2008-09-06  某スポーツクラブ―野郎たちの連結吐息―

スポーツクラブ通いを再開して,3か月が過ぎました。以前「毎日,通っている」とお話しました。まだ毎日,通っています。やはり近場の施設を選んで正解でした。歩いて数分でたどり着けるので「寝る前に軽く運動して風呂に入ってから寝る」という習慣を簡単に作ることができたのです。

私がしている運動

過去にお話した運動メニューとさほど変わっていません。最初は「変化をつけよう」と思っていたのですが,あまり変えることができませんでした。「上半身の筋トレの真似」「下半身の筋トレの真似」「有酸素運動」「審美体操」を日単位で繰り返しています。

気をつけていることは,ただひとつ。「やりすぎないこと」です。

私は元々,体育会系でもなんでもありませんので,いくら運動してもさほど見栄えのする体にはなりません。運動しすぎて翌朝,具合が悪くなったり慢性的に疲れたりするのは嫌なので,ほどほどにしているのです。

細い眉毛1

<画像の説明>何の意味もありません。いまから数年前,筋トレの真似を始めた頃の私です。しかもこの画像,デジタル美容整形の作り物なので注意してくださいね。

フリーウェイトのコーナーにて

さて,話は変わって某日のフリーウェイトのコーナーでの出来事です。上半身の筋トレの真似をするために,ダンベルベンチプレスをしていたときのことです。

近くに「あー」だとか「うー」だとか,激しい声を出しながらバーベルスクワットをしている人がいたのです。なんでも,声を出すとより力が出るのだそうです。あの手の場所では,さほど珍しい光景ではないので,始めはさほど気になりませんでした。

ところが,しばらくして,スミスマシンでベンチプレスしている人もあえぎ声を出すようになりました。さらには鏡に張り付きながら,アームカールしている人まで悶え始めたのです。

いつしかフリーウェイトのコーナーは,野郎たちの連結吐息が木霊する極限空間になっていたのです。

「せーの」「えいっ」

私は悩みました。「えー,ワタシも声出さないとだめなの?」と思ったのです。

私の場合,掛け声があるとしたら「せーの」とか「えいっ」なのですよ。なにしろ筋トレの真似ですからね。それに声を出さないと持ち上がらない重りだなんて,そんなものを持ち上げようものなら歯の噛み合わせが悪くなりそうです。それだけは避けなければなりません。

そこで私はダンベルを構えて「せーの」で9割まで持ち上げて,さらに胸筋を強く意識して10割強を持ち上げるときに「えいっ」と頭の中でつぶやくことにしました。これなら恥ずかしくないし,歯にも安心のはずです。

この「せーの」と「えいっ」なのですが,何度かやるうちにになってしまいました。昨日も「せーの」「えいっ」してきてしまいました。今日もこれから「せーの」「えいっ」してきます(ふめい)。