ぎつける能力があるのか,ただの気のせいなのか何なのか原因は不明。

虹色業界のお店に至っては,恐ろしいことに過去10年間で5店も閉店しています。自分で「生ける死神なんじゃないか」と思ってしまうくらいの偉業(ふめい)。

――という話を以前,かの「ら◎ぞう」氏にうっかり話してしまったことがあります。「なんて恐ろしいんでしょう。うちの店にだけは絶対に来ないで頂戴ね」と強く咎められました。(どこまで本当なのやら。)

もちろん,お店の人には内緒なのです。「私が通い詰めるようになった店は潰れる。もうこの店は邪鬼に取り憑かれている」なんて,従業員やママに公言しようものなら,どうなりますか。店から摘まみ出されるだけでは済まなくて,豪快に塩をぶち撒かれることでしょう。