1998-04-06 メンテ中のグレ電
場所
市街地一般
概要
某日某所,DMC-4C型公衆電話のフロントパネルが外された電話ボックスに遭遇。NTT職員によるメンテナンス中の現場を収めたものです。撮影後,現場から猛ダッシュで逃げてきたのは言うまでもありません。
DMC-4C型は通称「グレーの電話」と呼ばれていることで有名です。LCDパネルを備えていることや,デジタル/アナログ回線のモジュラー端子を装備していることはよく知られていますが,これは世を忍ぶ仮の姿でしかありません。最大の特徴は,電話局から電話機内部のプログラムを書き換えできることです。かなりイケている電話だと言えます。手元に一台置いておきたいですね。一家に一台のグレ電と‥‥なるわけないですね。
取り外されたフロントパネルを裏側から撮影。パネル裏側の金属板はパネル強度を強化しているように見えます。緑の電話は破損事件が多く発生しました。グレーの電話はこういった緑の電話の失敗を教訓として生まれた公衆電話なのです。