2011-05-06  シャープAQUOS LC-32DX3買いました―USBメモリで画像鑑賞―

mixi出張所でもお話ししたのですが,連休中にシャープAQUOS LC-32DX3を購入しました。⇒商品サイト

市内ヨドバシカメラで買いました。価格は67,800円。ポイント還元が10%あるのでポイントを現金とみなせば,6万円ちょっとでした。

<画像の説明>32V型の液晶テレビです。画面の幅は約70cmです。後ほどお話しますが,USBメモリに書き込んだ画像を表示させてみました。

表示されているのは,イージーモンキーさん(下着屋さん)のモデルさんです。お店の宣伝になるなら,少々画像を使ってもよいらしいのでお借りしてみました。かなりゲリラ的というか,想定外の使い方かもしれません。私は,春の陽気に誘われたのかもしれません。

<画像の説明>テレビ画面の上部には,「世界の亀山ブランド」という恥ずかしいシールが貼られています。剥がすと跡が残りそうで怖いので,そのままにしています。たぶん,きれいに剥がせると思うんだけど。

アクオスを選んだ理由

さて,テレビの種類はかなりあります。いざ買うとなると悩むものです。今回,私が重視した事柄を順にお話しましょう。

  • テレビ本体の色が「金色」だから(画面の周辺は黒。スピーカーとスタンドが金色に近い色)
  • お店で安かったから
  • Blu-rayドライブを内蔵しているから
  • VAパネルだから

以上です。

いちばん重視したのは,テレビ本体の色です。LC-32DX3は2010年4月の機種だそうで,ちょうど1年前です。2011年の機種は,どうも色がだめなのよね。まっ黒や真っ白な機種が多すぎると思います。

そんなテレビを部屋に置いていたら,金運が悪くなりそうです。

つぎに重視したのは,価格。5月に入って,テレビの値崩れが本格化したそうです。狙ったわけではないのですが,その値崩れした(らしい)値段で買うことができました。

3番目は,Blu-ray内蔵です。私ね,配線が嫌いなの。配線が難しいから嫌いなんじゃなくて,配線すると汚らしくなるから嫌なのです。Blu-rayだけではなく,さらにHDDも内蔵していれば完璧だったのですが,この価格帯の製品では無理なようです。

最後はVAパネルだから。視野角の広さは,IPSパネルが優れていると思うのですが,IPSは中間色の表現が酷すぎると思います。ただ, VAパネルは,斜めから見るとやっぱり白っぽくなってしまいますね。

重視しなかった機能

  • パネル解像度・倍速駆動
  • ネット機能
  • 消費電力(省エネ)

パネルの性能に関して少々。

このテレビのパネル解像度は,ハーフハイビジョン(1366×768画素)です。32V型でもフルハイビジョン(1920x1080画素)のパネルを搭載した製品が存在します。

私くらいの年齢になると,すでに裸眼が腐っているので解像度が高すぎても意味がありません。

このテレビのパネルは,倍速駆動でもありません。実際にテレビ番組を見てみると,場面によって残像感はあるものの,大して気になりませんでした。

USBメモリで画像鑑賞

最後に,AQUOSのUSBメニューで使うための画像を作る際の要点と,作例をご紹介します。

<画像の説明>AQUOSのUSBメニュー。画像ファイルを書き込んだUSBメモリをテレビのUSB端子に差すと,テレビで画像ファイルを観ることができます。

まず画像を作る際の要点です。

(1) 画像の幅と高さは,1920x1080(フルハイビジョン)にする。これよりも画像が小さいと,表示したとき上下左右に黒い余白ができてしまいます。「このAQUOSは1366×768のパネルだから,画像の幅と高さを1366×768にすれば全画面表示されるのかな」と思っていたのですが,そうではありませんでした。

(2) 画像を拡大するときは,バイ・キュービック法(双3次補間)を使う。

(3) JPEG保存時のクオリティー・ファクター(Q値)は,なるべく高くする。目安として,JPEGファイル容量が1MB程度になるようにすると良いようです。ちなみに,巷のJPEGエンコーダは赤が苦手です。赤みの多い画像は,Q値を若干高くしておきましょう。

(4) JPEGファイルをUSBメモリに保存するときのフォルダは,どこでも良い。画像ファイルを適当な場所においておけば,テレビ側が自動的に探してくれます。フォルダ分けも可能です。ただ,フォルダを1階層にした場合の動作だけ確認しました。フォルダの階層を2階層以上にした場合や,フォルダを作らずにルート(最上位)にファイルを置いた場合の動作は不明です。凝ったことをすると,動かないかもしれません。

さて,Adobe Photoshop CS5で背景画像(壁紙)を作成し,被写体に背景を付けてみました。勢いで試してみたのですが,思いのほか効果的に仕上がった気がします。(店頭ディスプレイにでも使えそうです。)

以下,作例です。

<画像の説明>寒色背景の例です。レイヤーのプロパティを調整して,被写体の周りに白い輪郭線を引いてあります。被写体が,くっきり浮かび上がるかのような仕上がりになりました。ただ人工的な印象が強いので,好みが分かれるかもしれません。

<画像の説明>背景に使った画像です。フィルタの「雲」と「ラップ」を組み合わせて作ってみました。透明な樹脂を流し込み,凸凹をプレスしたような質感になりました。

<画像の説明>暖色背景の例です。

<画像の説明>背景は,「ファイバー」という名前のフィルタです。これだけだと,大人しすぎたかもしれませんね。「逆光」と合わせて,背景に動きをつけると良かったのかもしれません。

いずれにしても,32V型でもなかなかの迫力で鑑賞できました。仮に46V型以上で観たら大変なことになりそうです。大画面のテレビをお持ちの方は,ぜひお試しください。