2007-02-06 素人大学生撮影テクニック―狙われた少女たち―
「素人大学生撮影テクニック―青春はお金で買える―」の続報です。前回は素人をビデオ撮影する際の留意点,「モデルを捕まえる方法」「狙いやすい子の特徴」などをお話しました。でも「口説き方」だけは明かしませんでした。今回は口説き方を中心にお話します。
どうして前回は口説き方を伝授しなかったのかというと,政治的な問題が未解決だったのです。本当のことを言うとね,先月,私の直属のお師匠が海外に移住したのですよ。だから「もう秘密にしなくてもいいかな」と思いました。
ライティングのテストをしてもらえませんか
まず前回のおさらいをします。
- モデルを見つける方法と場所 → ナンパする。場所は繁華街・公園などどこでも良い
- モデルの選び方 → 「中の上」「上の下」の子を狙う。あまり上の子にはお世辞が通用しない
- モデルを捕まえる方法 → 相手の目をじっと見て,声を掛けるまえに心の準備をさせる。一度すれ違ってしまったら諦める。追い掛けないこと
ここでだれもが疑問に思うはずです。
「話し掛けたとして,どうやって同意させるの?だって,そのへん歩いている人を捕まえて,ビデオに撮っちゃうんでしょ?普通の人だったらぜったい拒否するんじゃないの?」
そうですよね。直球ではいけないのです。変化球で勝負します。
「いまちょっと試し撮りのモデルさんを探していて。本物のモデルは後で来るんですが,その前にライティングの調子を見たくて。手伝ってもらえませんか?ちょうど(あなたとモデルとの)背格好が似ているもので,だれでもいいってわけにはいかないんです」
――何を話すか,実際には即興です。ただひとつ,「あなた自身を撮ることが最終目的ではありません」ということを強調してください。肝は撮影の目的をどう話すかなのです。
「それで騙されちゃう人がいるなんて信じられない」と思った人がいると思います。私も最初は信じられませんでした。でも研究会の成果物を観ると,この方法で素人が本当に出演してしまっているのです。
声を掛ける人の条件
モデルさんを引っ掛ける方法はお話したものの,まだ難関が待ち構えています。ナンパによる方法は「だれでも実践できる」というわけではないのです。いくつか条件があります。
- 年齢は20代後半から30代前半くらい
- 優しそうな顔をしていること
- 怪しくないこと
「ちょっと年上で,優しそうなお兄さん」という感じの人でなければ成功率が低いそうです。間違っても頭の毛の薄いおじさんではいけません。年が離れすぎていると,それだけで警戒されてしまうのだそうです。
業務用の機材を使う
モデルさんを手配できたら,撮影場所に連れて行きます。最後にモデルさんの背中を押す方法を少々。
撮影場所にはホテルの一室を利用することが多いのですが,専用のスタジオがあれば完璧です。映像表現同好会のパパたちは,共同でマンションの一室を借りて本物の撮影スタジオを作っていました。この気合の入りようには,さすがの私も驚きました。
でも普通の人が専用スタジオを用意するって,無理ですよね。以下,ホテルで撮ることを想定してお話します。
コツは業務用あるいはセミプロ用の機材を使うことです。カメラは小型(いわゆるハンディーカム)でも構いませんが,照明はスタンドに乗せたビデオライトを使うようにします。有名なものではLPLのビデオライト。
あの光は実際に浴びてみると分かるのだが(「いつ浴びたのか」という質問はしないでください←なぞ),経験したことのない明るさです。かなり気分が高揚します。
機材が本物だと,頭の中はいつしかアイドル状態。素人モデルはついその気になってしまうものなのです。