2022-06-25 駅前便女物語―穴あけと補修の攻防―
だれも覚えていないでしょうし興味もないと思いますが以前,市内某駅前便所の個室の壁に覗き穴が開けられていたという報告をしました。
2021-08-09 駅前便女物語―リハビリ妖怪「クララ」の伝説―
最近,再調査してみたら「穴」が塞がれていました。
1年前の様子
この便所は個室がふたつ並んでいます。穴が開けられていたのは,ふたつの個室を仕切る壁です。(覗き穴なんだから当たり前。)
いまさらですが,壁に穴を開ける人って,何のお道具で穴を開けているのか皆目見当がつきません。錐(きり)でも持ち歩いているのでしょうか。
平然と器物を傷付けるあたり,悪質なドキュン病を患っている人物であることだけは確実。
最近の様子
穴の上に板が張り付けられていました。大きさは20cm四方くらい。材質は不明。
別の便所の話ですが,穴あけと補修の攻防が繰り広げられた結果,生々しい金属製の板が張り付けられたことがありました。
この便所は来年,取り壊すことが決まっているので(便所だけではなく建物全体が解体される)これ以上の進展はおそらくないでしょう。
2022-06-21 単純ベイズ分類器との戦い
先週から機械学習を調査しています。
第一弾として,業界関係者ならおなじみの「単純ベイズ分類器」によるクラス分類機能を自前で実装してみることにしました。計算式自体は,高校数学で習う条件付き確率の親玉みたいなものです。(「袋の中に赤い球と白い球が入っています‥‥」みたいな設問だったと言えば,思い出す人もいるはず。)
さて,この単純ベイズ分類器なのですが,最初に手続き型言語で実装してみることにしました。こちらは,資料が豊富にあるので作業はさほど難しくなかった。
しかしこの後,関係データベース上に単純ベイズ分類器を実装するという暴挙を試みたがために悲劇が起こりました。業界関係者ならおなじみのSQLのクエリで条件付き確率を計算することになるのですが,これがなんとも言えないもどかしさ。
それでも作業開始から5日目で,試作品の試作品の試作品みたいな品質(出来損ないという意味)のクエリが仕上がりました。現状では例題を解かせるのが精いっぱいで,さらなる汎用性を持たせるのは至難の業。
作業にはMicrosoft Accessを使っています。可搬性を持たせたいのでなるべく標準のSQLの範疇から逸脱しないことを目指していますが,とにかくやっていることがおかしいので(ふめい)この戦い,結末がどうなるかまったく予想がつきません。
2022-06-12 最近の出来事
こんばんは,ただいま23時です。最近の出来事を少々。
快楽の渦から生還しました
5月中旬から,かつて経験したことのない「おさかん爆発」に見舞われていましたが,どうやら終わったようです。
ベトつくことなく,サラサラさっぱりとした日々を過ごしております。そのうちまた爆発するかもしれませんけどね。オラオラ。(ふめい)
TSUTAYAが閉店
某駅前の某TSUTAYAが閉店することになりました。
私が過去に土曜ワイド劇場「江戸川乱歩の美女シリーズ」のDVDを借りるために会員になっていたお店。
すでにレンタル業務を終了しており現在,レンタルに使用していたCDやらDVDを豪快に売り捌いています。
店内に潜入してみたら,まるで強盗にでも遭ったかのごとく店の中が荒れていたので,私はヨコ漏れしました。もうね,従業員には満足に商品を並べ直す気力すらないみたい。
浜崎あゆみとドリカムのCDが大量に売れ残っていたのが面白かったですね。どちらも全盛期には売れに売れた人・グループのはずですが,もう時代が求めていない。完全にゴミ扱い。
渡辺美里のCDも見ておけば良かった。ブックオフでは,厄介者として忌み嫌われており買取金額がつかないらしい。
大人の専門店が閉店
市内最大規模の某大人の専門店が,今月の営業をもって閉店することになりました。
こちらも閉店前の値引き販売を実施しています。ペペローションでも買っておこうと思って,行ってみたらみごとに売り切れ。
素性の知れない業者のローションなら在庫がありましたが,使用感は使ってみないと分かりません。「安いから」なんて理由で買って,失敗したら目も当てられない。
有名メーカーの製品は安心して買えるのです。「みんな考えることは一緒ね」なんて思いました。
2022-06-12 某河川敷―生きながらにして死んでいる―
5月中旬,市内某河川敷を調査してきました。
バスで行く某河川敷
その河川敷は市内のとんでもない僻地にあります。「市境」とでも言うのか,大雑把な住所ですら地図を見ないと分からない。
河川敷に行く方法ですが,ほとんどの人は,自家用車あるいは自転車で行きます。自宅から徒歩で行く人はまずいない。最寄りの市街地は2kmほど離れた場所にあります。ごく一握りの人は,自宅から歩いて辿り着くことも可能でしょうけれど,自分の家から歩いて来たなんて言っている人を私は見たことも聞いたこともありません。
さて今回,私は路線バスで行ってみることにしました。自宅から2km先のバス停から僻地へ向かうバスに乗車。僻地のバス停に到着したら,今度は堤防上の道路を1km歩きます。
歩く距離は片道だいたい3kmですが,往復だと6kmになります。歩き続けるわけではないので体の疲れは少ないのですが,バスの移動時間を合わせると費やす時間が長くなる印象。
幽霊たちが徘徊する空間
私が某河川敷に到着したのは,正午すぎでした。すでに河川敷には辺りを徘徊する老人たちの姿が。
この河川敷に虹色業界人が集まるようになって,四半世紀が経ちます。当時50代だった人も70代になっているわけで年々,高齢化が進んでいるのです。
おそらく常連だからだと思うのですが,人間も服も紫外線劣化が進んでいるのか,何から何までも分解されてボロボロになっている。見た目はお化けみたいなのですが,実年齢は若いのかもしれません。
衝撃的だったのは,2年前に調査したときに遭遇した中村くん(私が勝手にそう呼んでいるだけの人)が今回もいたことです。
「よりによって,どうして今日もこの人がいるんだろう。まさか幽霊?」なんて思いました。
私は河川敷を歩きながら,「もしかしたら人間,生きながらにして死んでいる状態が存在するのではないか」と考えてしまいました。ここに集まっている老人たちは生身の人間のはずだけど,あてどもなくさ迷うという意味では幽霊と大差ない。
こんな場所に屯するような生活をしていると,だれもが幽霊や妖怪になってしまうのでしょう。「調査が済んだらさっさと退散しないとね」と私は心に決めました。時刻は13時半,帰ることにしました。
バス待合所の噂
河川敷の最寄りのバス停は,バス路線の終点です。回転場と呼ばれているらしい。バス停には,屋根付きの小屋(待合所)が併設されています。
数年前,待合所内で熱中症と思われる人が発見され,救急車で運ばれたそうです。その人は日中,河川敷で日焼けをしていた虹色業界人だそうで夕刻,待合所のベンチの上で人知れずぐったりしていたらしいのです。
前回,中村くんに遭遇したとき,氏はそんな話をしていました。この人がなぜ詳しい経緯を知っているのか,なぜ初対面の私にそんな場違いな話をしたのか,ちょっと不気味に思っていました。
私はバス待合所に入って気付きました。
「この待合所のベンチで死んでいた人って中村くん,あなた自身だったんじゃないの?成仏できずにいまも河川敷をさ迷い続けている。私があなたにできることは,何もないわね」なんて妄想しながら私は到着したバスに乗り込んだのでした。
おやおや最後,漫画家のつのだじろう氏の作品にでも出てきそうな話になってしまいましたね。
バス待合所の噂の真相は,私には分かりません。真相なんて言っても,たぶん大した話ではない。さようなら。
2022-06-05 快楽の渦に巻き込まれております
5月中旬から猛烈なおさかん爆発を経験しています。
「最近パキついてきているな」という自覚は,5月上旬からありました。そのうち収まるだろうと高を括っていたわけですが,パキつき度合は収まるどころか日増しに激しくなるばかり。
活動係数は飛躍的に高まり,日中の河川敷の調査を皮切りに某ばい菌部屋,某地下サウナなどなど東西南北,市内中を駆けずり回っている状態なのです。
それだけでも「人としてどうなのかな」と眉をひそめたくなるわけですが,そのうち快楽の渦に巻き込まれてしまったらしく,朝から晩まで四六時中,気持ちが良いという異常な感覚に襲われております。
私は,スキンヘッドの手入れのために毎朝,頭髪を剃っているのですが,頭皮を触っているうちにだんだんと気持ちが良くなってきてしまい,気が付くと涎が垂れている有様なのです。(マジで)
快楽の渦の中心には一体,何があるのでしょうか。たぶん何もないと思いますが,もし渦の中心を体験することができたらお話しましょう。オラオラ。(ふめい)