2020-11-29  「ダメ。ゼッタイ。」君の秘密

「ダメ。ゼッタイ。」君とは

「ダメ。ゼッタイ。」君は,麻薬・覚せい剤乱用防止センターという公益社団法人が権利を所有するキャラクターです。薬物乱用未然防止活動キャンペーンに使用されています。

某日某所にて,「ダメ。ゼッタイ。」君のオブジェクトを発見しました。「どこをどうさ迷ったらこんなものに遭遇するのか」といった類の質問は受け付けていません。(なぞ)

<画像の説明>「ダメ。ゼッタイ。」君は,地球儀に顔と手足をつけたような外観をしています。どういった経緯でこんなキャラクターが採用されたのか不明なわけですが,そもそも大した理由なんてないのかもしれません。富士通 arrows ケータイF-03Lで撮影。

「ダメ。ゼッタイ。」君の秘密

さて,私はこの「ダメ。ゼッタイ。」君のオブジェクトの台座に,粘着テープが張られていることに気づきました。

写真から文面を窺い知ることはできませんが,肉眼で見た限り「ぼくと握手しよう」といった文言が書かれているようでした。

どうやらこいつには,喋る機能が搭載されていたらしい。右手には握手を検知するための電極らしき部品もありました。(部品の表面にも粘着テープが張られていた。)

しかし,故障したのか昨今の感染症対策なのか分かりませんが,握手させないような策が講じられていました。粘着テープは,だいぶくたびれた雰囲気に見えたので数年前に張られたものであり理由はおそらく前者。

台座にはスピーカーの音を通すための穴が空けられていました。

私は,在りし日の「ダメ。ゼッタイ。」君が何を喋ったのか気になりました。たぶん「ダメ。ゼッタイ。」だったと思うんですよね。「こんにちは」とか「ありがとう」では平凡すぎるのです。

まさか「あれ?キミ様子がおかしいな。ぼくに何か隠しごとしてない?ヒヒヒヒヒヒ」なんて発していたとしたら,そりゃ粘着テープを張ってでも口を封じないといけませんよね。(なぞすぎ)。

いずれにしても「ダメ。ゼッタイ。」君のオブジェクトの秘密は永遠に闇の中です。

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2020-11-21  SOLID BASS ATH-CKS660XBTを購入―Windows Phoneの復活―

9月の某日,市内ヨドバシカメラでオーディオテクニカの「SOLID BASS ATH-CKS660XBT」を購入しました。価格は7,810円(税込)。

ATH-CKS660XBTはBluetooth接続のワイヤレス・イヤフォンです。

https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKS660XBT

いままで使っていたソニーCDウォークマンに同梱されていた有線イヤフォンが断線したので,その代替として調達しました。

数週間前,BUFFALOのBSHSBE23を買ったという話をしましたが,それよりも前にATH-CKS660XBTを購入していたのです。

さよならREGZA Phone

兼ねてから私は,家事や歯磨きの合間に音楽を聴くときは東芝REGZA Phone T-01C(2010年発売のdocomoスマートフォン,Android 2.1→2.2)を愛用してきました。

T-01Cといえば不具合のあまりの多さが語り草になった機種ですが,私の手に掛かればそんなのただの仕様でしかありません(なぞ)。私は有線イヤフォンで音楽を聴く限りT-01Cの音質は良いと思っていたのでT-01Cを長年,音楽プレーヤーとして使ってきたのです。

というわけで,手始めにT-01CとATH-CKS660XBTをペアリングして音楽を聴いてみましたが,さすがに音質が悪い。Bluetooth接続のコーデックはSBC(SubBand Codec)になりますが,ビットレートがかなり低いように思えました。

Bluetooth接続では音質が悪かったのでT-01Cをいよいよお払い箱行きにしようとしたのですが,既存の音楽ファイルの再生環境がじつは特殊だったことが分かり,二転三転することになるのです。

Windows Media Audio 9 LossLessの罠

T-01Cで再生していた音楽ファイルはWindows Media Audio 9 LossLess形式のファイルでした(以下,名前が長いので「WMAロスレス」と表記。)

元々はWindows 7のMedia PlayerでCDをリッピングした際に作成したファイルです。何も考えずにWMAロスレス形式で保存していたのだが,特許の問題なのか何なのか分かりませんがWMAロスレス形式は再生できる環境が極端に少ないのです。

そうは言ってもT-01Cで再生できていたので,Androidなら上位バージョンでも当然,再生できると思っていたらこれは誤り。調べてみたらAndroidでWMAロスレス形式を再生できるのは東芝製品のみ。(東芝が同時期に手掛けていたgigabeat繋がりと推測されます。)

T-01Cでは偶然,再生できていたのです。

Windows Phoneの復活

そこで白羽の矢が立ったのが,MADOSMA Q501なのです。「MADOSMA Q501はWindows PhoneだからWMAロスレス形式も再生できるはず」と思ってT-01Cに装着していたmicroSDカードを抜き取ってMADOSMA Q501に差し込んで起動してみたら,あっさり再生できました。

MADOSMA Q501とATH-CKS660XBTをペアリングした場合もコーデックにはSBCが使われているはずですが,音質は良好。いままで使ってきた有線イヤフォンと遜色がない。

こうしてWindows Phoneが再び活用されることになったのです。

<画像の説明>Windows 10 mobileに搭載されている音楽再生アプリ「Groove ミュージック」の画面。なお私はブックオフで投げ売りされている100円のCDアルバムを調達し,Windows PCでリッピングするという昔ながらの手法で音楽データを収集しています。この方法がいちばん安く音源を調達できるはず。

ホワイトノイズは解決できず

Bluetoothイヤフォンでよく言われる問題は,無音のときに雑音が入るというものです。ATH-CKS660XBTでもばっちり雑音が聴こえます。どういう種類の雑音なのかというと,カセットテープを再生したときに聴こえる「ヒスノイズ」とほぼ同じ。

無音のときは気になりますが,音楽が鳴っている間は気になりません。

最初は,「コーデックの基底関数の特性で無音を表現できないからでは?」なんて思っていましたが,原因は分からず。挙動を観察しているとデジタルコピー対策のためにわざと雑音を混ぜているんじゃないかとも思えてきたのですが,調べてもそれらしい情報は見つかりません。

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2020-11-01  ほぼスキンヘッドからの生還

軽い気持ちで坊主頭にしてみたら大惨事になったというお話。

今年の5月の出来事です。髪型を丸坊主にしてみました。0.1mmのバリカンで丸刈り。剃刀で剃ってもらったわけではないので,本当のスキンヘッドではないのですが見た目はほぼスキンヘッドになりました。

理由は,何となく暇だったから。そう,いつもの気まぐれだったのです。私は日ごろ極端な短髪ですが,丸坊主は初体験。初めて頭を丸めてみて気づいたことを少々。

坊主頭はまだ早い

違和感があるのは最初だけで,そのうち見慣れるんじゃないかなと高を括っていたのですが,これが困ったことに何度,見ても見慣れる気配がない。

「丸坊主って才能がないと似合わないんだな」と実感いたしました。

坊主頭の人間が口に白いマスクをして外出すると,どことなく重病人の雰囲気に。ドキュンはドキュンでも方向性が違う。これはいけません。

髪がある人は,もっと年を取ってから坊主頭にした方がよいでしょう。何も急ぐ必要はありません

洗面台で鏡を見るたびに驚く

朝,洗面台で顔を洗った後,顔を上げて鏡で自分の顔を見るたびに「わー,髪がない」ってびっくりしてしまいました。

丸坊主にして気づいたことは,前髪はなかなか生え揃わないということです。後ろと側面は順調に生えるのですが,前面だけは相変わらず坊主のままなのです。

そうやって,違和感がなくなるまで2週間程度掛かりました。

3週間後

散髪しに某理容室に行ってきました。

「丸坊主から3週間目で,さらに髪を切る用事なんてあるの?」と思った人がいるかもしれません。用事がなければ行きません。(きっぱり)

前髪は温存してもらうことにして,ほかは 0.1mmのバリカンで刈り上げてもらうことにしました。仕上がりはほぼいつもの髪型。こうして私は,ほぼスキンヘッドから生還したのです。

あの髪型(本当に髪型と呼べるのか分かりませんが)は難易度が高すぎます。でも年を取ったらまた挑戦してしまいそう。

日ごろ坊主頭の人は,頭は自分で剃って,顔はたまにお店で剃ってもらっているんじゃないかと想像できますが実態は不明。調査が必要ですね。

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