2011-08-29 シャープ・フリースタイルAQUOSのデモ映像が気になっています
25日,シャープのフリースタイルAQUOSの新製品発表があったそうです。
この製品の特徴は,いくつかあるのですが,ひとつは,チューナとディスプレイが分かれており,かつその間が無線で接続されていることだそうです。私,以前にテレビから伸びる汚らしい配線が嫌いという話をしました。フリースタイルAQUOSでは,そのような汚い配線がディスプレイには存在しないそうです。
(まあ,べつ私が要望したからこういう製品が生まれたわけではありませんが。ちなみに,私はPLCで映像を伝送してしまえば良いと考えています。そうすれば,無線は不要で電源ケーブルだけを配線すれば済みます。いまのPLCでは,伝送速度が足りなくなる場合がありそうですが。)
特徴のもうひとつは,本体の重量が軽いので,設置場所の自由度が高いそうです。さらには,Androidスマートフォンをリモコンの替わりにできるそうです。
さて,私が気になったのは,テレビの特徴よりも,製品発表会で使われていたデモ映像です。
0:49から3人娘が豪快に踊っている場面があるのですが,率直に言って美しい。店頭に展示されたとき,同じデモ映像が流れるのならぜったい観に行きます。
フリースタイルAQUOSのお披露目の様子です(公式映像)。モデルさんたちが,恐ろしく無表情なのが印象的なのです。余談ですが20V型以外は,バッテリーをたすき掛けしているのですね(20V型だけはバッテリーを内蔵しています)。最初,すべての製品が,テレビ本体に電源を内蔵しているんじゃないかと錯覚してしまいました。
2011-05-06 シャープAQUOS LC-32DX3買いました―USBメモリで画像鑑賞―
mixi出張所でもお話ししたのですが,連休中にシャープAQUOS LC-32DX3を購入しました。⇒商品サイト
市内ヨドバシカメラで買いました。価格は67,800円。ポイント還元が10%あるのでポイントを現金とみなせば,6万円ちょっとでした。
<画像の説明>32V型の液晶テレビです。画面の幅は約70cmです。後ほどお話しますが,USBメモリに書き込んだ画像を表示させてみました。
表示されているのは,イージーモンキーさん(下着屋さん)のモデルさんです。お店の宣伝になるなら,少々画像を使ってもよいらしいのでお借りしてみました。かなりゲリラ的というか,想定外の使い方かもしれません。私は,春の陽気に誘われたのかもしれません。
<画像の説明>テレビ画面の上部には,「世界の亀山ブランド」という恥ずかしいシールが貼られています。剥がすと跡が残りそうで怖いので,そのままにしています。たぶん,きれいに剥がせると思うんだけど。
アクオスを選んだ理由
さて,テレビの種類はかなりあります。いざ買うとなると悩むものです。今回,私が重視した事柄を順にお話しましょう。
- テレビ本体の色が「金色」だから(画面の周辺は黒。スピーカーとスタンドが金色に近い色)
- お店で安かったから
- Blu-rayドライブを内蔵しているから
- VAパネルだから
以上です。
いちばん重視したのは,テレビ本体の色です。LC-32DX3は2010年4月の機種だそうで,ちょうど1年前です。2011年の機種は,どうも色がだめなのよね。まっ黒や真っ白な機種が多すぎると思います。
そんなテレビを部屋に置いていたら,金運が悪くなりそうです。
つぎに重視したのは,価格。5月に入って,テレビの値崩れが本格化したそうです。狙ったわけではないのですが,その値崩れした(らしい)値段で買うことができました。
3番目は,Blu-ray内蔵です。私ね,配線が嫌いなの。配線が難しいから嫌いなんじゃなくて,配線すると汚らしくなるから嫌なのです。Blu-rayだけではなく,さらにHDDも内蔵していれば完璧だったのですが,この価格帯の製品では無理なようです。
最後はVAパネルだから。視野角の広さは,IPSパネルが優れていると思うのですが,IPSは中間色の表現が酷すぎると思います。ただ, VAパネルは,斜めから見るとやっぱり白っぽくなってしまいますね。
重視しなかった機能
- パネル解像度・倍速駆動
- ネット機能
- 消費電力(省エネ)
パネルの性能に関して少々。
このテレビのパネル解像度は,ハーフハイビジョン(1366×768画素)です。32V型でもフルハイビジョン(1920x1080画素)のパネルを搭載した製品が存在します。
私くらいの年齢になると,すでに裸眼が腐っているので解像度が高すぎても意味がありません。
このテレビのパネルは,倍速駆動でもありません。実際にテレビ番組を見てみると,場面によって残像感はあるものの,大して気になりませんでした。
USBメモリで画像鑑賞
最後に,AQUOSのUSBメニューで使うための画像を作る際の要点と,作例をご紹介します。
<画像の説明>AQUOSのUSBメニュー。画像ファイルを書き込んだUSBメモリをテレビのUSB端子に差すと,テレビで画像ファイルを観ることができます。
まず画像を作る際の要点です。
(1) 画像の幅と高さは,1920x1080(フルハイビジョン)にする。これよりも画像が小さいと,表示したとき上下左右に黒い余白ができてしまいます。「このAQUOSは1366×768のパネルだから,画像の幅と高さを1366×768にすれば全画面表示されるのかな」と思っていたのですが,そうではありませんでした。
(2) 画像を拡大するときは,バイ・キュービック法(双3次補間)を使う。
(3) JPEG保存時のクオリティー・ファクター(Q値)は,なるべく高くする。目安として,JPEGファイル容量が1MB程度になるようにすると良いようです。ちなみに,巷のJPEGエンコーダは赤が苦手です。赤みの多い画像は,Q値を若干高くしておきましょう。
(4) JPEGファイルをUSBメモリに保存するときのフォルダは,どこでも良い。画像ファイルを適当な場所においておけば,テレビ側が自動的に探してくれます。フォルダ分けも可能です。ただ,フォルダを1階層にした場合の動作だけ確認しました。フォルダの階層を2階層以上にした場合や,フォルダを作らずにルート(最上位)にファイルを置いた場合の動作は不明です。凝ったことをすると,動かないかもしれません。
さて,Adobe Photoshop CS5で背景画像(壁紙)を作成し,被写体に背景を付けてみました。勢いで試してみたのですが,思いのほか効果的に仕上がった気がします。(店頭ディスプレイにでも使えそうです。)
以下,作例です。
<画像の説明>寒色背景の例です。レイヤーのプロパティを調整して,被写体の周りに白い輪郭線を引いてあります。被写体が,くっきり浮かび上がるかのような仕上がりになりました。ただ人工的な印象が強いので,好みが分かれるかもしれません。
<画像の説明>背景に使った画像です。フィルタの「雲」と「ラップ」を組み合わせて作ってみました。透明な樹脂を流し込み,凸凹をプレスしたような質感になりました。
<画像の説明>暖色背景の例です。
<画像の説明>背景は,「ファイバー」という名前のフィルタです。これだけだと,大人しすぎたかもしれませんね。「逆光」と合わせて,背景に動きをつけると良かったのかもしれません。
いずれにしても,32V型でもなかなかの迫力で鑑賞できました。仮に46V型以上で観たら大変なことになりそうです。大画面のテレビをお持ちの方は,ぜひお試しください。
2011-01-19 SHIBUYA109系ケータイdocomo F-04C触ってきました
最初に断っておきますが,この機種はおそらく伝説になります。三菱の2画面タッチパネルケータイ「D800iDS」以来の衝撃なのです。お店に出向く機会がある方は,ぜひお手に取って,あの異次元感覚を存分にお楽しみください。
さて,興奮しすぎてしまったかもしれません。話す順番が,おかしくなってしまいましたね。某日,docomoのF-04Cをお触りしてきました。感想をお話しします。
- 商品サイト:http://www.fmworld.net/product/phone/f-04c/
- 商品カタログ(PDF):http://www.fmworld.net/product/phone/f-04c/catalog/F-04C.pdf
私,発売前からF-04Cに興味がありました。モックアップを初めて見たときに,「これはなに?」と思ったのです。ようやく実機に触れることができました。
まず目を引くのが,その配色です。やたらと派手なのです。まるでおもちゃみたいなのです。
私は,「妖怪(=ふしぎ少女)にぴったりの配色だな」と思いました。私は,たまに「子供服を着た妖怪」という発言をすることがあります。その妖怪たちを狙い撃ちするかのような色使いに見えたのです。
つぎに,驚いたのが,操作しているときのエラーメッセージや警告文が,口語調だということです。普通のケータイだと「○○を××にしました」のようなお堅い口調なのですが,F-04Cでは「○○を××にしておいたからね」といった調子なのです。
ふてぶてしいのですが,まさかこんな電子機器に説教されるとは,まったく予想外の展開でした。まるで,背後から何者かによって操られているかのような,不思議な感覚に襲われました。(←どこまで本当なのやら。)
ちなみに,F-04Cの携帯電話としての機能は普通です。docomo STYLEシリーズですので,廉価品の部類なのです。
機能は普通であっても,目指している世界は明らかに異次元です。久しぶりに「ああ,21世紀なんだ」と実感できる機種でした。
2010-05-04 3Dテレビがなぜ話題なのか理解できなくて困っています
いまなぜか3Dテレビが話題だそうです。私は,この現象が理解できなくて困っていました。某日,市内家電量販店でパナソニックの3Dテレビが展示されていたので調査してみることにしました。
いったいどんな映像なのでしょう。
なぜか行列
当たり前なのかもしれませんが,3Dテレビはテレビ売り場にありました。売り場へ行ってみると,そこには3Dテレビを観るための行列ができていました。
少し説明しますが,現在の3Dテレビは専用メガネを掛けなければ正しく観ることができません。
そんなに珍しい映像が観られるというのでしょうか。私も列に並んで,立体映像を鑑賞してみることにしました。
なぜか20年前の画質
3Dテレビのデモは2箇所で行われており,それぞれ石川遼選手のバンカーショットとビーチバレーの映像が流れていました。
3Dテレビの立体映像を見た第一印象ですが,「20年前のテレビみたいだな」と思いました。解像度が低く,色がとても悪かったのです。飛び出して見えることを優先しているのか,画質はまったく考慮していないようでした。
肝心の立体映像は,過去に何度か見たことがあったので,何の新鮮味もありませんでした。
むしろ,この21世紀に昔と同じことをしていることに驚きました。同時に「テレビの時代って本当に終わっちゃったんだな」と確信しました。
私が欲しいテレビ
結局,3Dテレビがなぜ話題なのか理解できませんでした。冒頭では「理解できなくて困っている」と言いました。本当は大して困っていないので,もうこの話は終わりにしますね(なぞ)。
最後に,私が欲しいテレビの話をします。
私ね,テレビを観なくても済むテレビが欲しいです。テレビって,情報の密度が低すぎるのです。活字にすれば1行で済むような情報を10分も20分も掛けて放送しているのです。
「テレビを観なくても済むテレビ」が具体的に何なのかというと,ハードウェアはいまのテレビと大して変わりません。変えるのは放送局側です。同じ番組に,標準版と短縮版の二種類を用意するのです。短縮版は名前のとおり放送時間が短く,標準版よりも早く終わってしまいます。
たとえばニュース番組だったら,「近所のおじいちゃんが車に轢かれた」だとか「××市で菊の展示会が行われた」みたいに,重要度の低い情報を差っ引いて短縮を図ります。
高めてほしいのは,映像の解像度でもチャネル数でも,さらには画面の大きさでもありません。情報の密度なのです。
さて,物事の重要度が高いであるとか,低いであるとか何を根拠に決めれば良いのでしょうか。正解はなくて,人それぞれ違うと考えるのが自然ではないでしょうか。個人の嗜好で番組を作り変えるのは,技術的に難しいでしょう(将来的に目指すべき方向だとは思いますが)。現実には年齢・性別という大雑把な括りで,重要度を変えることになるでしょう。
2009-09-26 シャープNetWalker“PC-Z1”触ってきました
本日,市内某家電量販店で,シャープのNetWalkerをお触りしてきました。私なりの感想を少々。
だれが買うんだろう
こんなことを言うと,怒る人がいるのかしれません。
率直に言って,「重症のシャープマニアでもなければ,買わないのでは」と思いました。2009年5月に発売された光センサー液晶搭載のMebiusもそうでしたが,実験商品のような気がしました。
最大の特徴は,おそらくWintelプラットフォームでないことなのでしょう。
製品に興味がない人のために,念のため説明しておきますね。NetWalkerのOSは,Windowsではありません。UbuntuというLinuxディストリビューションのOSが動いているのです。
価格が高い気がする
NetWalkerの店頭価格は44,800円でした。
まだ発売して数日しか経っていないから,価格が下がっていないのでしょう。それでも「安くないな」と思いました。
私ね,Linuxを採用する理由って「価格を抑えることができるから」だと思っていたのですよ。いまのところ,他社のWindowsプラットフォームのネットブックと比べて値段が安くないので,何らの優位性もないと思いました。
ソフトウェアの供給の問題を考えると,むしろ割高な製品なのではないでしょうか。
キーボードの操作性
巷では「キーボードの操作性が悪い」という評判らしいです。私は,キーボードの操作性が悪いとは感じませんでした。
たぶん,ノートPCだと思うからだめなんですよ。ザウルスだと思って操作すればよいのです。そうすれば,「こんなに大きなボタンがついている(びっくりマーク)」って感動すら覚えるはずです。
2008-08-16 危うく騙されるところでした
このお話は経緯がやや複雑なので,最初にあらましを箇条書きにしてしまいます。
- 携帯電話キャリアを変えようと考えている
- いまはauを使っている
- 2年縛りの「誰でも割」が9月いっぱいで切れるはず。だから変えるととしたら10月から
- 8月上旬「誰でも割」を外すためにauショップへ行った
- 「8月の段階では手続きできない」とauショップのお姉さんから言われた。9月になれば手続きできるらしい
- 8月中旬,料金明細書が届いた
- 明細書には「誰でも割を外すには,8月中に手続きが必要」と書かれていた
- auショップのお姉さんと,明細書の説明は食い違っている
- なぜこんなことになったのか
- お姉さんの手違いなのか,意図的に解約させないために仕向けたのか
さて,いよいよ本文です。
docomoにしようと思います
この頃,auのEZwebで「502」というエラーが頻発するようになりました。どうも通信規制を掛けているらしい。私は携帯電話で株取引することがあります。株取引のときにも502が発生するのです。
502が出たとしても再送すれば大丈夫です。二度目もエラーという事態には,まだ遭遇していません。
いまのところ実害はないのですが,注文が数秒遅れることには変わりありません。auのパケット通信は,なんだか信頼性に欠けるのです。そこでいまauを解約してdocomoに変える準備を進めています。
8月上旬auショップにて
私は「誰でも割」という2年縛りの契約をしています。契約の単位は2年間です。途中で解約すると解約料が発生します。契約の切れ目は今年の9月のはずなので,まず10月以降に「誰でも割」が継続しないように手続きすることにしました。
8月上旬,市内のauショップへ行きました。私はお姉さんに「誰でも割を解約したいんですけど」と告げました。お姉さんはコンピュータを操作して,契約情報を調べているようでした。
お姉さんは「8月では誰でも割の解約手続きはできません。9月になってから手続きしてください。電話でもできます」と教えてくれました。
そのとき私は「ああ,そういうものなんだ。9月にまた来よう」と思って,店を後にしました。
8月中旬の料金明細書を見て
8月中旬,料金明細書が届きました。私は明細書のある一文を見て「あれれ」と思いました。
<画像の説明>「あれれ」の正体です。「8月中にご連絡がない場合、お得な誰でも割を自動更新します。」と書かれていました。
auショップのお姉さんは「9月になってから続きしてください」と言っていたけれど,実際には9月に手続きしようものなら手遅れなのです。すでに更新されてしまっているのです。
お姉さんの手違いなのか,なるべく解約してほしくないがための偉い人からの指図なのか,真相は不明です。分かっていることは,8月中に手続きするものだということだけです。対面だと,またお姉さんが拒否する可能性があります。今度は157番に電話してみることにしましょう。
本当は対面で手続きしたいのですよ。でも私,お姉さんから避けられがちなのです。たぶんお姉さんは,私が「変態」だって分かるんでしょうね。私はつい,お姉さんのファンデーションの乗り,髪の毛の年齢,治療歯の有無,美容整形の痕跡などを観察してしまいます。そんな私の目線が気持ち悪いのでしょう。避けて正解ですよ。すべて分析されてしまいます(なぞ)。
2007-09-02 三洋電機・空間清浄サイクロン“airsis(エアシス)”
本日,市内ヨドバシカメラで三洋電機の「airsis(エアシス)」を見てきました。エアシスって何かというと掃除機です。ただの掃除機だと侮ってはいけません。なんと希望小売価格が131,250円だというのです。ずいぶん高い価格設定ですよね。本当に売る気があるのでしょうか。私は真意を探るべく掃除機売場に潜入してきました。
エアシスの発売日は9月1日だそうです。新製品だからなんでしょうけれど,店内ではきれいなお姉さんが商品の説明をしていました。私はお姉さんの話を聞くとともに,お姉さんの動きをよく観察することにしました。最初,お姉さんの話を聞いている人は一人もいませんでした。ところが,私がお姉さんに張り付いていたせいか徐々に人が増えてきてしまいました。
私はお姉さんの変化を見逃しませんでした。観客が増えてきたから緊張してしまったのでしょうか。壁際のゴミを吸い取る実演で,ゴミを残してしまったり商品名を言うときに名前がうまく出てこなかったり,どうも調子が悪くなってきてしまったのです。私は「お姉さんがんばって」とデンパを送ってしまいました。無論,何の役にも立ちませんでしたが(ふめい)。
さて,製品の印象を少々。
- 筐体が大きすぎる。置き場所に困る気がした
- 高級な感じがした。筐体のプラスチックが安っぽくない感じ
- ホースを取り外して稼動させると空気清浄機としても使えるらしいが,あの機能はたぶんだれも使わないと思う
2007-05-07 失われた古代文明
【注意】いつもより難易度が高くなっています。完全に業界の人向けです。専門用語がばんばん出てきますが,それが何であるかはあえて説明しません。意味が分からない方は,画像を眺めるだけにしておきましょう。
最近,ミニラさんが「JR-200」をよく話題にしています。私も何らかの手段で対抗しなければならないと思いました。「ミニラさんの独走を許してはならない(ふめい)」,本当にそう思ったかどうかは定かではありませんが,濃いヤツをお見舞いすることにしました。
今回ご紹介するのは,ラジオ少年時代の作品です。手掛けた年代がかなり古いので,感心するのかもしれませんし呆れるのかもしれません。
各種小物
1989年頃に製作。
ラジオ少年であれば,だれでもあのタバコ大のプラスチック・ケースを知っているはずです。私も愛用していました。あのケース,落とすとすぐ割れちゃうんだよね。
<画像の説明>左はアンプ付きスピーカです。低周波アンプのICにはTA7368Pを使用。トランシーバのイヤホン出力の音声をスピーカで聞きたいときに使っていました。右は小型の安定化電源です。3端子レギュレータにはLM317を使用。電源によりますが,0.5Vから9Vくらいまで電圧を変えることができました。出力電圧はショートピンにより,プリセットできるようにしていました。なかなか重宝していたのだが,ヒートシンクが小型だったため連続使用できなかったのが難点でした。
チロルチョコ大のAMラジオ
1990年頃に製作。
ラジオの大きさは,チロルチョコと同じです。当時,チロルチョコには10円と20円の二種類がありました。違いはチョコレートの分量,つまりはお菓子の大きさです。本当は10円のチロルチョコ大のラジオが作りたかったのだが,部品の大きさの制約でどうしても無理でした。しかたがないので,20円のチョコ大で我慢することにしました。
AMラジオのICにはLA1050を使用。電源はボタン電池(LR1130型)だったので,あれよあれよと電池が消耗してしまい,ラジオとしては役に立たなかった記憶があります。
さて,チロルチョコ大のラジオを作るのは,決して簡単なことではありませんでした。何度か試作して完成させることができました。
<画像の説明>初期型のマスクフィルムです。最初は両面基板にするつもりだったのだが,パターンの引き回しを工夫すれば片面でも良さそうな気がしました。
<画像の説明>初期型のパターンを変更して片面基板にしました。マスクフィルムと焼いた基板です。まず紙フェノール基板で試作品を作ることにしました。部品を半田付けして動作確認。パターンは部品を紙の上に乗せて考えましたが,本当に部品が乗るかどうかはやってみるまで分かりませんでした。なぜなら部品は立体だからです。
<画像の説明>試作品でラジオとして動作することが分かったので,いよいよ本番です。基板がやや特殊でした。市販されているプリント基板は,1.6mmほどの厚さがあります。「これでは厚すぎてケースに入らない」ということになり,もっと薄い基板にしなければなりませんでした。薄さを出すためにポリアミドのフレキシブル基板を作成し,0.5mm厚のステンレス板に貼り付けて強度を持たせることにしました。ステンレスはとても硬いので加工するのが大変でした。ドリルで穴をいっぱい空けてその穴を金属ヤスリで繋ぎ,ひたすら削って平らにしました。バーアンテナの近くに金属板なんかあったら周波数特性が変わってしまいそうですが,そんなのお構いなしだったのです。
あと写真では分かりませんが,抵抗やコンデンサにはチップ部品を使っていました。個人の電子工作ではまだ珍しかったと思います。
<画像の説明>ラジオのケースです。チロルチョコの寸法を測って展開図を作成。方眼紙で外枠を作り,瞬間接着剤を染み込ませて硬化させました。
<画像の説明>ケースに収めた様子です。これが完成品です。チロルチョコの外装をそのまま被せることができました。
失われた古代文明
現物は引越しのときにすべて捨ててしまいました。いつかホムペのネタになると思って(そのときまだ「ブログ」は存在していませんでした),捨てる前に撮影しておいたのです。私はただのオタクではありません。重症のオタクなのです。
当時,周囲にこの趣味を理解できる人がだれもいなくて,かなり苦しい立場でした。もうね,罵られ方が半端じゃなかったの。「気持ち悪い」だの「危ない」だの「テロリスト」だの,まったくひどい言われ様でした。その手の業界にとってソフトもハードもできる(経験のある)人って「花形」なのですが,そんなことを知ったのは後になってからでした。
2007-02-01 エレキジャック・光るブラジャーの記事
CQ出版社の「エレキジャック」を買ってみました。CCDカメラを使った製作記事がいくつかあったのと,発光ダイオードと光ファイバーで「光るブラジャーを作る」という記事が,私とミニラさんとの間で話題になったので,よく読んでみたかったのです。
問題の光るブラジャーなんですけれど,たしかにほかの記事と比べると違和感があると思いました。でも実用性が高いとも思いました。水商売のお店で使えそうな気がしたのです。
キャバレーと呼ぶのかパブと呼ぶのか,店の分類は知りませんが,その手のお店ではショータイムというものがあります。ショータイムではお姉さんたちが「せくしー」な姿で踊って,お客さんを楽しませるのです。光るブラジャーは,そのときの衣装に使えるのかなと思いました。
しかもこの雑誌,どう考えても大人向けなんですよ。いわゆる団塊世代向け。
最初は「子ども向けかな」と思っていました。でも「AMラジオ,お風呂ブザー,電子びっくり箱,ウソ発見器」といった定番の製作記事が,どこにも見当たらないではありませんか。たぶん1000円以下でできる製作記事は,ひとつもないはずです。平均価格帯は1万円強なのかなと思いました。しかもノリは,三才ブックスのラジオライフに近いようです。
というわけで,「光るブラジャー」くらいで驚いていてはいけません。この先,もっと刺激の強い製作記事が出てくるとは思えませんが,今後に期待です。
2006-12-20 CQ出版のパソコン雑誌は何処に
ミニラさんが,現在のパソコンマニアあるいは業界就業者向けの雑誌を分析されていたのだが,「CQ出版忘れているよ(びっくりマーク)」というわけで勝手に私なりにCQ出版の現状を分析してみました。
CQ出版
http://www.cqpub.co.jp/cqpub/intro-magazine.htm
CQ出版がソフトウェア開発者向けの月刊誌から撤退した時期は,早かったと思います。該当したのは「TRY!PC」(旧「トラ技コンピュータ」)だったのだが,2000年から季刊誌になり普段,本屋さんで見掛けなくなりました。その後,ひっそりと休刊していました。
この出版社は元々,弱電というかハード屋向けのはずなので,専門分野に専念することにしたのでしょう。
さて,ここで「エレキジャック」なるものを発見しました。
> 電子工作推進マガジン - No.1は2007年1月25日発売予定です
だそうで,現役ラジオ少年と元ラジオ少年向けの雑誌が創刊されるのですね。歴史は繰り返されるのでしょうか(ふめい)。
↑これラジコンらしいんですよ。びっくり。この手の科学って進んでいるのね。余談ですが今の私だと「軍用に転換したら高く売れそうね」といった野蛮な発想が先行してしまい,素直に楽しめそうにありません。
2006-10-24 〓SoftBankがヨドバシでサクラ動員?
こんばんは,ただいま20時です。いまヨドバシカメラから帰ってきたところです。今日は携帯売場を通り過ぎてみてびっくりしました。SoftBankの売場に人だかりができていたのです。接客のお姉さんたちはとっても忙しそうにしていました。
普段なら閑古鳥が鳴いているのに,どうしたというのでしょうか。とっさに「あの人たちってサクラなのかな」と思いました。もちろんサクラだって証拠は何にもないし(尋ねたわけでもないし),サクラが悪いなんてこともありません。ちょうど新サービスを打ち出した直後だったそうなので,本当に話題になっていたのかもしれません。
さて私は長年,ヨドバシに通い詰めています。雰囲気がおかしいとすぐ分かるのです。「なんか変,いつもと違う」って。ただの思い違いなのか,はたまたミエナイ力が加わっていたのか(どんな力なのかなんて質問しないでください。私だって知りません←なぞ)気になるところです。
2006-10-19 さらばFinePix4800Z・新しいデジカメの前に
愛用していたFinePix4800Zがついにお亡くなりになりました。以下,撮影画像です。
<画像の説明>小熊たちの生息地を撮ったのだが,独特の仕上がりになってしまいました。映像回路に問題が起きたのでしょうか。
今までもたまに調子が悪かったのです。十字キーを押しても効かなかったり,レンズカバーがうまく開かなかったりしていたのです。でも何度か操作すると直ることが多く,致命傷ではありませんでした。今回はどうしようもない壊れ方なので,そろそろ新しいデジカメを検討した方が良さそうです。
FinePix4800Zを買ったのは2001年の6月でした。思い起こすとこのカメラはかなり活躍しましたね。今年でなんと5年目です。買った当時はここまで使い込むとは思ってもみませんでした。
<画像の説明>FinePix4800Zでの試し撮りの様子。在りし日の私です。やたら画像が大きいと思った人がいるかもしれません。この当時は,もっぱらこういうノリだったのです(ふめい)。
FinePix4800Zを使っていて気になったこと
さて,デジカメを新調する前に,今までFinePix4800Zを使っていて気になったことをまとめておきます。
- 薄暗い場所での撮影に弱い。ちょっと暗いとシャッタースピードが1/4秒になってしまい,手持ちではブレを防いで撮影するのが困難
- 広角に弱い。後ろに下がれないくらい狭い場所では引いた絵を撮れない
- 広角側で像が歪む。垂直線が渦状に歪んでしまう
- 画面の四隅の解像度が低い,というか四隅はピントがまったく合わない
どうしても譲れないこと
いまのところ各社のカタログを集めている段階です。まだ候補すら考えていません。どうしても妥協できないことを少々。
- 三脚をつける穴があること(←かなり重要)
- 気軽に持ち歩ける大きさ。厚すぎない,重すぎないこと
- ACアダプタが標準で同梱されていること
新調するなら,またコンパクトデジカメにしようと思っています。デジタル一眼レフも考えましたが,大げさな気がするのと予算の問題もあり手が出せそうにありません。いったいどうなることやら。
2006-07-16 Sony Ericsson A3014Sもうだめかもしれない
久々の携帯電話ネタです。愛用しているA3014Sの調子がかなり悪いです。(余談ですが以前,公開した「ビデオグラム『おさんぽ練習帳・いまヒマなんで2003年初夏』」の冒頭に出てくる電話です。)
もうだめかもしれません。以下は現象が発生してから復帰するまでの過程です。
- キー操作していると突然,画面が真っ暗になる(バックライトが消える)
- バックライトが消えたまま画面が不正表示になる。全面が真っ白,画面半分が真っ白になることが多い
- アンテナピクトの本数が0本になる
- 時計の秒の表示が「31→30→33」みたいに揺れる
- バックライトが点灯し待ち受け画面に戻る
- 復帰後,「マイセレクト」が初期化されている
はじめてこの現象を発見したのは,半年ほど前でした。気が付いたらマイセレクト(よく使う機能を登録しておいて,少ない打鍵で機能を呼び出す機能)が初期化されていたのです。そのときは「仕様かしら」と思ってあまり気にしなかったのですが,徐々に発生頻度が増えてきました。最近では,かなり高い頻度で発生するようになりました。
リセットしているように見えるのですが,「そう見える」というだけで実際に何が起きているのか定かではありません。ソフトの異常ではなくてハードの異常のような気がします。電源が入らなくなるまで壊れると,中のデータを取り出せなくなりそうなので,いい加減に機種変更した方がよいのかもしれません。
関連リンク
2006-06-18 SONY α100 体験イベントを覗いてきました
α100とはソニー初のデジタル一眼レフカメラです。⇒商品サイト
カメラ小僧の方ならよくご存知だと思いますが,α100はコニカミノルタのデジタル一眼レフカメラ部門をソニーが買収して開発を進めた製品です。ソニーが一から自力で作ったわけではないのです。「ソニーが作った」というよりも「ソニーブランドで出した」と言った方が正確なのかもしれません。
前置きが長くなりましたね。某日市内某所をうろうろしていたら,α100の体験イベントが開催されることを偶然,知りました。さっそく潜入してきました。
某ホテルにて
体験イベントの会場は,市内某ホテル3階の一室に設けられていました。ずいぶん気合を入れているなと思いました。
出向いてみると,会場の入り口ではきれいなお姉さんが製品のパンフレットを配っていました。私は真っ先にパンフレットをもらいました。だって,パンフレットを受け取ってあげないとお姉さんの仕事がなくなってしまうのです。そんなことではお姉さんが可愛そうなのです(ふめい)。
気になる絵作り
会場までの通路の壁には,α100で撮ったらしい写真が展示されていました。
私が気になったのは,肌色の作例が不在だったことです。「このカメラはまだ発色を追求できていないのかもしれない」と思いました。
私たちは肌色に対してとても敏感です。木や空の色がちょっと違っていてもそんなに違和感を覚えないのですが,肌色だけは別です。素人でも,肌色の良し悪しなら一目見ただけで判断できるものなのです。(ついでにいうと発色は「美しく見えること」が大切です。被写体と同じであれば良いというわけではありません。)
もちろん人物を撮った作品も展示されていました。でも被写体は南国の大人と西洋人の子どもでした。それでは分からないのです。
誘惑するお姉さん
会場にはモデルさんが用意されており,実際に試し撮りできるようになっていました。お姉さんは自由自在に作り笑いができるらしく,少し離れた場所から見ると奇妙なお人形みたいでした。
「撮ってみませんか?」と勧められたのですが,私は拒みました。だって私,所詮は素人なのです。モデルさんはいつもプロを相手にしているので,カメラマンが素人かプロかすぐ見抜いてしまうはずです。
「この人ったら素人だわ。ふふふ」って思われるのが嫌だったのです。(α100はアマチュア向けの製品なので,素人でも構わないといえば構わないのですが。)
お姉さんは盛んに口をパクパクさせていました。差し歯女にありがちな行動パターンでしたね(ふめい)。至近距離まで近付くと,私まで口をパクパクさせてしまいそうでした。私も差し歯女の仲間だからです(再三ふめい)。
2005-11-03 魔女との決闘
某日,某携帯ショップに行ってきました。某人物の携帯電話の調子が悪いのだが症状の再現性がかなり低く,いつも携帯ショップのお姉さんに言い包められてしまうというのです。
最終手段として,代わりに私がお姉さんに相談してみることにしました。あくまで「お姉さんとお話がしたいな」と思っただけだったのです(ふめい)。
再現方法を探す
相談する前日のお話です。私はお姉さんの目の前で,症状を再現させることが肝要だと思いました。
調子が悪いというケータイをいじってみたところ,どこもおかしいようには見えませんでした。話によるとカメラを使っていると,固まったりリセットしたりすることがあるそうです。
数分間ケータイをいじっていたところ,たしかに固まりました。でも手順がまったく分からず,さらに数時間の試行錯誤を要しました。以下は,かなり高い確率で症状を再現させることができる操作手順です。
- 電池パックを外す
- 10秒間放置する
- 電池パックをつける(電池パックを装着すると同時に電源が入る)
- 待ち受け画面になったらクリアキーを押す
- カメラボタンを押してカメラを起動する
- サブメニューを開き,サブメニューのいちばん下の項目までカーソルを移動する
- サブメニューを表示したまま電源ボタンを押して待ち受け画面に戻る
- ケータイを折り畳む
- 背面ディスプレイのバックライトが消えるまで放置する
- ケータイを開く
- クリアキーを押す
- カメラボタンを押す
- 操作不能になり数十秒後にリセットが発生する
お姉さんとの対決
つぎの日,某携帯ショップに行きました。店内に入ると,きれいな服を着たお姉さんが数人いました。
受付けカウンターにてお姉さんに症状を説明したら,お姉さんは「実際にどうなるか見せてください」と言ってきました。私はニヤリとしました。一発でお姉さんの目の前でケータイを固めることに成功したのです。
お姉さんによると「メーカー修理が必要」とのことでした。さらには「もう保証期間がすぎているので有償修理」という話をはじめました。
私はすかさず「買ったときからおかしかったんだけど,いままで再現させる方法が分からなかった」という話をしたら,お姉さんは急に立ち上がり受付けカウンターの裏側へ駆けていきました。
カウンターの裏には偉い人がいるようでした。お姉さんは偉い人に相談しに行ったのです。(☆☆☆さんの言うとおりでした←なぞ。)
お姉さんはすぐに帰ってきました。席につくとお姉さんは「無償で修理いたします」と言いました。ずいぶん簡単に有料になったりタダになったりするのですね。
代替機の手配
修理に出している間,替わりのケータイを貸してくれるそうです。
お姉さんは「いまはこれしかなくて」と言いながら○社のケータイを持ってきました。修理に出すケータイは×社のケータイでした。メーカーが違ったのです。
「○社と×社じゃぜんぜん違うから,使い方が分からない」とダタを捏ねてみました。するとお姉さんは「同じ機種でなければだめですか」と言ってきました。「機種は違ってもいいからせめて同じメーカーで」と言うと,お姉さんはまた立ち上がりカウンターの裏へ駆けていきました。また偉い人に相談しに行ったのです。
お姉さんはしばらく帰ってきませんでした。ずいぶん話し込んでいたようでした。数分が経ち,ようやくお姉さんが戻ってきました。お姉さんは「あすであれば手配できます」と言いました。
ぜんぜん期待していなかったのに,言ってみるものですね。
お姉さんの能力
お姉さんは事務手続きを始めました。
私はお姉さんが,ふたつ以上の要求を同時に処理できないことに気づいていました。手続きしている間にごちゃごちゃと質問をぶつけてみたら,お姉さんは誤動作を始めました。
同じ話を繰り返したり言葉に詰まったり,お姉さんはもういっぱいいっぱいのようでした。量が多すぎてヨコ漏れしてしまったようなのです(ふめい)。
私はもっとお姉さんの能力を試してみたくなりました。ついでにお姉さんのファンデの塗り方が雑なのと,眉毛が変な方向を向いている理由も尋ねてみたくなりました(ふめい)。でも事務手続きはまもなく終わってしまいました。
ケータイの修理が終わったら,また某携帯ショップに出向きます。お姉さんの新たな一面を発見したら,報告しようと思います。
2005-09-30 WILLCOM新製品
「このネタに触れなければ」と思ったので,感想を書くことにします。
あまりに移動機(←やや業界かぶれした言い方)の品揃えを充実させてきたので驚きました。いまどきの携帯電話にかなり追いついた印象なのです。
「開発費用が莫大なのでは?WILLCOM大丈夫?」と思われそうですが,意外と低コストで開発できたのではないでしょうか。
以下は憶測ですがカメラや音声再生の機能は,携帯電話で実績のあるコードをヨソから買い入れて実現しているはずです。あの手のマルチメディア機能はメーカーが自前で作っているわけではないのです。供給元が2社以上あるなら価格面で交渉する余地があるでしょうから,意外と安く上がったのではないかと思います。
言い方は悪いですが,WILLCOMの遅出しジャンケンはとっても上手くいくのかもしれません。店頭に並んだらべたべた触ってみることにしましょう。
2005-07-22 携帯電話が見つかりました
土曜日に携帯電話をなくしてしまった,というお話をしました。その後,交通局の忘れ物センターで無事発見することができました。すでに回線を再開しているのですべて元通りになっています。
「突拍子もなく届くアナタのメールから開放されると思ったのに,復活してしまったのね」と思った人がいるかもしれません。残念でしたね(ふめい)。これからもとんでもない場所(深夜の公園,駅前便所,お泊り大会会場←なぞ)から,とんでもない文面のメールを送りつけてしまうのです。
さて,もし落とした携帯電話が見つからなかったらauを解約して,WILLCOM(旧DDI POCKET)にしようと思っていました。どうもcdma-oneの通話音質に満足いかないのでPHSにしたかったのです。でも紛失した電話が見つかったので計画倒となりました。相変わらず機種変更しないで,A3014Sを使い続けています。この頃,蓄電池が劣化してきていますが,まだまだ使おうと思います。
2005-07-17 携帯電話を紛失しました
土曜日,携帯電話をなくしました。どうやら地下鉄の座席に落としてしまったようなのです。迷子の携帯電話に電話を掛けてみたら,呼び出し音は鳴ったもののだれも出ませんでした。いまは回線停止の手続きをしているので不通の状態です。
「携帯電話をなくした」という話をすると「アンタさ,私が送ったメールだれかに読まれちゃってるんじゃないの?」と心配する人がいるかもしれません。心配無用なのです。電話帳,メールには暗証番号を仕掛けているので他人が見てしまうことはありません。
私が心配しているのは,メモ帳とデータフォルダです。メモ帳にはユミ日記の書き掛けのメモ,データフォルダにはヴァーチャルY兄貴のテスト音声が入っています。メモ帳を開くと「お金で自分を誤魔化すような生活,いつまで続けられるだろう」とか「パパとク○リを楽しみたい」といった異次元の文章が現れます。データフォルダを開くと「すげー」だとか「オラオラ」といったヴァーチャルY兄貴の声が再生されてしまうのです。
不運にもあの電話を拾ってしまった人は危険です。下手に内部のデータを探ってしまったら,たぶん火曜日あたりに心療内科のお世話になると思います(ふめい)。もっともここで注意を促したところで,どうにもならないのです。
さて,もし電話が見つからなかった場合は,一部の人との音信が途絶えることになります。メールアドレスや電話番号の控えがない方には,もう連絡のしようがないのです。私はあっけらかんとしているので「まあ,どうってことないか」と思っています。いつになるか分かりませんがまたどこかでお会いすることがあれば,そのときに改めてお伺いするので待っていてくださいね。
2005-02-16 絶滅しそうなあの規格たち
私はヨドバシカメラが大好きです。ほとんど住んでいるような状態だと言ってしまっても,過言ではありません。今日はいつものヨドバシ散策を通じて,消えそうな規格たちのお話をします。
Palm
Palmは会社名であり製品名でもあり,PDAのOS名でもあります。あのミ○ラさんもちょっと前に指摘していたと思うのだが,もう売っていないのですね。数年前はPlam,IBM,ソニーの3社くらいが製品を出していたと思うのだが,店頭ではソニーのCLIEしか展示されていませんでした。
Palmに限らずPDAは絶滅寸前のようです。Windows CE機(これはPDAとはまた違う気がしますが)にいたってはNEC,カシオ,東芝,ビクター,日立,シャープなどが製品を出していましたが,店頭では東芝の「GENIO e」しか発見できませんでした。みんなどこへ行ってしまったのでしょうか。(ビクターのInterLinkはPC売場にあるのかも。)
生き残りそうなのはシャープのザウルスのようです。Palm(とくにCLIE)が出始めた頃は,「これでザウルスは終わりだね」なんて2ちゃんねるで騒がれたものです。あのCLIE信者たちはどこへ行ってしまったのでしょうか。いまごろPSPの「□ボタン問題」で大騒ぎしているんじゃないかと気掛かりです。【追記 22 FEB 2005 】 ソニーのCLIEはもう開発が終了したそうです。CLIEも絶滅です。
iVDR
iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)は,日立を筆頭する家電各社が推進しているリムーバブルHDDの規格です。3年くらい前に発表されました。発表当時から立場が危ういと思っていたのですが,案の定いまだに製品らしい製品が発売されていません。
iVDRで奇妙なのは,早々とメディア本体とPC用接続キットだけがI/Oデータから発売されていたことです。「発売されていた」と過去形なのは最近,在庫が置かれていないからです。以前はお店に在庫があったのですが,この頃は「お取り寄せになります」の札が掲げられているだけなのです。iVDRはこのまま絶滅してしまうのでしょうか。
もっとも各種展示会では,iVDRの製品が参考出展されているそうなので,水面下では開発が進んでいるのだと思います。いつの間にかハードウェア仕様も「iVDR,iVDR mini,iVDR micro」の3種類になったようです。いつものように,利用者不在で規格を乱立させてしまったのですね(毒)。
インクジェットプリンタの普通紙FAX
家庭用FAXの話です。というかこれは規格でもなんでもありません(なぞ)。一時期,インクジェットで印刷するFAXが各社から発売されておりました。この頃は縮小傾向のようです。替わりに熱転写のFAXが復活した気がします。この理由よく分かります。
自宅にインクジェットのFAXがあるのですが,こいつは恐ろしく詐欺です。印刷ヘッドの目詰まりを防ぐために1日に1度,自動でクリーニングするのだが,このとき少量のインクを消費します。クリーニングのために1年強でインクまるまる1本分を使うようなのです。
FAXをたまにしか使わない人は,インクを交換して1度も印刷していないのにインクタンクが空になる,なんていう現象に襲われます。プリンタの原理を知っていれば不思議でもなんでもないのですが,ひどい話です。対して熱転写(含む感熱紙)は勝手にインクがなくなる心配がないので,いま見直されたのだと思います。(感熱紙は光劣化しますが,まったく使えなくなるわけではありません。)
現行規格の寿命
勝手に現行規格の寿命を予想してみました。みんなで絶滅危惧規格の観察を続けましょう(ふめい)。
- スマートメディア ― あと3年
- 音楽用MD(Mini Disk)― あと5年(データ用MDはもう絶滅したはず)
- VHSビデオカセット ― あと5年(なかなかしぶといですが今度こそ)
- 固定電話 ― あと10年
- 音楽用CD ― あと10年(再生装置はあと50年)
- JPEG ― あと15年
- 蛍光管ランプ ― あと20年
- Windows ― あと25年
- WWW ― あと75年
- RFID(無線ICタグ) ― あと100年
- 家庭用コンセント ― あと200年
- QWERTY配列キーボード ― あと300年
2004-02-20 午後からヨドバシのつもりが
結局ヨドバシには行きませんでした。
IEEE1394ケーブルを買うまえにちょっと試したいことがあって「Visual Communicator」をいじっていたら,どうも「LaVie L LL550/7D」では動作がおかしいことに気づきました(LaVie L LL550/7DにVisual Communicatorをインストールしておりました)。ノートPC本体とDVカメラをつなぐために長めのIEEE1394ケーブルを買おうと思っていたけれど,買ったところで意味がないことに気づいたのです。よってヨドバシ行きを断念しました。
2004-01-19 私はINFOBAR(インフォバー)が怖い
携帯電話を使い始めて18か月(1年と半年)が経過しました。最近の様子をお話します。
通信料178円,通話料0円
今日,2003年12月分の「au電話料金のお知らせ」が届きました。利用金額は3,231円でした。内訳は「基本料金(ちょっとコール年割)2,600円+EZメッセージ・高速パケット料金300円+パケット通信料178円+通話料0円+消費税153円」です。以前,何度かお話しましたが私にはお友達がいないので(毒),ほとんど携帯電話を使う機会がないのです。携帯電話の利用金額が3,000円代という人は珍しいかもしれないので,事の経緯を説明します。
こんな私でも半年前はパケット通信の割引サービスとやらを併用して,毎月7,000円弱の利用金額を払っていました。しがない業界人として(なぞ)携帯電話のサービスがどんなものかまったく知らないのでは困るので,市場調査も兼ねて積極的に利用していたのです。そんなこんなで携帯向けコンテンツをせっせと閲覧する日々を送っていたのだが,ある日を境に料金コースを変えて使うのをぱたりと止めました。私は「これって時間泥棒の被害に遭っているのではないか」と疑いを持つようになったのです。「割引サービスって使わないと損をするのではなくて,使えば使うほど損をするのではないか」と悟ったからなのです。
(またまた似たような話を以前したことがありますが)なぜなら同じ「1時間」といっても20代の1時間と60代の1時間とでは,時間の価値がまるで違うのです。「仮に60代になった私が20代だった頃の1時間をお金で買うことはできない。だからいま20代の私が携帯電話のために無駄な時間を費やしているとしたら,それって愚かなだけ。だいたいさ,30代を過ぎたらもう新しいことは覚えられないんだよ。だったら,いまするんだったら頭に残ることがいいよな」と考えるようになったら自然と利用頻度が激減(適切)になったのです。おかげで今では週に3通くらいメールを打つだけです。
私はINFOBARが怖い
いま私が使っている機種はSony Ericssonの「A3014S」です。A3014Sはカメラ非搭載の頃の機種なので今となってはずいぶん古い気がします。一時期「INFOBAR(インフォバー)」に機種変更しようかと思って目を付けていたのだが,客観的に「買い替える必要なし」という結論に到達し,まだ機種変更していません。どうもINFOBARには罠があると気づいたのです。
INFOBARとは「au design project」とやらの外観重視の携帯電話です。巷ではデザインが洗練されていると評判です。私はINFOBARには二面性があると思います。テレビコマーシャルや売り場に展示されているINFOBARは確かにオシャレに見えるのだが,街角でINFOBARを使っている人を見るとどうも似合わないというかデザインがおかしいのです。INFOBAR単体ではデザインが良いと感じるのに,実際に使っている場面を見ると違和感があるのはなぜでしょうか。私は少し考えました。そして「ファッションの催し物に出てくる突飛な衣装が普通の人に似合わないのと同じで,INFOBARが許される人と許されない人に分かれるのではないか。INFOBARは持つ人を選ぶのかもしれない」ということに気づきました。「それじゃINFOBARの似合う人って具体的にどんな人?」と問われるとよく分かりません。INFOBARのカタログやらテレビコマーシャルでは人物と合わせていないようなので,もしかしたら釣り合いの取れる人は存在しないのかもしれません。
「日本の工業デザインはどうも幼稚で気に入らない」なんていう意見をたまに見掛けます。これも似たような現象なのかなと思います。とくに電話がお題に上がるようですが,単体で見ると「もうちょっとマシなデザインがあるでしょう」と思っていても,使っている人と合わせてみると,べつに変に見えないので結果的にそのデザインは優れているし,成功しているなんてことがあります。つまりですね――
「この電話のデザインがちんちくりんなのは,アナタ自身のデザインに合わせているからなのよ。頭でかくて歯並び悪くて,ついでに手足も短い,そんな幼稚で不格好なアナタに似合うデザインってどんなのかしら?」
――ということなのです。もしかしたらデザイナーにとっていちばんの頭痛の種は,利用者のデザインが足かせすることなのかもしれません。工業デザインは利用者抜きには成立しないでしょうからなおさらです(専門家はどう考えているか知りませんが)。INFOBARは利用者不在で市場に出たという意味で,革新的だったのかもしれません。こう考えると私は怖くてINFOBARに近づけなくなってしまったのです。
2003-10-12 秋の新製品ほしいものたくさん
連休中はヨドバシで秋の新製品の調査に勤しんでしまいました。いやはやヨコ漏れです。
Panasonic D-snap AS10
ここ数年パナソニックは意欲的に新しい製品作りに挑戦していると思います。D-snapはSDカードを軸とした商品展開の中で,静止画・動画・音声を記録・再生する製品の総称です。その中でAS10はデジカメとソリッドオーディオ・プレーヤを併せ持った製品でして,路線はカシオのEXILIM(エクシリム)と同じみたいです。ヨドバシでは「浜崎あゆみ」の巨大なポスターとともに展示されていました。
私は早速,展示品を手にとってみたのだがヨコ漏れです(以下に理由)。本体にSDカードが入っていなかったから撮影も再生もできなかったのです。これでは調査できませんよね。でも幸い「2ちゃんねる」で撮影画像が晒されていたので品評することができました。感想は「被写体と光をかなり選びそう」です。この手の小型デジカメは撮影画像に歪みがありすぎます。色のりが悪すぎます。とてもじゃないけど鑑賞に耐える仕上がりにはならないのです。残念ながら私には用事がある製品ではなさそうでした。
アップル - PowerBook G4 12"
なぜかマッキントッシュです。マッキントッシュの黄金期はとっくに終わっていると思いますが(←あちこちから石が飛んできそうです),なんだか使ってみたくなったのです。想定している用途はメモ帳とDVDの再生だけです。私はヨドバシのマック売場でパワーブック(12型)を手で持ち上げてみました。「おかしい重すぎる」と思いました。よく説明を読んでみると最軽量の機種ですらなんと重量が2.09kgもあるそうです。持ち歩くにはぎりぎりの重量だと思います。
そもそもマッキントッシュの開発環境って「CodeWarrior」だけなのでしょうか。メモ帳とDVDの再生しかしないと言いながら,やはりCコンパイラくらいはないと何かあったときに心配なものなのです。具体的に「何が」心配なのかは職業病が再発するので答えません(ふめい)。
2003-10-05 本日安息日
こんばんは,今日は安息日でした(いきなりなぞ)。午前中お部屋の掃除をしてそれからお昼寝。筋トレの真似はお休みしました。ヨドバシカメラの散策もお休みしました。駅前便所の調査もお休みしました(これはべつに日課じゃないからお休みも出勤もないのだけれど)。
さて「キヤノン EOS Kiss Digital」購入計画のその後です。やはり揃えようと思うと20万円程度の出費になってしまうらしい。カメラ本体はそんなに高くないのだが(レンズキットだと140,000円程度),細々とした周辺機材を揃えるとそれくらいの金額に膨れ上がってしまうのです。衝動買いにしてはさすがに高すぎますね。いちばんの問題はやはりモデルさんですかね。私,撮るのがすごく好きなんです。もっとも撮られるのも嫌いではないのですが(漏れすぎ),いかんせん元がアレなので撮影する角度を選びすぎるのが難点なのです。
2003-09-21 キヤノン EOS Kiss Digital―まだ買わない編―
「EOS Kiss Digital」は大衆向け一眼レフのデジタルカメラです。巷で話題沸騰中なのだが,もちろん私もヨドバシで調査してきましたよ。などと言いながら,一眼レフカメラの持ち方すら知らずにやや扱いに苦戦。となりのカメラ小僧の真似をしてなんとか物色を終えることができました。いやはや,慣れない物に触るもんじゃないですね。
私つぎにデジカメを買うなら一眼レフ以外はありえないと思っています。初期ロットには手を出しませんが,そこそこ品質が安定したら購入するつもりです。ただね,道具ばかり揃えたところでどうしようもありません。カメラは被写体がなければ何の役にも立ちません。私が撮りたい被写体をここでお話するとヨコ漏れしてしまうので,黙っておりますがいずれにせよ宝の持ち腐れになりそうです。
それにしても一眼レフカメラって,レンズの虜になるとお金が掛かりすぎて大変そうです。でもビデオカメラと比べたらまだ安い趣味かもしれません。映像は底なし沼のようなもので,拘ると平気で数百万円単位の出費になりますのでとっても危険です。
【追記 5 OCT 2003】 やはり揃えようと思うと20万円程度の出費になってしまうらしい。カメラ本体はそんなに高くないのだが(レンズキットだと140,000円程度),細々とした周辺機材を揃えるとそれくらいの金額に膨れ上がってしまうのです。衝動買いにしてはさすがに高すぎますね。いちばんの問題はやはりモデルさんですかね。私,撮るのがすごく好きなんです。もっとも撮られるのも嫌いではないのですが(漏れすぎ),いかんせん元がアレなので撮影する角度を選びすぎるのが難点なのです。そこで見栄えのする人を撮りたいのですが,よいモデルさんが見当たらなくて困ってます。ここでの「よいモデル」とは,身体の均整がよく,肌がきれいで,歯並び・噛み合わせと歯の色調のよい人。いちばん大事なのは作品の主旨を理解して協力できることです。
2003-08-03 プチ・酸素バー経験
日中,市内ヨドバシカメラの3階に行ってきました。電動歯ブラシの替えブラシを買いに行ったのだが,そのとき「ナショナル『酸素エアチャージャー』」の体験コーナーなるものを発見してしまいました。「これはぜひ体験してみなければ」と思って,私も酸素吸入に挑戦してみました。商品の説明によればすごく濃い酸素を吸うことができるらしい――といいながら濃度は30%程度だそうです。ちなみに空気中の酸素濃度は21%です。効能は「集中力がつく,爽快感がある」らしいのだが,私は残念ながら実感できませんでした。あ,もちろん衝動買いなんてしませんでしたよ。まだそこまで落ちぶれていません。
久しぶりにヨドバシの3階に行ってみて(2階と1階には頻繁に行っています)気づいたことを少々。◆最初,ターンテーブルのない電子レンジって2年くらい前に三洋電機が出しました。いつの間にか各社の電子レンジすべてが(廉価品を除いて)ターンテーブルなしになっていたのですね。◆食器洗い機を見て気づいたのだが,なぜかホシザキ製の食器洗い機だけが上下から温水を噴射する構造のようです。他社は下方向からのみ。上下方向からの噴射はホシザキの特許なのでしょうか。
2003-02-16 スマートメディアでオラオラSOS
「最近の出来事 #2001-0726-01 ICレコーダ買いました」では,会議の議事録を起こすためにICレコーダを使い始めたというお話をしました。先週,ICレコーダがオラオラSOS(ふめい)を発してしまいました。あれは某打ち合わせの場での出来事でした。私はいつものように会議を録音するためにDM-1に128MBのスマートメディアを差し込み,電源スイッチを入れました。すると液晶表示部には「CARD ERROR」という見慣れない文字列が点滅していました。「あれれ,接触が悪いのかな」と思ってスマートメディアを取り出してもう一度,差し込んでみました。でも「CARD ERROR」という惨酷な表示がおさまることはありませんでした。どうやらスマートメディアが壊れてしまったようです。
私の頭の中では華原朋美の「keep yourself alive」が流れていました。やはりオラオラSOS(ふめい)だったのです。「スマートメディアったら,どうしてこういう大事な場で壊れるのやら。オラオラ(なぞ)」と呟きはしませんでしたが,録音を断念せざる得ませんでした。さきほど自宅にて壊れたスマートメディアをデジカメで使おうとしてみましたが,やはりエラーでした。見た目に外傷はありませんが,もしかしたら物理的に破壊されているのかもしれません。
【追記 10 MAR 2003】 その後,動作不良のスマートメディアをデジカメで使ってみたら認識したりしなかったり,やはりだめでした。
2002-10-19 やっぱりともだちがいない
「最近の出来事 #2002-0714-01 第3世代携帯電話買いました」では衝動的に携帯電話を買ったという話をしましたよね。あれから2か月以上が経ちました。先月の私のケータイ事情をちょっとだけお話します。
通話料わずか160円
いまぼくは「コミコミコールS」という料金プランを選択しています。この料金プランには35分(1,400円相当分)の無料通話料が含まれているのだが,先月は某人に1度,電話を掛けただけでした。先月の通話料はわずか160円でした。これでは「コミコミ――」の意味がまるでありません。
私には友達がいないので(毒)だれからも電話が掛かってきませんし,掛ける相手もいません。「――アンタさ自分からは絶対,番号教えないんでしょう?」と疑ったあなたは鋭い。私は携帯電話を買ったという話を一部の人にしかしていません。電話番号を教えた人はまだ3人しかいません。これからも増えることはないでしょう。(←本当にいいのか?)
通信料は8,980円
通話料とは違って通信料はなかなか健闘してます。とはいえ「PacketOneミドルパック」という定額2,400円で10,000円分のパケット通信ができる割引オプションに加入しているので,通信料の全額は割引オプションに吸収されてしまいます。
「――アンタ,9,000円分もパケ代使うなんて結構,大変だわよ。一体どこのサイト見てるの?」と思った人がいるかもしれませんね。通勤時と帰宅時,「2ちゃんねる」に書き込みしてます。日中,2ちゃんねらーたちは寝ているので代わりに私がスレッドを修繕しています。あとケータイ版の顔写真掲示板を見たり,ちょこちょこっとメール送信に使ったりしています。
やっぱりDoCoMoの方がいいかも
「最近の出来事 #2002-0726-01 なぜCDMA2000 1xは9600bps並なのか」では,「SONY ERICSSON(ソニー・エリクソン)のA3014S」のブラウザの動作速度が恐ろしいほど遅いという話をしましたが,どうもこの移動機は特別のろい部類らしいです。なんといいますか,会社で使ってるDoCoMo P504iの方が3倍速くらいで動いている気がするんですよね。バッテリーの持ちも倍くらい違うみたいだし。つまりA3014Sは2.5世代携帯電話よりも通信速度が遅くてブラウザの応答性もいまいちで,バッテリーが持たない移動機だったのです。もっともDoCoMoの高級機とAUの生活価格の移動機を比較するのは酷なんですけどね。AUの東芝の移動機も似たような状況なのでしょうか。
それにしてもここまで使用感に差がついてしまうと,いったいどうしたものかと思います。規格がひとり歩きしてしまう話はありがちですけども,広告に偽りがありすぎるのです。
2002-10-09 おともだちがいない人の電話帳活用法
PCのアドレス帳を携帯電話にエクスポートしました。私の携帯電話の電話帳メモリは相変わらずガラガラのままです。「このままでは永遠に寂しいままになってしまう」と危惧した‥‥わけではありませんが,「みえないオトモダチ」のメールアドレスやらURLやらを入れてみました。ついでに「ベビールーム(あか○げBBS)」のURLも入れてしまいましたよ。もしかしたら駅前便所から書き込みすることがあろうかと思いまして(なぞ)。
さて,みなさんは携帯電話のメモリーをどうやって管理しているのでしょうか。私はPCで編集したvCardファイルを使っています。ここから先はcdmaOne固有かもしれないのだが手順を簡単に説明しましょう。まずUSBケーブルで移動機とPCをつなぎます。PCから移動機のデータフォルダにvCardファイルを転送します(PCから移動機のデータフォルダはドライブとして認識されるわけではないので,専用のリンクソフトでファイルを転送します)。移動機でデータフォルダ内のvCardファイルをインポートして,電話帳データを取り込みます。「――アンタそんなの当たり前でしょ。くどくど説明すんじゃないわよ」と言われてしまうとそれまでなのですが,私はこの方法で「2ちゃんねる」の注目スレッドのURLもインポートしています。スレッドの件名を電話帳の「名前」にしてしまうのです。電話帳の項目にURLがあるおかげで,電話帳をブックマークの替わりにできるというわけなのです。
A3014Sのブラウザのブックマークにはグループ設定(フォルダ分け)機能が存在しません。これでは非常に不便です。そこで便宜上,電話帳をブックマークの替わりにして,電話帳のグループ設定を使ってブックマークのグループ分けを実現しています。私にはおともだちがいないので,電話帳にはずいぶん余裕があります。その余剰容量をブックマークとして活用してしまうなんて私はなんて生活上手なのでしょうか。自分で言うとおこがましいのですが感心してしまいます(負け惜しみ)。
2002-07-26 なぜCDMA2000 1xは9600bps並なのか
「最近の出来事 #2002-0714-01 第3世代携帯電話買いました」では,衝動的に携帯電話を買ったというお話をしましたよね。その後,第3世代携帯電話のデータ通信速度が思ったよりも速くなかったので報告します。
AUの第3世代携帯電話(CDMA2000 1x)の通信速度は怪しいです。高速パケットサービスを契約したので本来なら144kbpsでパケット通信するはずなのだが,体感スピードは9600bpsと大差ありません。(まだ調査中なので断言できませんが144kbpsになるのは,移動機をモデムにした場合の話でEZwebとメールは,高速パケットサービスを契約しても64kbpsまでしか高速化されないようです。)
どうも罠がありそうです。じつは,移動機の処理性能が追いつかなくて64kbpsだろうが14.4kbpsだろうが9600bps相当にしかならないという嫌なオチがついていそうです。
【追記 27 JUL 2002】 名誉挽回のため付け足しておきますが,着信メロディーのダウンロードは確かに高速でした。ほぼ一瞬でダウンロードが完了したと記憶しています。でもブラウザの動作速度はさっぱり速くありません。CPUの処理性能を高めるとバッテリーが持たないので,わざと高速動作させていないのかもしれませんね。
2002-07-26 すごく量が多いです
こんばんは,今日はすごく量が多くてその上,濃かったです。そろそろ寝ます。
余談だが,AUの第3世代携帯電話(CDMA2000 1x)の通信速度は怪しいです。高速パケットサービスを契約したので本来なら144kbpsでパケット通信するはずなのだが,体感スピードは9600bpsと大差ありません。(まだ調査中なので断言できませんが144kbpsになるのは,移動機をモデムにした場合の話でEZwebとメールは,高速パケットサービスを契約しても64kbpsまでしか高速化されないようです。)
どうも罠がありそうです。じつは,移動機の処理性能が追いつかなくて64kbpsだろうが14.4kbpsだろうが9600bps相当にしかならないという嫌なオチがついていそうです。
【追記 27 JUL 2002】 名誉挽回のため付け足しておきますが,着信メロディーのダウンロードは確かに高速でした。ほぼ一瞬でダウンロードが完了したと記憶しています。でもブラウザの動作速度はさっぱり速くありません。CPUの処理性能を高めるとバッテリーが持たないので,わざと高速動作させていないのかもしれませんね。
2002-07-14 第3世代携帯電話買いました
突然ですが昨日,携帯電話を買いました。電話会社はAUです。実機は「SONY ERICSSON(ソニー・エリクソン)のA3014S」を選びました。私,いままでケータイと腕時計を持ったことがなかったのですが,ついにケータイを購入してしまいました(腕時計はまだです)。お気づきの方がいらっしゃると思いますが,モノクロLCDのPDC移動機を一度も経験することなく,いきなり第3世代携帯電話(CDMA2000 1x)です。いきなりハイカラーのTFT-LCDです。いきなり通信速度が144Kbpsなんです(高速パケットの契約をしました)。
驚いたのは移動機の性能ではなくて,契約の方法です。携帯電話ってクレジットカードだけで買える物だったんですね。契約書に自分の住所と氏名,生年月日,クレジットカードの番号,有効期限を書くだけなのです。ハンコって絶対いると思ったからせっかく用意して行ったのに無駄でした。
というわけで私は晴れて連絡の取れる人間になりました。でもオトモダチがいないので,まだだれにも電話していませんし,だれからも掛かってきません(毒)。今のところ一人遊びしている状態です。以下,昨日,私がしたことを書き連ねます。
メロディーを聴いてみる
ケータイといえば着信メロディーです(余談だが「着メロ」という略した言い方は商品名だったはず)。hitomiの「In the future」をダウンロードしてみました。着信メロディーっていきなりサビから始まってしまうものだったんですね。
兄貴と電話番号の交換
兄貴(実兄)と電話番号を交換しました。兄貴は「ケータイ,かっこいいなー」と少し羨ましがっていました(兄貴はPHSなのです)。ほかにもこんなやり取りをしました。
兄 「GPS機能あるんだろ,使ってみろよ」
私 「うん」
兄 「住所だいたい合ってるね。最寄の公共交通機関も表示されるし」
私 「そうだね。誤差数十メートルってとこだね」
兄 「おい,出会い系サイトにアクセスしてみろよ」
私 「ええっ,このぼくが不自由な人に用事あるわけないじゃん」
出会い系サイトにアクセスしてみる
「不自由な人に用事はない」と言いながらも,ケータイと言えば「出会い」です。昨今,社会問題化している出会い系サイトとやらにこっそりアクセスしてみました。もちろん兄貴には知られないように。
しかも閲覧するだけじゃなくて投稿までしてしまいました。軽いヨコ漏れです。どんなメールが来るのか今から楽しみです。
2001-12-03 英語で話す日本Q&A
某日,市内旭屋書店で英語教材を購入してしまいました。私が選んだのは「講談社バイリンガル・ブックス――英語で話す日本Q&A――」とそのコンパクト・ディスク(CD)版です(活字版と音声版の両方を購入しました)。語学がまるでダメと評判の私ですが,決して諦めたわけではありません。未だにこの手の無駄な抵抗を続けています。これは復讐です。学生時代に一度だけ国際大会に出たことがあるのだが,私の発表はあまりに酷すぎました。私は壇上でヨコ漏れしてしまったのです。母国語でも質疑応答が危ういというのに,外国語でできるわけがなかったのです。この話は今まで極秘扱いでした(家族すら知りません)。私にとって救いようのない汚点だったからです。
以来,食事中にCNNニュースで外国語の聴き取り練習なんぞをやっておりました。意味は断片的にしか分かりませんが,リズムに乗って聴くような感触はなんとか掴めたつもりです。いま私が英語教材に手を出した理由は,「そろそろ買い揃えても大丈夫な時期じゃないかな」と思ったからなのです。
☆画像の説明:「講談社バイリンガル・ブックス――英語で話す日本Q&A オンCD――」です。本体価格は2,900円。(デジタルカメラ:FinePix4800Z,フォトレタッチ:Dibas32)
☆画像の説明:箱を開けると4枚組みのCDが現われます。
さて,本来CDはCD再生機で聴くものですが,こんなに嵩張るものを持ち歩く気にはなれません。私はCDをリッピングして,「最近の出来事 #2001-0726-01 ICレコーダ買いました」でお話した「オリンパスVoice-Trek(ボイストレック)DM-1」で聴いております。音声ファイルのコーデックにWMA(Windows Media Audio)形式,ビットレート32kbpsを使えば,128MBのスマートメディア1枚に4枚組みCDすべてを収録できます。
2001-07-26 ICレコーダ買いました
帰宅途中,近所のヨドバシカメラで「オリンパスVoice-Trek(ボイストレック)DM-1」を購入しました。購入価格は29,190円(店頭価格27,800円+消費税1,390円)。この商品は15%ポイント還元されたので,実際はさらに4,379円の値引きでした。さて,どうしてICレコーダを買ったのかというと,会議の議事録を起こすのにどうしても必要だったのです。会話をつい聞き逃してしまったり,会議がつまらなくて眠くなったりしたときでも,転ばぬ先の杖があれば多い日でも安心です。ところで,このICレコーダは音楽ファイルの再生ができます。実際に試してみたのだが,なかなかの性能です。これなら電車の中で外国語の聴き取り練習をするのにも重宝しそうです。
詳しい報告は今週末にでもしようと思います。ちなみに,今なら「Voice-Trek キャンペーン」でプレゼントがもらえるそうですよ。私も早速,ACアダプタを手に入れるべくアンケート葉書を書きましょう。同梱されていたソフトウェアの使い勝手が救いようのないくらい酷かったので,アンケートにたっぷり嫌味を書き綴ってやろうと思います。オラオラ(ふめい)。
【追記 30 JUL 2001】 その後,音楽再生機と化しています。hitomiさんのアルバムを聴きながら歯磨きしたり,踊ったりしています。思ったよりも電池の持ちがいい。
2001-02-13 無印良品のデジカメってけっこうイイかも
良品計画から無印良品の低価格デジカメが発売されました。内蔵のフラッシュメモリの容量が2MBなので,撮影できる枚数は30枚ほどですが,レンズ付きフィルムと同じ感覚だと割り切れば問題なさそうです。巷ではカシオ計算機のLV-10よりも評判がよいみたいです。
研究発表が終わったら,無印良品に足を運んで実物を調査してみるつもりです。
関連リンク
- 良品計画 ―― 無印良品デジタルカメラ
- インプレス PC Watch ―― 良品計画、“無印良品”ブランドのデジタルカメラを発売
- デジタルモノ@2ch掲示板 ――1万円以下のデジカメ買って後悔した人いる?
2000-10-11 『早かった電機』ふたたび?
【追記 12 OCT 2000 0:41】 文章中の一部表現を修正いたしました。あまりに表記の間違えが多かったもので。
今日のお題は,http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/001010-1.html です。15型SXGA+(1400×1050画素)パネルだと,画素が小さすぎて表示した文字が豆粒大になってしまう気がするのですが,実際どうなんでしょう。それからオープン価格と書いてあるけれど実売価格が心配ですね。とどのつまりこの製品って消費者不在だと思うんですよ。特定用途にしか売れないような気がしますね。ああ,今回もシャープは早かったのか?
さて,だれも訊いていないでしょうが,今私は高解像度表示のできるザウルスがほしいです。普通のモノクロ液晶で構わないから,とにかく高精細な明朝体文字を表示するザウルスがほしいのです(ゴシック体は小学生が使う「ワークブック」やら「ドリル」を連想させるようでダメダメ,ぜったいだめです)。
それから,内蔵辞典に諺辞典が追加されるといいですね。外国語の辞典は英語だけじゃなくて,独語やら仏語なども用意してほしいものです。欲を言えば,NHK日本語発音アクセント語辞典(この辞典を見れば,鼻濁音の有無を確認できたはず)とか,ありとあらゆる辞典を取り揃えてもらうと楽しいです。ザウルスの辞典にはマルチ検索という機能があります。この機能は一つのキーワードの検索結果から,さらに複数の辞典を横断して引くというものです。つまり,辞典の数が多いほど面白い動作を期待できるのです(私は電車の中でよくこの遊びをします)。こんなに面白い機能があって,しかも単4型アルカリ乾電池2本で72時間くらい使えるなら,もう文句なしなんですけどね。ソニーのCLIE(クリエ)なんて論外よ。
「ワンダーピクス」はけっこうなことだけど,既存製品の改善も御忘れなく>シャープさま
☆「早かった電機」の意味が分からなかった人のために説明。 「早かった電機」というのは,「シャープ」の社名が「早川電機」だった頃,同社を揶揄する意味で使われた言い方らしいです。当時の早川電機は,時代を先取りした製品を開発・販売していたのですが,あまりに先進的すぎて消費者に理解されなかったそうです。他社の人間は,そんな早川電機のありさまを見て「ああ,また早かったんだね。なにしろ『早かった電機』だものね。」などとよく小ばかにしたんだそうな。
2000-04-19 国民生活白書をイルカが斬る
とある用事で経済企画庁のウェブを閲覧したのだが,国民生活白書(同庁が公表)ってけっこう面白そうです。
ぼくは自他ともに認める解析魔です。白書の文章をMicrosoft Word 98に読み込んで,「表記ゆれチェック」をかけてみました。すると怪しい個所がちらほらと検出されました。
イルカの指摘によれば,この文章には「身に付け」と「身につけ」という表現が混在しています。確かにこの場合,イルカの指示どおり「身に付けていくことが大切な課題である」に修正した方がよさそうです。引き続き「文章校正」してみると,イルカは括弧の不対応を指摘しました。
だれが白書を書いたのか知りませんが,公の文章なのにコンピュータで文章校正すらしていないようですね。これからは,きちんとお給料に見合った仕事をしてくださいね。>白書書いた人
さて,私は日頃から命名規則に興味があります。1999年度の国民生活白書(要旨)のURL(http://www.epa.go.jp/9...)に注目してください。政府発行の文章(のファイル)なのに,和暦ではなくて西暦を使っています。政府関連組織の内部でも,和暦廃止の方向に向かっているんですね。――と思ってよくよく調べてみると,和暦を使っている個所は文章の表題だけです。白書要旨内部の文章を凝視してみてください。「昭和」という語が一つもありませんから。どうも政府発行の報告書には,和暦を使ってはいけないという決まりがあるようです。「平成とか昭和という語が入った文章を書くとイルカに怒られる。」そんな時代がもうすぐやって来そうです。