2025-04-27 某ばい菌部屋―怪人ツチノコおじさん―
私がよく調査している市内某ばい菌部屋には,ある年配の常連客がいます。私は勝手に「ツチノコおじさん」と呼んでいます。
ツチノコさんは年齢65歳くらい。腰が曲がっており常に45度の前屈姿勢をしています。ツチノコさんは年の割にとにかく動きが素早い。うっかりしていると,どこにいるか見失ってしまうくらいなのです。元体育会系なのでしょうか。なんとなく卓球部。
さて,私はほぼ毎日ばい菌部屋以外の場所でこのツチノコさんと再会しています。
その場所とは日頃,私が昼食を採っている食堂。
以前から「毎日ラーメンを食べている人」という認識はあったのです。先日,近くの席に座る機会があったのですが,妙にこちらの顔をジロジロと見てくる気がしたんですよね。
私はそのうち目の前に座っている人物が,あのツチノコであることに気付きました。ただでさえ不味い飯なのに,余計に飯が不味くなる気がした。(マジで)
なぜこんな場所で再会してしまうのか。熊や小熊たちとは全然,会わないのにね。
余談ですが,ツチノコさんはなかなかの早食いです。ラーメンを物凄い速さで平らげたかと思ったら,気絶するかのようにその場で居眠りを始めます。おそらく血糖値スパイクを起こしているのでしょう。(血糖値スパイクとは,糖質を摂取することで血糖値が急上昇した後,インスリンが過剰に分泌されて今度は血糖値が急激に下降する現象。動脈硬化症,糖尿病の危険因子であるとされている。)