2006-01-31  未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―

未来予想レポートでは産業界の激変も予想しています。そろそろ就職活動の時期ですので,これから注意が必要な業種を挙げておきます。

2011-2013 「放送業界に激震」

テレビの衰退ないしテレビの死が予想されています。「やっぱりね」と思った人がいらっしゃると思います。

2011年に地上波アナログ放送が停波することは,みなさんご存知だと思います。その2年後の2013年にDVRサービス(たぶんVOD:Video On Demandサービスの誤記)とやらが普及し,民放局の広告事業に悪影響を与え始めるそうです。

テレビは,トットちゃんに始まりトットちゃんに終わるのかもしれません。

2012 「電機メーカー再編」

電機メーカーの大手5社とはNEC,富士通,三菱電機,東芝,日立製作所のことです。この中で生き残るのは2社だそうです。吸収合併が進んで最終的に2社になるのでしょう。

過去のSCSI機器に「NECJITSU」なんてベンダIDがありましたが,あれは未来を予想していたのかもしれません。

2015-2017 「タクシーの運転手がロボットに」

恐ろしいですね。タクシーの運転手さんは機械化されてしまうそうです。「さすがにそりゃねーだろ」って気がします。

素直に読むと,ロボットが運転席に乗り込んで車を運転するように解釈できてしまいますが,本当は「自動運転のタクシー」なのではないかと思います。自動運転のバスはすでに実験段階で存在するらしいので,自動運転のタクシーがあっても不思議ではありません。

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