2011-02-27 オーディオブック“バビロンの大富豪”
先週から通勤中にオーディオブックを聴いています。オーディオブックとは,本を朗読したテープのことです。実際にはテープではなくて,音声ファイルなんですけれどね。巷の音楽プレーヤーで再生することができるのです。
いま私が聴いているのは,「バビロンの大富豪」という作品です。簡単に言うと,お金持ちになるための指南書なのですが,決して胡散臭い内容ではありません。「日ごろの,ちょっとした心がけ次第でお金は殖やせるものなんですよ」という話なのです。
さて,この本を朗読しているのは,浅科准平という声優さんだそうです。
ご本人のサイト⇒http://www002.upp.so-net.ne.jp/SLIME/mobile_top.html
とっても聴き取りやすくて,素敵な声の方です。発音もきれいなので大満足なのです。最初は通勤中にだけ聴くつもりだったのですが,ちょっと手放せない感じになってきたので,寝る前にも聴くことにしました(なぞ)。
オーディオブックに興味がある方は,ぜひお試しください。
ちなみに,「バビロン」と言っても,虹色業界人向けの肌色ビデオのレーベルとは,何の関係もありませんのでお間違えなく。
2011-02-20 e-Taxで確定申告2011
ただいま2011年の確定申告の準備をしています。件名そのままなんですけれどね。
2010年の売上と経費を集計しているのですが,あまり経費が出せなくて困っています。どうやら,今年は多く税金を払うことになりそうなのです。
考え方次第なのです。税金を払うということは,社会貢献と同じなのです。福沢諭吉センセイの「学問のすすめ」にも,税金を払いなさいって書いてあったし。
まあ,諭吉センセイ云々というのは,適当なことを言ってみただけなんですけれどね。(ふめい)
今年もe-Tax(国税電子申告・納税システム)で手続きします。
このe-Taxなのですが毎年,訳が分からないのと,手間が多くて困ってしまいます。e-Taxを利用するには,電子証明書を書き込んだ住民基本台帳カードと,カードリーダーが必要です。
お道具を揃えるのは,難しくないのです。
申請ツールのユースケースが,どうも理不尽で納得できません。住基カードに名前や住所が書き込まれているはずなのに,カードからそれらの情報を自動取得させることができないのです。まだ,あのシステムは,情報を統合して扱うことができないらしく,同じ情報を何度も入力しなければならないのです。
考え方次第なのです(2回目)。いきなり100満点のシステムは生まれません。最初は40点かもしれませんが,徐々に点数を上げていけばよいのです。そのためにも,これからも使い倒して行きましょう。
2011-02-13 Photoshopで大量のJPEGファイルをPSDファイルに自動変換する
あらまし
デジタルカメラで撮った大量のJPEGファイルを,PSDファイル(Photoshop形式)に自動変換することにしました。
お題の反対の操作,大量のPSDファイルをJPEGに自動変換するには,Adobe Bridgeの書き出し機能を使えばできます。ところが,JPEGファイルをPSDファイルに自動変換する方法が「なぞ」でした。
いままでは,PhotoshopでひとつひとつJPEGファイルを開いて,形式を指定して保存していました。ファイル数が1個や2個ならまだしも,ファイル数が30や50にもなると,気が狂いそうになってしまうのです。
「自動変換の方法は,少し探せばネットに情報があるのでは?」と思っていたのですが,さっぱり見つからなかったので,自分で考えることにしました。
概要
大量のJPEGファイルをPSDファイルに変換する作業は,Photoshopだけでできます。
以下は,処理の概要です。
- Photoshopで「PSD形式で保存する」という操作の「アクション」を作る
- Photoshopの「バッチ」を使って,上記のアクションを連続実行する
ところで,「アクション」や「バッチ」と聞いただけで,拒否反応を示す人がいるのかもしれません。私は今回,バッチ機能とやらを初めて使いましたが,少し苦戦しました。なかなか思ったとおりに動いてくれなかったのです。
さらには,おかしな動作をしているとき,どこをどう間違えているのか訳が分からないのです。
それでも,動くものができましたので,手順をご紹介しましょう。
手順1:アクションを作る
メニュー「ウィンドウ」→「アクション」により,「アクションパネル」を開きます。
「アクションセット」の新規作成ボタンをクリックします。(画像↓)
新規セットダイアログが開きます。(画像↓)
今回は仮に「JPEGをPSDに変換」という名前にします。OKをクリックします。(画像↓)
アクションパネルに戻ります。新しいアクションセットができているはずです。
つぎに,アクションの新規作成ボタンを押します。(画像↓)
新規アクションダイアログが開きます。(画像↓)
アクション名を「JPEGをPSDに変換」にします。「記録」をクリックします。(画像↓)
アクションパネルに戻ります。RECボタンが,アクティブになっていることを確認します。(画像↓)
以降の操作は,記録されます。余計なことをしないように注意します。(間違えてしまったときは,事後にアクションを編集してください。)
つぎのふたつの操作を記録します。
- JPEGファイルを開く
- 開いたJPEGファイルをPSD形式でファイル保存する
操作中の様子です。(画像↓)
操作が終わったら,RECボタンをクリックして,記録を停止します。アクションができました。(画像↓)
以上でアクションを作る作業は終わります。
手順2:バッチを実行する
つぎに,作ったアクションを実行します。
メニュー「ファイル」→「自動処理」→「バッチ」を選びます。バッチダイアログが表示されます。(画像↓)
今回は,下のような条件で,JPEGファイルをPSDファイルに変換することにしました。
- k:\jpegというフォルダの中に,複数のJPEGファイルが入っている
- k:\psdというフォルダの中に,複数のPSDファイルを保存する
よって,バッチを下のように設定して実行します。
- セット:「JPEGをPSDに変換」
- アクション名:「JPEGをPSDに変換」
- ソース:「フォルダ」
- 選択:「k:\JPEG」
- “開く”コマンドを無視 :チェックあり★重要
- 実行後:「フォルダ」
- 選択:「k:\PSD」
- “別名で保存”コマンドを省略:チェックあり★重要
- ファイルの名前:「ドキュメントの名前」+「拡張子(小文字)」
OKをクリックすると,バッチが始まります。(設定を少しでも間違えると,意味不明な動作をするので気を付けてください。)
処理中,画面が激しく点滅します。光を見て具合が悪くなるといけないので,処理中は画面を見ないようにするか,処理前に,Photoshopのウィンドウを小さくしておきましょう。
ちなみに,PSDファイルの名前は,少し捻りを加えることができます。たとえば,01.psdから99.psdといったように,ファイル名を連続した番号にしたいときは,下のようにします。