2011-10-24 東芝REGZA Phone T-01C買いました―イオンSIMを使う―
10月中旬,市内ヨドバシカメラでREGZA Phone T-01Cを買ってきました。T-01Cはdocomoのスマートフォンです。対応しているAndroidの最新OSバージョンは,2.2です。(購入時のOSバージョンは2.1-update1です。事後に自分でバージョンアップすると,2.2になります。)
商品サイト⇒http://www.fmworld.net/product/phone/t-01c/
購入価格は,機種変更(買い増し)で一括払い9,800円。実際には,さらに事務手数料3,000円と消費税が掛かりましたので,ものすごく安いわけではないのですが,巷のスマートフォンの平均価格と比べると,お安く買えたと思います。
T-01Cは,docomoのスマートフォンです。普通は,docomoのSIMカードを差して使うものなのですが今回,私は,b-mobile(日本通信株式会社)の「b-mobileSIM プランA」のSIMカードをT-01Cで使ってみることにしました。b-mobileSIMプランAは,俗に「イオンSIM」であるとか「980円SIM」と呼ばれています。音声通話は不可,通信速度は最大100kbpsと低速ながらも,月額料金980円で利用することができます。
商品サイト⇒http://www.bmobile.ne.jp/aeon/
<画像の説明>東芝REGZA Phone T-01Cです。外国製品風に撮ってみました。画面上のステータスバーには,3G回線のピクトグラムが表示されています。
<画像の説明>T-01Cは,筐体が防水構造になっています。少々,水がついても大丈夫だそうです。T-01Cは,クレイドル対応です。専用のクレイドルに置くだけで充電できます。機器の側面には,充電端子がついています。
<画像の説明>普段,持ち歩くときは,革のケースに入れています。画面の保護フィルムは貼っていません。私は,生派なので(なぞ)。
T-01Cのバッテリーを長持ちさせるには
T-01Cは,名ばかりスマートフォンです。携帯電話を置き換える目的で買うと,おそらく後悔するでしょう。従来の国内キャリアの携帯電話で当たり前にできたことが,できません。
私は,従来の携帯電話では,使いにくかったあるいは使えなかった機能を利用するためにT-01Cを導入しました。Gmailとブラウザを使うために,調達したようなものなので,携帯電話の替わりにならなくても問題ないのす。
まず,電池が持ちません。スマートフォンって,好きなアプリをインストールして,便利に使うのが醍醐味なのですが,注意しないと電池の消耗が激しすぎて半日も稼働できなくなってしまいます。
節電するために肝心な事柄は,画面バックライトの点灯時間と通信の頻度です。これらを下げれば,電池は長持ちします。
「設定→アカウントと同期」を開いて,自動同期を切っておいた方が良いです。Wi-Fi,Bluetooth,GPSは,普段OFFにして,使うときだけONにするようにしましょう。
私は,上記の設定だけで半日しか持たなかったものが,1日半持つようになりました。これなら実用上問題のない稼働時間なのです。
つぎに,T-01Cでは,iC通信(Felicaポートを使ったファイル交換)はできないし,赤外線で送受信できるのは連絡先だけで,画像は通信できません。まあ,これらの機能は使わない人はまったく使わないのかもしれません。
AndroidスマートフォンでイオンSIMを使う
b-mobile(日本通信株式会社)の「b-mobileSIM プランA」(俗称,イオンSIM)のお話しをします。
最初にお話ししましたが,プランAの通信速度は最大100kbpsしかありません。通信速度が遅い場合,想像した以上に使用感は悪くなります。
メールは問題なく使えますが,ブラウザの動作は怪しくなります。サイトによっては,ページロードに時間が掛かりすぎて使い物になりませんでした。
プランAは,自宅にブロードバンド環境があって,さらに無線LANのアクセスポイントを備えている人向けです。アプリのダウンロードやバージョンアップを100kbpsの3G回線でするのは無謀です。これらはWi-Fi接続時にするようにすれば,快適に使えます。
あと,当たり前なんですけれど,b-mobileでdocomoのSPモードは使えません。また,docomoのスマートフォンは,SIMロックを解除しなくても使えますが,auやSoftBankのスマートフォンはSIMロックを解除できなければ使えません。(後で気づきましたが,いまのところauの通信方式には対応していないはずですので,auのスマートフォンでは,どうがんばっても使えません。)
最後に,イオンSIMの設定方法をお話します。
イオンSIMは,Andorid専用ではありません。説明書にAndorid用の設定方法は,とくに書かれていなかったので,どこをどう設定すればよいのか,少し考えてしまいました。
以下のように設定しましょう。
<画像の説明>Androidの「設定」画面を開いたら,「ワイヤレス設定」をタップします。
<画像の説明>「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタップします。
<画像の説明>端末のMENUボタン(T-01Cの場合は,本体下の物理ボタン)を押すとオプションメニューが出現します。「新しいAPN」をタップします。この写真では,すでにb-mobileの設定済み項目が表示されていますが,気にしてはいけません。b-mobileの説明書にアクセスポイントの情報が書いてあるので,そのとおり入力します。
ソフトウェアキーボードで英文字・数字・記号を入力しなければいけないので,はじめての人はキーボードの切り替えが大変かもしれません。
<画像の説明>入力が終わったら,端末のMENUボタンを押して,「保存」をタップします。「APN」の画面に戻ったら,いま入力したb-mobileの設定が表示されるはずです。「bmobile」をタップします。これで設定完了です。