2007-10-02 3Dアルゴリズム・アフィリエイト
楽天アフィリエイト,2007年7月から9月期の売上は985万円でした。
<画像の説明>売上の推移です。右肩上がりの成長が続いています。
――以前,「2次元配信型アルゴリズム・アフィリエイトを開発・運用している。いま3次元配信型を準備している」というお話をしました。その後,3次配信型(以下,「3D」と記述)の開発に成功しました。これから,考案した3D方式の概要を説明します。と言っておきながら,ナイショにしておきたいことがあるもので,曖昧な説明になってしまったかもしれません。大人の都合だから許してね。
配信精度がさらに向上
<画像の説明>この図は配信精度の分析結果です。最適化前と最適化後の様子を表しています。
なんだか凹凸していますよね。精度が悪いから凸凹しているのです。本来なら「平ら」でなければなりません。出っ張っていても,凹んでいてもだめなのです。今回の3D方式のアルゴリズム・アフィリエイトは山と谷を検出・補正して,配信精度を最適化することにしました。
すごく簡単に視覚化しているし,解決方法も素直なように思えたかもしれません。当初はどういう表現方法が適切なのか,まったく分かっていませんでした。「山と谷を均せば良い」という結論に辿り着くまで,時間が掛かったのです。(それなりに切磋琢磨しているのよ。)
3.5D方式を検討中
現在,3D方式の延長線上にある3.5D方式を検討しています。変数をもうひとつ追加した「4D方式」もやろうと思えばできるのですが,計算コストが高くなりそうです。アフィリエイトって儲からないので,広告を配信するコストは極めて安価でなければならないのです。
さて,2Dから3Dでは「配信精度の改良」に没頭してきました。3.5Dでは配信精度に触れません。3.5Dで注目する点は収束の速さです。言ってみれば「切れの良さ」の改良なのです。3.5Dでは,新しい広告を追加してから馴染むまでの時間を短縮します。
3.5Dのつぎに「3.6D」というのも計画しているのですが,3.6Dはかなり意欲的な内容なので詳細は伏せておきます。