2006-07-09  コギャル'97から読み解くWeb2.0の真意

昨年末あたりから「Web2.0」というコトバを耳にする機会が多くなってきました。私,いまだにこのWeb2.0とやらがよく分かりません。調べてみると2.0の前に1.0と1.5もあったというではありませんか。いったい,いつの間にできたのでしょうか。

それでも私なりにWeb2.0の傾向と対策をまとめてみましたよ。

  • 2004年あたりから開始したWebサービスに名前を付けたくて,便宜上「Web2.0」と呼ぶことにした
  • 「白亜紀」「ジュラ紀」みたいにWWWの歴史を時間順に分けてみただけであり,はっきりとしたつなぎ目があるわけではない【追記 10 JUL 2006】 安直に時系列に並べてはいけないらしいです
  • 企画書や宣伝文句に「Web2.0時代に即した‥‥」という飾りを付けるために使うコトバ
  • 予算の決定権を握っているオジサマや株主たちを,なんとなく説得するために使うコトバ
  • 90年代の「マルチメディア」,80年代の「ニューメディア」みたいにWeb2.0も10年後には死語になる可能性が大

結局,私が過去に提唱していた「コギャル'97」と,似たようなものなのではないかと思います(なぞ)。ホムペたちの種類を説明するために,「第1世代ホムペ」の定義をしたこともありましたね。みなさん鳴り物入りで登場したコトバには気をつけましょう。

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