2004-11-14 VictorハードディスクムービーEverio触ってきました
本日,ヨドバシでVictorの「ハードディスクムービーEverio 」を触ってきました。巷で話題の新製品なのです。早速,感想をお話します。
筐体が華奢
第一印象は安っぽいでした。GZ-MC200はそうでもないのだが,GZ-MC100は試作品みたいに見えました。かなりコストダウンしているからだと思うのだが,もうちょっと高級感がほしいなと思いました。
HDD録画と再生
記憶媒体にコンパクトフラッシュ大のHDDが使えるそうです。いわゆるマイクロドライブに映像を記録するというのです(HDD以外にも,高速型のコンパクトフラッシュやSDカードにも記録できるそうです)。展示品にはマイクロドライブが装着されていたので,録画と再生をしてみました。
ちょっとモード切り替えで待たされる気がしましたが,我慢できる範囲内でした。使い勝手は,据え置き型のHDD/DVDレコーダによく似ていました。テープ媒体のカメラとは別次元の使い心地です。
気になる映像品質
Victorって,DVカメラ全般の評判がいまいちなので期待していませんでしたが,悪い意味で期待を裏切りませんでした。
色がめちゃくちゃでした。「映した」というよりも,「色を塗った」とか「色を乗せた」という感じに見えました。けばけばしい塗り絵みたいだったのです。もちろん太陽光の下で撮ったわけじゃないし,モニタは液晶パネルだったので正確な判断はできませんが,たぶん繊細な表現は最初から諦めているカメラだと思います。
それでも意欲的な製品なので,好感が持てますね。Victorだと映像の仕上がりに難ありなので,他社が追従してほしいところです。以下,確認できなかったけど気になったところ。
- 長時間稼動させるとどれくらい発熱するのでしょうか
- 三脚に装着したまま記憶媒体の交換ができるのでしょうか
- 広角側が48.7mmだそうで,ちょっと狭いのかな
- i.LINKなかったような。もうこの接続規格も絶滅危惧種ですかね