2008-05-11  Microsoft Money Plus Editionを使ってみたら

Microsoft Moneyはお金を管理するソフトです。お恥ずかしながら私,いままで資産の計算をまともにやったことがありませんでした。この頃,とりわけお金にすごく興味が湧いているもので,正確に計算してみることにしました。

はじめに言っておきますが,このソフトは「おすすめ」です。ちょっとネット機能の動作が不安定な気がしますが,肝心の金額の計算は正確なようです。気づいたことをお話します。

私の使い方

週末に給料明細やカードの請求書を見ながら,大雑把に入力しています。

買った物をひとつひとつ入力することもできるのですが,いきなり細かく入力しようとすると,途中で嫌になってしまいそうです。私はいまのところ,「せいぜい3か月単位で用途別に集計できれば上出来じゃないの?」くらいにしか考えていないのです。

Moneyがウリにしている機能のひとつは,オンラインの残高照会サービスです。銀行やクレジットカードの残高を自動で取り込めるのです。でも私はオンラインの照会サービスを使っていません。最初に設定した時点でうまく動かなかったので,そのままになっています。

そのうち入力するのが大変になってきたら,また挑戦するかもしれません。

通常版で十分

私はMoneyの「Plus Edition書籍付き版」を買いましたが,「書籍なし版」で十分だと思います。はっきり言って,あの解説本は役に立ちませんでした。

収入の「6割」を生活費に割り当てるそうです

最後に「感心」した機能の話を少々。

Moneyには予算を管理する機能があります。毎月の収入の使い道を計画して,実績と照らし合わせることができるのです。ちょっと感心したのは「6割の法則」という予算の管理方法です。

6割の法則とは「収入の6割を生活費に充てること。3割は最初からないものと思って貯蓄や投資に回しなさい。好きに使っていいお金は1割だけ」という経験則だそうです。(たいして難しい話ではありません。)

Moneyの「グループ予算」機能を使うと,月の収入を入力するだけで「6割の法則」に則って予算の配分を決めてくれます。「生活費はこれだけ。貯蓄はこれだけ。老後資金はこれだけ」という具合に具体的な金額が出てくるので,それを目安にすればお金を上手に使うことができそうなのです。

私の場合,近いうちに自動積立ての投資信託を買いたいと考えていました。ところが月々いくらなら投資に回せるのか,そもそもそんな元本保証のない金融商品をいま買って良いものなのか,ほとんど見当が付いていませんでした。グループ予算機能で計算してみたら,小額であれば積立て可能であることが分かりました。