2011-11-26 b-mobileの980円SIMを快適に使う方法
東芝REGZA Phone T-01Cにb-mobileの980円SIM(イオンSIM)を導入して,1か月経ちました。
その後,バッテリーを2日間持たせる方法と,イオンSIMを効率良く使う方法を発見しています。設定の秘訣をご紹介しましょう。設定の際に,特別なアプリは一切,必要ありません。
私の場合,日々,昼食を食べたあと少しウェブを見るという程度の使い方しかしていないので,頻繁に使う人は,これらの設定をしてもさほどバッテリーが持たないのかもしれません。
自動更新を切る
不要な通信をさせないための設定です。バッテリーを長持ちさせるのにも役立ちます。
以下の設定項目を確認しましょう。
- 設定 → アカウントと同期 → アカウントを管理
- マーケット → <本体メニューボタン> → 設定 → アプリの自動更新
とくに「マーケット」の「アプリの自動更新」が要注意です。この設定が有効になったままだと,バッテリー残量の挙動が不安定になる気がします。たとえば,使っていないはずなのに,いつの間にかバッテリーが減ってしまうような現象です。
そもそも,イオンSIMでアプリを更新させてはいけません。通信に時間が掛かりすぎて,本体のバッテリーを使い切ってしまいます。
ブラウザを高速化(1)
標準のブラウザを高速化する方法です。高速化というよりも,遅くさせない方法なのかもしれません。
メニューボタンを押すと「再読み込み」ボタンが現れますが,あのボタンをタップして,ページを再読み込みさせてはいけません。性能が悪化します。
表示中のページ内容を更新したいときは,ページ内のリンクをタップして操作するようにしましょう。たいていは,一度サイトのトップページに戻って,お目当てのページへのリンクをタップし直すことになります。ほとんどのサイトでは,サイト名のロゴ画像がトップページへのリンクになっています。サイト名のロゴは,ページの左上にあります。
さて,詳しく調べたわけではありませんが,冒頭の「再読み込み」ボタンをタップした場合,ブラウザはそのページ内のキャッシュをすべて捨ててしまうようです。キャッシュがない場合にどういう動作をするのかというと,リソースを再ロードします。再ロードには,時間が掛かるのです。
ページ内のリンクをタップした場合は,キャッシュが最大限に利用されます。新規あるいは更新された情報しかロードされませんので,速く表示されるようになります。
ブラウザを高速化(2)
ページをロード中に,新しいウィンドウを開いてさらにページをロードさせてはいけません。性能が悪化します。
新しいウィンドウを開いたら,既存ウィンドウのページロードを中止するようにしましょう。ページロードを中止するには,メニューの「停止」ボタンをタップします。ページをロード中に,メニューボタンを押すと,「停止」ボタンが現れます。
憶測になりますが,「ブラウザでいろんなサイトを開いて,ホームに戻ってほかのアプリを使って,またブラウザに戻って‥‥」という使い方をしていると,短時間でOSのメッセージキューのようなものがパンクするように思えます。
結果,(REGZA Phoneは)予測できない挙動をするようになります。
たとえば,操作を受け付けたり受け付けなかったり,画面表示が遅れたり,アプリの動作が止まったように見えたりするようになります。これは,50代のおじさんがPCを使っていて,「何もしていないのにパソコンが壊れた」と大騒ぎするあの状態と同じなのです。
実際には,色々とやらせすぎているのが奇怪な現象の原因です。自分がいま何をしているのか,意識して使うようにしましょう。