2004-11-13  僻地の公園・生い先短い人たち―後編―

某公園にて,ばい菌の培養に明け暮れる虹色業界人たちの調査を終えた私は,引き続き別の公園を調査することにしました。

時刻は午前4時,周囲はうっすら明るくなっていました。某公園に到着したのよかったのだが,そこで私は目を疑いました。さっきの公園でばい菌の培養をしていたはずの少女が,目の前のベンチにいたのです。しかも少女は,すでにパパにいたずらされていました(毒)。

私はパパが気の毒でなりませんでした。だってその少女は,ほんの数十分前まで四人の妖怪やらパパとおさかんだったのですよ。シャワーも浴びないで,とても不衛生なのです。ベタベタしていて「汚れ」くらいの騒ぎでは済まないはずなのです。

太陽が昇りすっかり明るくなっていたので,私は帰宅することにしました。その日は衝撃的な出来事の連続でした。おさかん中毒の妖怪,パパ,ふしぎ少女,そしてずうずうしい小熊,みんな仲良しだったのですね(なぞ)。何より,某ばい菌の感染爆発がいまなお進行していることを再認識させられました。

今年の夏は季節を急ぎすぎる人ばかりでした。老いも若きもすごい量でした(再三なぞ)。