2002-11-26  レフ板,使ってみました

――このコンテンツの本編は「yumi-ii/homupe」(作成中)に掲載予定です。――

今日は久々の有害画像シリーズです。昨日,東急ハンズでスチロール板(幅x高さx厚さ:800x1100x3mm)を購入しました。スチロール板を何に使うのかというと撮影時に光を反射するため,またはディフェーズ光(ここでは透過・拡散された柔らかい光と解釈してください)を作るためです。この板,素手で持ち帰るにしては巨大すぎたのですが,だからといって折り畳むことはできません。自転車に乗って腕に抱え込み,揚力でたびたび転倒しそうになりながら家に持ち帰りました。

私,スチロール板を使った撮影は今回が初めてです。いろいろと不慣れなのですがどうにか,そのへんの不細工ネットアイドルみたいな画が出来たので公開いたします。撮影画像には編集時の画像(大きさがWWWに掲載された画像の倍)がリンクされています。これは純粋にブサイク顔写真および有害顔写真を研究している方のための資料であり,いわゆるファン・サービスでも生贄(いけにえ)でもありません。意図的あるいは無意識に,二次利用しないでくださいね。それから衣装は撮影用です。普段,私はこんな変な格好しておりませんのでありからず。

ヴァーチャルY兄貴,具現化計画

昨今,話題の「ヴァーチャルY兄貴」の具現化を目指してみました。ヴァーチャルなものを実体化したらヴァーチャルじゃない気がしてしまいますが,そういう細かい矛盾点をいちいち指摘しないでください。話が進まなくなるから(なぞ)。私の想像するヴァーチャルY兄貴って格好が派手なんです。このセンスがオシャレかどうかは別として,勘違いを恥ずかしいと思わず変装してみました。

「ヴァーチャルY兄貴」の撮影風景

※画像の説明:スチロール板を被写体の側面に設置しました。あとになって分かったことですが,板の傾斜と顔が平行になっていたんですね。

ヴァーチャルY兄貴(クラバカ風)

※画像の説明:サングラスにスチロール板が映り込み光を演出しています。影の雰囲気は従来と同じですね。頭上からの光源は強くないので,スチロール板はあまり光を反射しません。よって「影が吹き飛ぶ」といった効果は現われませんでした。撮影後の画像には,紫色のフィルターをかけてちょっぴり怪しい雰囲気にしてみました。セクシーかどうかは分かりませんけどね。ちなみに本当は頭にサンバイザーを被りたかったのですが,今の時期どこを探しても入手できなかったので毛糸の帽子を被りました。<使用機材>デジタルカメラ:FinePix4800Z,三脚:Vixen MS-153,スチロール板:800x1100x3(mm),レタッチ:Corel Painter Classic 1.0J,Dibas32<身体情報>撮影日の体脂肪率:16.6%(私的に高め)

ディフェーズ光に挑戦

透過・拡散された柔らかい光のことを「ディフェーズ光」というらしいです。どうして「らしい」なのかというと,厳密にはそういう意味ではない「らしい」のです。それでも一般的な用法の範疇から逸脱しているわけではないようなので,ここではそんな意味として理解してくださいね。

さて,ディフェーズ光を使うと何がうれしいのでしょうか。被写体に極端な明暗差ができないので,柔らかい仕上がりになる,自然な仕上にすることができるのです。それではディフェーズ光を作るにはどうしたらよいのでしょうか。じつはディフェーズ光の代表は,薄曇の日の太陽光です。薄曇の日って影がほとんどできませんよね。あれを再現すればよいのです。つまり直射日光を雲で遮るように,光源からの光を減衰・反射すればよいのです。ただ注意したいのは光の明暗が平坦になると顔が膨張したように写ることです。よって体脂肪をほどほどに落とさないと,ディフィーズ光に挑戦してはいけないのかもしれません。

ディフェーズ光に挑戦・撮影風景

※画像の説明:スチロール板を光源の真下に配置して光をディフェーズしている様子です。本来ならスチロール板を専用の機材で固定すればよいのだが,今回は準備できなかったので自力で持ち上げました。おかげでどのポーズも「グリコのマーク」になってしまいました。

ディフェーズ光に挑戦・撮影画像1 ディフェーズ光に挑戦・撮影画像2

※画像の説明:光をディフェーズさせると光量が減ります。つまり暗くなってしまうのです。暗く写った画像をレタッチでなんとか引っ張り上げてみましたが,やっぱりノイズの多い仕上がりになってしまいました。本来なら光の減衰分を加味して光源をより強力にするんだろうけど,素人の機材ではちょっと難しいですよね。ホワイトバランスもうまく合わせられなくて,どちらかというと失敗作です。ちなみに私,四捨五入するととっくに三十路なのですが,いつまでもこんなことを続けていてよいのでしょうか。ディフェーズ光うんぬんよりも,そっちの方が大失敗なのかもしれませんね(ふめい)。<使用機材>デジタルカメラ:FinePix4800Z,三脚:Vixen MS-153,スチロール板:800x1100x3(mm),レタッチ:Dibas32,美白ビタミン剤:ハイシーホワイト2<身体情報>撮影日の体脂肪率:16.6%(私的に高め)