2009-09-09 スポーツクラブの人々―2009秋―
まだ秋の気配は感じられませんが,季節感を無視することがあるのはいつものことです。最近,私が某スポーツクラブで注目している人の話をします。一部,内輪ネタを含みます。
川口能活
20代の体育会系男性,いつも腹筋台を占拠しているあの方です。
決まってサッカーのユニフォーム(いわゆるサカユニ)をお召しになっています。サッカー選手の川口能活に似ているわけではないのですが,私はこの人を見掛けると「川口さん今日もいらっしゃったんですね」と心の中で叫んでしまいます。
さて,その川口さんなのですが,ちょっと腹筋運動の仕方が独特なんですよね。上着を胸まで捲くり上げ,ハーフパンツを下着が見えるまでずり下げ,腹筋を露にしてから運動するのです。ちょっとした色モノキャラなのです。じっくり観察したことはないのですが,たぶんオケケまで見えてしまっていると思います。
ある日,ちょっと気になる出来事がありました。新会員さんたちが,店内でオリエンテーションを受けていたのです。新会員さんたちは,川口さんのすぐ傍で説明を受けていたのです。川口さんはお構いなしでしたね。いつものように,下腹部を見せつけながら腹筋運動していました。
私ね,「この新会員さんたち,川口さんを見ていまどう思ったんだろう」と少し考え込んでしまいました。少ししか考えませんでしたが(なぞ)。
黒装束3人組み
某日,服装や背格好がほとんど同じという奇妙な3人組に遭遇しました。その人たちの特徴を箇条書きにしてみます。
- グレーのタンクトップ
- 黒のハーフパンツ
- 日焼け
- 坊主頭
おそらく当人たちは,互いに面識があったわけではないのだと思います。偶然,似たような雰囲気の人が集まってしまっていたのだと思います。
しかも,なぜか3人揃って腹筋運動していたのですよね。反復の仕方が,軽くシンクロしていたくらいだったのです。なんだか胸騒ぎのする光景でした。
ガチャピンさん
熊系の男性です。小柄で毛深い方なので,分類すると小熊系になるのでしょうけれど,私はいつも「ガチャピンさん」と呼んでいます。門歯に特徴がある方なのです。
ガチャピンさんは,いつも有酸素運動をしています。去年の秋からずっと有酸素運動をお続けになっています。過酷な運動の甲斐もあってか,7月には少し体が小さくなっているようでした。
ところが,9月になってある事件が。体がすっかり元に戻ってしまっていたのです。元に戻ったでは済まなくて,以前よりもむしろ膨張していたような。やはり,小熊が小鹿になるのは無理だったようなのです。
私は,スポーツクラブのダイエット・プログラムのパンフレットに書かれていた文面を思い出しました(有料で減量指導してくれるサービスがあるのです)。パンフレットには,「有酸素運動をしても痩せられない。むしろ筋肉が減って太りやすい体質になる」と書かれていたのです。筋力トレーニングした方が,基礎代謝が高まって結果として痩せられるんだそうですよ。
いずれにしても,一時的に体型を変えられたとしても,それを維持するのには大変な労力を費やす気がします。
さて,私ね,いままでそのダイエット・プログラムとやらを受けている人を何人も観察しています(メニューが同じだからすぐ見分けが付くのよ)。そして,痩せられる人と,痩せられない人とのある違いに気づきました。同じ運動をしていても,なぜ差がついてしまうのでしょうか。そのお話はまた日を改めて。