2007-07-07  小熊お風呂でパンパン

※2007年5月の調査報告です。

某日,市内某お風呂を調査してきました。「おさかん予報」によると,お風呂に小熊が出没するというのです。本当なのでしょうか。

魔少女の誘い

小熊は露天風呂に現れるらしい。その露天風呂はL字型になっていて,死角になっているのです。たしかに虹色業界人が集まりそうな雰囲気なのです。

22時,私はお風呂に到着しました。早速,露天風呂を調査してみることにしましたよ。露天風呂ではテレビの音ががんがん鳴り響いていました。人の気配がしなかったので「だれのもいないのかな」と思ったのですが,角を曲がったところにベンチとビーチチェアが置かれており,少女と小熊が各々,陣地を構えていました。

少女はビーチチェアに仰向けの姿勢で寝そべって,小熊を誘っているように見えました。ずいぶん大胆だったのです。おそらく小熊のことが気に入ったのでしょう。しかしです。小熊はあまり興味がなさそうに見えました。無理もありません。事前情報によると,小熊は太目のパパ以外には興味がないというのです。

「閉店は23時だっていうし,しばらく動きはなさそう」と思い,私はサウナに入ったり,体を洗ったりすることにしました。

お風呂でパンパン

22時半ごろ,私は小熊と少女の姿が見えないことに気づきました。ふたりとも露天風呂に入り浸っていたわけではなくて,たまにほかのお湯に入ったり,水を飲んだりしていたのです。いったいどこへ消えてしまったのでしょうか。露天風呂のドアを開け,奥へ行ってみることにしました。私は予想外の展開を目の当たりにしました。

小熊は少女をパンパンしていたのです。「パンパン」が具体的に何であるかは下品なので書きませんが,感染リスクを5段階で表せば完全にレベル4の行為だったのです。

実際に見てしまったのは,「パンパン」の「パ」くらいまででしたけれどね(ふめい)。小熊はかなり驚いたらしく,その場で飛び上がっていました。対して,少女は妙に落ち着いた様子でした。「この子,ただ者じゃないな」と思っていましたが,やはり魔少女だったのです。

魔少女の仕掛け

私は「ちょっと(どころかかなり)邪魔しちゃったかな」と思い,露天風呂から退散することにしました。

どうやら,小熊はすぐさまパンパンを再開していたようです(現場を見たわけではないので断言できませんが)。小熊は一度火が付いたら収まりがつかなくなる体質らしく,どうしようもなかったのでしょう。だいたい太目のパパ以外は,受付けないんじゃなかったの?小熊って野蛮な生き物だと思っていましたが,まさかあれほどだったとは。

それにしても何の準備もなしに,ばい菌を培養しているように見えました。少女はいったいどんな身体構造をしていたのでしょうか。事前に仕込んでいたのでしょうか。ちょっと謎を残した調査でした。