2006-02-27 ジューシィ2―その5―
ジューシィ2の作業は2月上旬で閉じたのですが一部を手直しすることにしました。携帯サイトで問題が出たのです。
「徳」の旧字が文字化け
「徳」の旧字(Unicode 0x5FB7)が文字化けすることが分かりました。「どうしてかな」と思って調べてみたらSHIFT-JISでは表現できない文字だったのですね。UTF-8からSHIFT-JISに変換できないのが原因でした。なんでも「容易に解決することができない既知の問題」なのだそうです。⇒ http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP170559
さてどうするか考えました。
- SHIFT-JISから外れた文字は,形の似た文字に置き換える←変換表の準備が大変そうなので却下
- SHIFT-JISから外れた文字を検出して「■(豆腐)」や「〓(ゲタ)」に変換する←妥当な動作のひとつだが文字化けの頻度は極端に低いので却下
- 「既知の問題」として文字化けを容認する←今回はこれを採用
キャッシュコントロールの挙動を変更
HTTPの応答ヘッダで「Cache-control : no-cache」を送るようにしました。この応答を解釈できるブラウザはページをキャッシュしなくなります。
いままでキャッシュ制御していませんでした。試用段階ではキャッシュ制御しなくても使い心地が悪いとは思わなかったのだが,日常的に使ってみると違和感がありました。
ページ容量を変更
1ページの最大容量を縮小することにしました。私が所持している携帯電話(au)の都合なのですが,どうも最大容量ぎりぎりにしてしまうと表示に時間が掛かってイライラしてしまうのです(オラオラではありません←ふめい)。
auのEZwebは絵文字が多いと,表示に時間が掛かる気がします。仕様上,絵文字はローカルリソースの画像として扱っているようなので処理が嵩むのかもしれません。