2024-05-19 狙われたボタン
場所
某公共施設
説明
某日,市内某公共施設の便所を利用した際に不可思議なボタンを発見。
「非常ボタン」なのだが,ボタンの上にさらに非常ボタンという説明のラミネートフィルムが雑に貼られていた。押して欲しくない雰囲気がひしひしと伝わってきた。
周囲を見渡してみたが非常ボタンは特別,紛らわしい場所に設置されているわけではないように見えた。
非常ボタンを間違って押す人がいるのだとしたら一体,何だと思ってボタンを押してしまうのだろうか。この便所は陰湿な悪戯魔に狙われているのかもしれない。
2023-12-23 花泥棒との戦い
場所
市内某幹線道路
説明
土のある場所を見つけようものなら,手当たり次第に花の種や苗を植える行為や人物を「花ゲリラ」と呼ぶらしい。
某日,道路沿いの植栽桝にて奇妙な警告の看板(クリアファイルに入れた紙切れ)を見つけた。どうやら植えたカーネーションを盗まれてしまったらしい。
「カメラは見てましたよ」と攻撃しているが周囲にカメラらしきものは見当たらなかった。
変わり果てた姿のカーネーションを戻そうものなら,さらなる激昂に触れてそこらじゅうが警告の看板だらけになるだろう。
2022-12-25 液晶ビューカムに見張れている
場所
市内某住宅街
説明
某日,市内某賃貸アパートの窓際に奇妙な物が置かれていることに気づく。
よく見てみると,それはなんと液晶ビューカム。1992年に発売されたシャープの8ミリビデオカメラである。写真のビューカムは,1995年頃のモデルと思われる。
なぜ窓際にビューカムが置かれているのだろうか。
カメラの角度から道路の通行人を監視しているのではなく,お向かいの一軒家を威嚇しているようにすら見える。
この地域には不穏なご近所問題があるのかもしれない。
2022-08-07 紛らわしいdocomo冷蔵庫
場所
市内某家電量販店
説明
某日,市内某カメラにて,冷蔵庫売り場を徘徊していると「docomo」という札が貼られた冷蔵庫を発見しました。
遠目には,ドコモの冷蔵庫のように見えたもので私は一時,頭が混乱しました。5G対応という文言も目に入ったので余計に。
「ホームルータ機能付きの冷蔵庫?何それ?」「docomoのクラウドで冷蔵庫内の食材を管理してくれるの?」「まさか5G通信で食材を転送する機能あり?ハイテクを通り越しておばさん付いていけない」などと思いを巡らせながら近づいてみると,よくある値引き販売の案内。ただそれだけ。
サイエンス・フィクション作品の「スタートレック」や「ザ・フライ」に登場するような物騒な転送装置ではございませんでした。
無線通信で食材を転送できる冷蔵庫が存在したら,革命を通り越して恐ろしいわけですが,さすがにそこまで世の中,進み過ぎていません。
2021-12-13 セルフラッピングカウンター
場所
市内某家電量販店,階段を上がったところ(ふめい)
説明
某日,市内某家電量販店を散策していたら「セルフラッピングカウンター」という奇妙な特設会場が存在することに気づきました。
カウンターの上には,包装紙,飾り付けのリボン,セロハンテープさらには,それらを扱うための手順書が無造作に置かれていました。
どうやら,購入済み商品を綺麗に包んで欲しいのなら「そんなの自分でやれ」ということのようなのです。
私は,ある種の攻撃性を感じました。「メリークリスマス?サンタクロース?プレゼント?どれも大嫌いだね」みたいな突き放すかのような強い態度。
経費削減のため,ラッピング担当の従業員を置きたくないからなんでしょうけれど,世知辛い世の中になったものです。
余談ですが,ずぶの素人が挑戦しておいそれとできる仕事ではないらしく,写真には写っていませんが備え付けのゴミ袋には,失敗した包装紙の残骸が大量に捨てられていました。
2021-07-08 疑惑の青いヘルメット
場所
市内某家電量販店
説明
某日,市内某家電量販店の某カメラを通過していたときの出来事。PCソフト売り場で見覚えのあるイラストを発見しました。
某コンピュータ・ウィルス対策ソフトのPOP(ポイント・オブ・パーチェス)なのだが,工事現場で平謝りがちな作業員のイラストに酷似していると思いました。
ヘルメットの色を変えたり,眉毛を消したりいろいろと小細工しているようですが,左右を反転して並べてみるとどうですか。そっくりどころの騒ぎではありません。
せめて指のポーズをパーではなくてチョキにするくらいの愛嬌があれば言い逃れできたかもしれませんが,開き直っているのかこうやって指摘されるのを意図しているのか,作り手が何を考えているのか皆目見当がつきません。
今後,調子に乗って緑ヘルメットや赤ヘルメットが出現してもおかしくない雰囲気。まったく気が抜けませんね。(本心ではどうでもいいと思っている。)
2011-11-23 囚われの小熊
場所
某商店街
説明
某日,近場の商店街を歩いていたら,ある熊の縫いぐるみを発見しました。その熊は,どうやら小熊のようでした。
縫いぐるみは,プラスチックの鎖で繋がれていました。過去に逃げ出そうとしたことがあるのでしょうか(なぞ)。
鎖をつけている理由は,盗難防止のためなのでしょう。ところで,私は,鎖に繋がれた小熊の縫いぐるみを見て,軽く興奮しました。なぜ興奮したのかは,下品になるので説明を省きます。
あとで気づきましたが,熊は首輪をしていたのですね。首輪をして鎖に繋がれて,白昼,大衆の見世物になっているだなんて,すばらしい。ここまで理想的な飼育環境は,滅多にお目に掛かれません。
2010-11-21 コインロッカーおじさん
場所
JR某駅コンコース
説明
某日,JR某駅近くの喫茶店で昼食を採った帰りの出来事です。
コンコースを歩いていると,コインロッカーの扉が半開きになり,長靴を履いた足がはみ出ていることに気づきました。一体,何が起きているというのでしょうか。何かの事件なのでしょうか。
どうやらコインローカーの設置工事していたらしい。作業員のおじさんが,コインロッカーの中に入っていたのですね。膝を折って体育座りすれば,本当に収納できてしまいそうに見えました。
2010-10-31 テレビジョン受像機・空を仰いで
場所
市内某所
説明
某日,市内○○区を徘徊していたところ,破棄されたテレビジョン受像機を発見しました。テレビは空を仰いで,物憂げな表情を浮かべていました。(ただ,そう見えただけですが。)
家電が不法投棄されているだなんて,さほど珍しい光景でもありません。でも,このブラウン管テレビだけは特別でした。テレビ時代の終焉を,静かに暗示しているかのようでした。
ところどこにあるコンクリートの塊は,使い古された消波ブロックです。車止めのために置かれていました。
2010-10-31 窓から××を投げ捨てろ!
場所
市内某住宅地
説明
某日,ジャスコで買い物をした帰りの出来事です。道のど真ん中に,何やら赤色の物体が置かれていました。
近付いてみると,それは真っ赤なソファーでした。
一体,だれが何の目的で置いたのでしょうか。私は,「もしかしたら,窓からソファーを投げ捨てたのかな」と思いました。そうだとしたら,持ち主には,一刻も早くソファーを捨てたくなった事情があったのです。ずいぶんと衝動的なのです。俄かに,事件性すら感じられました。
そのまま道を歩いて,T字路に差し掛かったときです。なぞは解けました(最初から,なぞだったのかどうかは置いておいて)。どうやら,ソファーはゴミ置き場に置かれていたようなのです。どこぞのいたずらっ子が,ソファーを引っ張りまわして,さらし者にしていたのですね。
私は,「おやおや,これでは通行の邪魔ですね」と思いながらも,ソファーをそのままにして通り過ぎました。元に戻しておけばよかったのでしょうけれど,そのときの私は人生に疲れすぎていて,それどころではなかったのです(ふめい)。
2010-10-09 LIGHT BOYのタロウ,逃げ出そうとした夜
場所
市内某所
説明
ある日,歩道に置かれている機材から,不可思議な生き物が発生しようとしている場面に遭遇しました。私は,この生き物をタロウと名付けることにしました。
タロウの正体は,工事現場で使われる投光機です。バルーン投光機と呼ばれているようです。
- http://www.light-boy.com/product/lb1130fb-1.htm
- http://www.light-boy.com/product/balloon-list.htm
- http://www.light-boy.com/product/designb/rabbit.htm
タロウは,使用後の袋詰めが甘かったせいで,はみ出てしまっていたようなのです。こっそり逃げ出そうとして,引き返せなくなっていたのかもしれませんが(ふめい)。
仕事中のタロウです。バルーンは,膨らむとけっこうな大きさになります。この製品の特長は,光を直視してもまぶしくないことだそうです。ちなみに,この写真には写っていませんが,背後には丸い小さな尻尾が生えていました。
どうやら,近くに兄弟が潜んでいたらしい。二匹で力を合わせて周囲を照らしていました。写真では暗く見えてしまいますが,実際はかなり明るかったです。デジタルカメラで撮影する都合で,背景が暗く補正されているためなのです。
2008-12-21 原子力少女
場所
市内某駅コンコース
概要
某日,某JR駅コンコースを歩いていたところ,奇妙なポスターが目に止まりました。「第15回『原子力の日』ポスターコンクール」の受賞作品が張り出されていたのです。原子力や放射線の用途は様々ですが,ほとんどが原子力発電を連想させる作品でした。
大抵の人は素通りしていましたが,中には立ち止まって作品を鑑賞している人もいました。肝心の絵なんですけれど,込められている言葉がなかなか強烈でしたね。
私ね,ゾクっとしました。私が子どもだった頃では,想像できないほど肯定的な解釈なのです。時代は進みすぎているのでしょうか。
ほんの数年前まで,原子力といえば危なくて,怖くて,事故が起きたら取り返しのつかないことになって,できれば関わらない方がよいものという風潮だった気がします。昨今は地球温暖化問題が流行っているらしいので,原子力発電を悪く言えなくなったのでしょう。
ほかの受賞作品は以下で紹介されています。
- http://www.1026.go.jp/award.html
- http://www.1026.go.jp/award_children.html
- http://www.1026.go.jp/award_adult.html
2007-03-21 田中眞紀子
場所
市内ビルヂング屋外
概要
春先になると,ある女性の看板が街のいたるところに姿を見せます。
「ビルからの落雪に注意」という看板なのです。私にはこの女性の絵がいつも田中眞紀子に見えてしまいます。この髪型,威嚇するかのような鋭い目つき,田中眞紀子にしか見えません。
田中眞紀子の看板は野ざらしにされているため,たまに風で倒れたり,看板そのものが落雪の被害に遭っていたりします。田中眞紀子は体を張って,私たちに春の訪れを教えてくれるのですね。
2006-09-23 飛び出しボーイ
場所
市内某所
概要
某日某所,奇妙な少年の人形を発見しました。「新手の魔よけか?」と思ったら,どうやらこの人形は車に轢かれるのが仕事だそうです。ずいぶんと激務なのですね。
少年の名前は「飛び出しボーイ」。ワゴン車の影から飛び出して,みんなを驚かせています。飛び出したい欲求を抑えることができないのでしょう。
いつも飛び出してばかりいるせいか,生傷が絶えません。カツラに至っては,揚げすぎたテンプラのようになっていました。半ズボンの穿き方もなんだかだらしがなく,家庭崩壊を窺い知ることができます。飛び出すような子は,家庭に問題があるということなのでしょうか。
それにしても,この子は何人目なのでしょうか。中にはびっくりさせるだけでは済まなくて,しっちゃかめっちゃかに轢かれた子もいたはず。どこかに歴代の飛び出しボーイが安置されているのではないかと,気掛かりでなりませんでした。
2006-09-04 水爆弾
場所
○○市○○区北○条西○丁目
概要
某日,某市街地の路上にて不審な液体の入ったポリ袋を発見。これは水爆弾に違いありません。
袋の口はしっかり閉められていたらしく,液体が流れ出ている様子はなかった。おそらく人が踏みつけることで威力を発揮するのだと考えられます。
水爆弾は何ら特殊な場所ではなく,ごく普通の生活道路に設置されていた。だれがいったい何を目的として放置したものなのでしょうか。何らかの組織の関与が疑われますが,いまだ犯行声明のようなものは確認されていません(ふめい)。
2005-11-06 やる気のない料理店
場所
市内某雑居ビル
概要
某日,某雑居ビル前にてロウ細工の奇妙な料理見本を見つけました。
料理見本は一見どこもおかしくないような気がします。よく観察してみると大変なことになっているのです。
春巻きのような食べ物のロウ細工です。溶けてしまっているらしく,器からずり落ち半分めり込んでいます。
ピザのような食べ物にいたっては,驚くことに皿にすら乗っていません。皿はどこへ消えてしまったのでしょうか。どこぞの悪戯っ子が盗んでしまったのでしょうか。
私はこの料理店に一度も入ったことがありません。潜入してピザのような食べ物を注文することが私にとって義務なのかなと,いま感じています(ふめい)。
2005-09-11 表示不正のあるビル壁面テレビジョン
場所
○○市○○区北○条西○丁目
概要
某日,某ビル壁面に設置されたテレビジョンに奇妙なものが映っていることに気づきました。画面右下に表示不正があるのです。
これはいったい何なのでしょうか。私はWindowsでボリューム調節によく使われるGUI部品に似ていると思いました。このテレビはWindowsで制御されているのでしょうか。
表示不正はおよそ2週間続きました。私は密かに表示不正の進化を期待していました。青画面になったり,システムが再起動してBIOSの初期化画面が出てきたりしたら面白いのになと思っていたのです。残念ながら街頭テレビがそこまで乱れることはありませんでした。もっとマニアたちを楽しませてくれてもいいのに。まだまだサービス精神が足りないようですね(ふめい)。
2005-07-31 球切れした信号機
場所
○○市中央区○○西○○丁目
概要
一見この信号機はどこもおかしくない気がします。でも待ってください。この信号は「赤」なのでしょうか「青」なのでしょうか。正解はこのとき「赤信号」でした。赤信号の割には「赤」が点灯していないように見えますよね。このとき「赤」が球切れしており,「青」しか点灯しなかったのです。
信号機ってたまにランプ交換しているようなので,「球切れすることがあるんだろうな」とは思っていました。でも本当に球切れした信号機を見たのは,今回が初めてでした。もしかしたら私は一生分の運を使い果たしてしまったのかもしれません(なぞ)。
青信号は正常に点灯していました。なお後日,修復されていたのは言うまでもありません。
2005-07-31 破壊されたICテレホンカード自動販売機
場所
○○市中央区
概要
某日,いつものように電話ボックスを気に掛けながら市街地を散策していたところ,破壊されたICテレホンカード自動販売機を発見しました。粘着テープで応急処置されており,まるで包帯でも巻かれているかのような痛々しい姿をしていました。
自動販売機は電話ボックス内に設置されたタイプでした。バールのようなものでこじ開けられたらしく,パネルが大きく前に迫り出していました。
上から撮影した様子。粘着テープが伸びてしまったのか,いまにも取れてしまいそう。
【追記】2週間後,同じ電話ボックスを調べてみました。破壊された自動販売機は撤去されていました。どこに破棄されたのでしょうか。マニアとしてとても気になります。
2005-06-11 会員情報漏洩中
場所
○○市○○区○○西○丁目
概要
某日,某市街地を歩いていたら,ある紙切れが放置された電話ボックスを発見しました。電話ボックスのドアを開け「なんの紙切れかな」と思って覗いてみたところ,「会員情報」というおいしそうな文句が並んでいました。偶然にも会員情報が漏洩した現場に居合わせてしまったのです。
撮影後,紙切れをそのままにしてきてしまいました(持ち主が探しているかもしれないので)。いったい,あれから何人のマニアに会員情報を盗み見されてしまったのでしょうか。マニアたちの笑みが目に浮かぶような出来事でした。
紙切れを接写。会員情報と書かれています。
内容は定かではありませんが,時間制で他人に指導する仕事の会員情報だったようです。住所,氏名,電話番号が書かれていました。
2005-03-25 エレベータの定期点検
場所
市内某百貨店
概要
某日,某百貨店にて不自然な位置で停止するエレベータを発見しました。定期点検中だったらしく,ドアが半開きのままカゴが上がったり下がったりしていました。
私はエレベータに対して特別な思い入れがあります。学童の頃は「ドアに挟まったままカゴが動いたらどうなるんだろうか」とか「ギロチンの替わりになるのではないか」という興味から,エレベータを使ったさまざまな実験に明け暮れたものです。
実験にはよく割り箸を使いました。エレベータの動作はなんと割り箸の本数で変わりました。ドアに割り箸を1本挟むと,エレベータは動いてしまいました。カゴが昇降するとバキっというすごい音とともに,割り箸は切断されました。
ドアに割り箸を2本挟むと,ドアが完全に閉まったように見えてもエレベータは動きませんでした。そのまま15秒ほど待つとドアが一度開き,またすぐに閉まりました。エレベータはこの動作を延々と繰り返したのです。私は割り箸を仕掛けたのを忘れてしまい,マンションのエレベータを数十分間,使用不能にしたことがあります。恥ずかしい過去なのでいまでも絶対に秘密です。
2005-03-25 電気泥棒
場所
地下鉄○○線某駅プラットホーム
概要
某日,某駅プラットホームで最終電車を待っていたところ,何者かが柱のコンセントで携帯電話を充電していました。電気泥棒の現場を押さえた貴重な写真です。
電気泥棒の犯人はだれなのでしょうか。てっきり日焼けしたギャルがコンセントを占拠したのだと思っていたのに,真犯人は違いました。
充電を見守る中年男性。この人が電気泥棒の犯人なのでしょうか。
その後,充電器を取り外し鞄の中にしまっていました。やはり犯人だったのです。それにしてもさすが泥棒ですね(ふめい)。とても堂々としていました。
2005-03-25 高齢者市民講座
場所
某地下鉄駅構内
概要
高齢者市民講座は,名前のとおり高齢者を集めてありがたい話をする集会らしい。講座のポスターが張り出されていることは以前から知っていたのだが,今回は妙にひとを惹きつける魅力があったので(ふめい)写真撮影してきました。
今回の講座の目玉は「肝臓の話」らしい。これほど堂々と臓器が売買されているだなんて驚きです(←ぜったい違う)。
2001-08-26 顔写真掲示板
場所
市街地一般
概要
みなさんは出会い系サイトとやらの存在をご存知でしょうか。見ず知らずの人たちが,友達やら恋人やら共犯者やらになってしまう不思議な集会場のことです。出会い系サイトにはそんな人たちの募集広告がたくさん掲載されています。今回,私はその中からHAYATOさんという人物に注目してみました。HAYATOさんの投稿文を引用します。
タイトル : 24時間,戦えますか?
名前 : HAYATO
住まい : あなたの街
メッセージ :
こんにちは。
オレは24歳,K察官の仕事をしています。
いい出会いがあるかな?と思って投稿してみました。
自分で言うのは照れくさいけど,よくSM∀Pの香取○吾に似ていると言われます。
普段,地味な仕事をしているせいか出会いの機会がありません。
快活で楽しい人,メールよろしく。
p.s.
強風が苦手です。
募集広告にはウソが多いです。年齢を誤魔化すなんて当たり前,有名人に似ているという一文はほとんどが思い込みによるものなのです。それでは,HAYATOさんの投稿はどうでしょうか。本当のことを言うと,私はHAYATOさんの正体を知っています。2日前のことですが,私はHAYATOさんの姿をこっそり激写することに成功しました。みなさんにこっそり教えてあげます。こっそり知って驚かないでくださいね。
(A) お仕事中のHAYATOさんを激写
(B) 電柱の影からそっとあなたを見つめるHAYATOさん。なんだか物憂げな表情です
1999-09-22 強電界地帯
場所
高層建築物一般
概要
画像が荒れているようにしか見えないのだが,ファイルが壊れているのではありません。この画像は移動電話(いわゆるケータイ)の基地局アンテナを至近距離で撮影したものなのです。なぜ画像が荒れているのかというと,アンテナから放出される電磁波の影響でデジカメが誤動作,鮮明な像を撮影することができなかったからです。
撮影後の数日間,鼻血が出て止まりませんでした。そもそも電波送出中のアンテナに近づいてはいけないものなのです。
デジカメが誤動作したとか鼻血が出たなんて話は,もちろん大嘘ですが,電磁波の害は昔から経験的に知られていることです。有名なのは,放送関係者やアマチュア無線家には女の子しか生まれないという話。電波を浴びると男の子が生まれなくなってしまうのです。後継ぎに不自由している人は電波に気を付けましょう。
1998-11-25 雪アソビJ衛官
場所
○○市○○区○○公園○丁目会場
概要
某日,某情報筋から有力な情報を入手しました。なんでも年に一度,J衛官たちが雪アソビに戯れる公園があるらしい。当スタッフ一同(といっても私だけ)は独自の情報網を駆使し,遊び場の割り出しに成功。さっそく撮影に行ってきました。私が現地に到着した時,J衛官達は雪アソビの真っ最中でした。どうやら大きな雪のお城を作っている様子。スチールパイプの足場を使って作業していたりと,ただの雪アソビとは違うようです。
こうして雪アソビJ衛官たちを撮影することには成功したのですが,結局,J衛官たちの行動が何を意味しているのか,私には理解できませんでした。素人目には遊んでいるようにしか見えないのですが,これも演習の一部なのでしょうか。
雪のお城を正面から撮影。画像には入っていませんが,キリンさんの絵が描かれたクレーンで作業していました。
一見雪のように見えるのだが,実は旭◎成が開発した樹脂だという噂も。(どこにそんな噂あるんだ?)
1998-08-20 ダイオキシン類発生装置
場所
○○市○○区○○ 4-12
概要
ドラム缶に三角屋根と煙突をつけた簡易型焼却炉。まるで「できるかな」のごん太くんを彷彿させるデザインです。でも可愛いからといって,近づいて撫でたりしてはいけません。噛まれます。その狂暴な挙動から,世間一般には「悪いごん太くん」と恐れられているのです。
過激な活動で知られる生活ク○ブや,普段は噂話ばかりしているPTAのオバサン連中も「悪いごん太くん」の駆除に躍起です。なんでも「悪いごん太くん」を見つけては深夜に爆弾を仕掛けているんだとか。「悪いごん太くん」といえども爆弾相手では一溜りもありません。一撃で微塵切りになってしまいます。
――今日の破壊計画は昨日お渡しした回覧板に載っていますよ。もし今日の餌食があなたの家の子だったとしても,匿(かく)まるような真似はしないでくださいね。「悪いごん太くん」はダイオキシン類発生装置なのですから。根こそぎ駆除しなければいけません――。
エセグラフィーで多い日もサラサラ
エセグラフィー(ESEGRAPHY)とは,多い日の多い場所を測定する装置です。ダイオキシン類発生装置だと忌み嫌われている「悪いごん太くん」ですが,いったいそのどこに多い場所があるというのでしょうか。「悪いごん太くん」をエセグラフィーで分析してみました。世界で初の試みです。
左が原画像,右がエセグラフィーで分析した画像です。赤色や紫色の個所が多い場所で,青色の個所はサラサラしている場所です。「悪いごん太くん」をエセグラフィーで分析してみると,焼却後の灰(D2からD3)に多い場所が集中していることが分かります。また周辺の土壌にも横漏れが広がっています。
「悪いごん太くん」を駆除する際には,まず周囲を横漏れサイドギャザーで取り囲む必要があるようですね。横漏れサイドギャサーは薬局に置いてあります。1ダース1,000円くらいです。とてもじゃないけど恥ずかしくて買えない人は,店員さんに,「アノ日に使うアレください」と言いましょう。店員さんは何も言わずに手渡してくれるハズです。
気の利かない店員さんは別のものを手渡したかもしれません。怪しい物を買わされたとしても,私は責任取れません。
1998-04-08 ひとくいあな
場所
○○市中央区○○条西○丁目付近
概要
「近寄ると吸い寄せられて穴に落ちる人が続出。近所の住人の間では“人喰い穴”という愛称で親しまれている‥‥」かどうかは定かではありません。“注意あぶない”という札が掲げられているからやっぱり危ないんでしょう。
撮影後,人喰い穴は突如として消失したらしいです。その後の詳細は不明です。人喰い穴ったら,ぼくたちに謎を残したまま消えてしまったんですね。(なのか?)
1998-04-06 プレハブ交番
場所
○○市中央区○4条○8丁目
概要
一見どこの建築現場にもありそうなプレハブですが何かが違います。この建物はプレハブの交番なんです。この場所の数メータ先では交番の改築工事が行われています。工事が終わるまで,スーパーハウス(プレハブの製品名)へお引っ越しているというわけなんですね.
プレハブ正面の資料画像は少々不鮮明ですが,かなり遠くの場所から,しかも深夜に撮影したので仕方ありません。さすがに近距離からフラッシュ焚いて撮影するわけにはいきませんものね。交番を撮影しているなんて,疑う余地のない不信人物です.
え?「こんなことしてK察官に職質されないんですか?」って,大丈夫です。不自然な行動を執らなければ,何も言われないものですよ。マニアは職質など恐れません。むしろ,K察官から職質された回数を自慢する人さえいるくらいなのです。
プレハブを後方から撮影。プレハブの隣にあるのは仮設のトイレです。なんていい加減な交番。
1998-04-06 メンテ中のグレ電
場所
市街地一般
概要
某日某所,DMC-4C型公衆電話のフロントパネルが外された電話ボックスに遭遇。NTT職員によるメンテナンス中の現場を収めたものです。撮影後,現場から猛ダッシュで逃げてきたのは言うまでもありません。
DMC-4C型は通称「グレーの電話」と呼ばれていることで有名です。LCDパネルを備えていることや,デジタル/アナログ回線のモジュラー端子を装備していることはよく知られていますが,これは世を忍ぶ仮の姿でしかありません。最大の特徴は,電話局から電話機内部のプログラムを書き換えできることです。かなりイケている電話だと言えます。手元に一台置いておきたいですね。一家に一台のグレ電と‥‥なるわけないですね。
取り外されたフロントパネルを裏側から撮影。パネル裏側の金属板はパネル強度を強化しているように見えます。緑の電話は破損事件が多く発生しました。グレーの電話はこういった緑の電話の失敗を教訓として生まれた公衆電話なのです。
1998-04-06 電話回線の端子盤
場所
共同住宅一般
概要
マンションなどの共同住宅には,電話回線を管理するための端子盤があります。配線作業し易いように,端子盤は廊下に設置されていることが多いです。ほとんどの端子盤には,鍵らしい鍵が掛けられていません。だれでも開ける事ができます.
端子盤を開けてみると,びっしりと電話回線の配線があります。盗聴器が取り付けられる危険性が高いのもこの個所です。「盗聴してください」とマニアに誘い掛けているかのように,配線に電話番号の札が付けられている事もよくあります。あなたの家の端子盤もチェックしてみましょう。注意したいことは配線に手を触れてはいけないということです。万一配線が切れてしまったら,その回線は不通になってしまいます.
自宅の電話をISDN回線にすれば,こういった端子盤からの盗聴をほぼ完璧に防ぐ事ができると言われています。電話盗聴が心配でどうしようもない人は,ISDN回線にするのもいいでしょう。
1998-04-06 無防備な公衆電話
場所
○○市中央区南○条西○○丁目付近
概要
某ディスカウント酒店の前にある公衆電話はMC-5BPN型。この公衆電話の無防備ぶりには呆れるばかりです。台座は貧弱で蹴飛ばせば簡単に破壊できそうな雰囲気。それを悟ってか,台座と電話機はボルトとナットとで固定されていません。さらに追い討ちをかけるようにNTTとの接続端子が台座の裏側にあるなど「いじってください」と言わんばかりの無防備ぶりです.
この公衆電話は歩道から少し奥に入った場所に設置されています。深夜ともなれば人影もまばら。マニアの実験のための公衆電話だと言ってしまってもいいでしょう。
なんと電話機は台座に乗せてあるだけ。手で持ち上げることもできてしまう。
電話線を結ぶ接続ボックスは台座の裏にあった。市販のプラス・ドライバーで分解することのできるかのような簡素な造り。
【追記 2000/10/5】 「無防備な公衆電話」のその後ですが,1年程前に撤去されたみたいです。そういえば,この頃街中でMC-5BPN型公衆電話をあまり見掛けなくなったような気が。