2011-01-01 紅白歌合戦2010―森進一のリップサービス―
2010年,NHK紅白歌合戦。例年,私はこの番組で,有名人の整形や差し歯の状態を観察しています。
ところで,最近のテレビ番組では,歌手の顔をアップで撮らなくなった気がします。おそらく,ハイビジョン対策なのでしょう。ハイビジョンでは,鮮明に映りすぎてしまうので,あまり顔をアップで撮らない方がよいのです。標準放送時代のカメラアングルが,異常だったのかもしれませんが。
そんな見えすぎる時代において,挑戦的な活躍を続けていらっしゃる方がいます。最初は,歌手の森進一さんです。
森進一
「このままじゃ放送事故になっちゃう。だれか,おじいちゃんを止めてあげて(びっくりマーク)」と思った人がいるはず。
光沢感のある口紅に,あからさまなカツラ。今回も怪しい腹話術の人形のようでした。
私は,森進一の唇にすっかり気を取られてしまいました。何しろ,不自然にツヤツヤしていたのです。「このメイクは本人の意思なんだろうか?」「仕掛け人がほかにいるの?」などと,妖艶な唇から目が離せなくなってしまいました。
おかげで,額の皺や委縮する目元を満足に観察することができませんでした。もしかして,あのリップサービスは作戦だったのでしょうか。
浜崎あゆみ
観客席からウェディングドレス姿で登場しました。
あゆは,酸欠ではなくて,光欠(←なんて読むかは知らない)に陥っているように見えました。
監督さんが,衣装の質感を表現することに熱中しすぎてしまったのでしょうか。肝心のあゆの顔には,光量不足のために,影ができているように見えました。
あゆといえば,陶器のように滑らかな肌が印象的です。でも,「あの味」を出すには,お顔に多量の光を当てなければならないのです。今回の紅白では,いわば秘伝のタレを破棄していたのです。
あゆの路線変更を予感させる出来事でした。
郷ひろみ
腕をぐるぐる回した際に,外れて勢いよく飛んで行ってしまうんじゃないかと,少し心配になりました。(少しですが。)
この方,けっこうなお年だったのですね。
しばらくお見かけしていなかったので,整形がどうのというのはよく分かりませんでした。郷ひろみといえば,一時期,高須クリニック(美容外科)のイメージキャラクターを務めていたくらいですので,多少のお直しはしていてもおかしくないと思います。
しかし,常識的なお直しだったのか,まったく不自然な点はありませんでした。ほかの人が,過激すぎるだけなんでしょうけれどね。
ほかの人をまとめて
- 倖田來未 ― 上顎の歯根が黒ずんでおり,いまにも差し歯が外れそうに見えました。今後,歌っている最中に差し歯が取れて,食べてしまわなければよいのですが
- 細川たかし ― のり弁当の海苔を,こっそり貼り付けたかのような頭髪でしたね
- ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤 ― 上顎の321|123が真っ白に見えました。下顎の歯は自然な色でした。上顎だけ歯を漂白していたのでしょうか
- L'Arc~en~Ciel ― 首に引っ掻き傷のようなものがありました。服にかぶれてしまったのでしょうか。身長の真偽は,よく分かりませんでした